〔プレビュー〕信州クロス第8戦「南信州ラウンド」見どころ紹介!
冬自転車(シクロクロス)の信州シクロクロス第8戦「南信州ランド」は12月23日(日)に上伊那郡中川村「天の中川河川公園」内特設コースにて開催される。今回はクリスマスに行われる予定のこの大会の注目選手と見どころ、観戦案内をお伝えします。
南信州ラウンド概要
信州シクロクロス第8戦 南信州ラウンド
主 催 :シクロクロスミーティング実行委員会
担 当 :ボンシャンス倶楽部
開催日:2018 年12月23日(日)
会 場:上伊那郡中川村「天の中川河川公園」内特設コース
〒399-3802 長野県上伊那郡中川村片桐
スケジュール
《レーススケジュール》
10:00 カテゴリー4(C4)/女子カテゴリー2+3(CL2+3)※同時出走
10:50 マスターズの部(CM1+2+3)
10:51 カテゴリー3(C3)
11:40 カテゴリー2(C2)
11:40 女子カテゴリー1(CL1)
【試走時間】12:30~12:55
13:00 キッズの部(CK1+2)
13:30 カテゴリー1(C1)/ ジュニア(CJ)※同時出走
◇当日出走時間が変わることがあります。
必ずコミュニケにてご確認下さい。
特に同時出走と時差出走にお気を付けください。
南信州ラウンドの注目選手《出場予定》
C4クラス(ディビジョンⅣ)
エントリークラスのC4、今大会の見どころはクラブチームに所属するベテラン勢と高体連(高校)所属の若い選手達の「世代間闘争」がキーワード。ベテラン勢の注目は最年長57歳の中村守伸(スワコレーシング)が今季5回目のエントリー。さらに前節の上山田で惜しくも表彰台を逃した4位藤井芳範(Milepost BMC Racing)と5位砂子和久(長野銀行)が昇格を狙う。一方の若手はその上山田で藤井・砂子選手に肉薄した6位の田中裕一郎(松本工業)と7位の寺島桜汰(長野南)高校生がベテラン勢を退けての昇格を狙う。
前節の上山田で力走をみせた砂子和久(長野銀行)※画像中央
今年は高校の長野県国体代表強化選手にもなった田中裕一郎(松本工業)
南信州ラウンドで昇格を目指す寺島桜汰(長野南)
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CL3+2クラス(女子ディビジョンⅢ+Ⅱ)
女子クラス3+2クラスの出場者は4名。前節の上山田で3位表彰台の矢野麻利(八ヶ岳CYCLOCROSS CLUB)がエントリー。その他では夏の開田クリテリウムと山形村ヒルクライムで大活躍の清水朋美(Team 568)が出走。また先日の全日本選手権U-17に出場し3位の好成績をおさめた中学生の大蔵こころ(ボンシャンスユース)もエントリー。県外からは川島奈菜(Racing Heart/サッサーズ)が出走する。
前節の上山田で3位表彰台の矢野麻利(八ヶ岳CYCLOCROSS CLUB)※画像右
今季はロードでも活躍の清水朋美(Team 568)
全日本選手権U-17 で3位表彰台にあがった大蔵こころ(ボンシャンスユース)
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CM1+2+3(マスターズクラス)
長野県が誇るマスターズクラス。注目は先週の全日本選手権65歳以上の部で連覇を果たした茅野利秀(スワコレーシング)が信州クロスに凱旋する。その他では前節の上山田で60歳の部で優勝の小林英樹(COGS)と3位の工藤耕司(イナーメCX)の大ベテランの走りに注目。
全日本マスターズ王者として凱旋する茅野利秀(スワコレーシング)
前節上山田で表彰台の茅野利秀(スワコレーシング)・小林英樹(COGS)・工藤耕司(イナーメCX)
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C3クラス(ディビジョンⅢ)
C3の注目は前節、福井国体での大怪我から優勝と云う最高のかたちで復帰した渡邉鈴(イナーメ信濃山形)が今大会は昇格を目指して再び優勝を目指す。その他の注目は信州大学勢が好調、学連の1クラス(大学1部)に昇格した小林を筆頭に大森・西部・芦田と来季の信大を担う選手達が昇格を目指す。社会人勢では白樺湖・飯山と表彰台に上がった堺省吾(パワースポーツSICK)、その他の県勢では高嶌厚志(スワコレーシング)・鈴木一輝(COGS)等が注目。
国体での大怪我から見事に復帰した渡邉玲(イナーメ信濃山形)
今年は神宮クリテで優勝しC1にも昇格した小林弘幸(信州大)
シクロクロス東京でスタンバイする高嶌厚志(スワコレーシング)
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CL1クラス(女子ディビジョンⅠ)
女子の最上位カテゴリーは2名が出走予定。残念ながら長野県選手はいないが、今年の開幕白樺湖で4位・昨年の上山田で優勝の綿貫通穂(臼杵レーシング)と武藤優奈(TEAM YOUCAN)が出場。
昨年の上山田優勝の綿貫通穂(臼杵レーシング)
C2クラス(ディビジョンⅡ)
前節の上山田で惜しくも優勝を逃した高橋翔(#チャンネル)が今季の勢いそのままに昇格を狙う。今大会のこのカテゴリーは好調の山梨勢が多くエントリー。長野県勢は飯山ナイターで表彰台の山本聖吾(スワコ)や飯田貴之(チーム・ホシ)の走りに期待。
今季はコンスタントに表彰台にあがる高橋翔(#チャンネル)
飯山ではC4で優勝した山本聖吾(スワコ)
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CK2+1クラス(小学校低学年+高学年の部)
キッズの部は唯一の女子選手上田あかり(上田家)が最年少7歳でエントリー。続いて今季転戦組の近藤虎流(イナーメ信濃山形)と榛澤有輝(BR)の8歳・9歳がエントリー。高学年では今年の信州クロス・MTBを盛上げた山田愛太(Pro Ride)と澤井千洋(TEAM GRM:山梨)がエントリーした。
開幕戦の表彰台にあがる近藤虎流(イナーメ信濃山形)澤井千洋(TEAM GRM)榛澤有輝(BR)
全日本MTBの小学生高学年の部で優勝の山田愛太(Pro Ride)と2位の澤井千洋(TEAM GRM)
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CJクラス(ジュニア:高校生)
ジュニアは今回1名がエントリー。全日本選手権3位表彰台の鈴木来人(伊那北)がエリート選手と混走することになる。
大雪の全日本選手権で3位表彰台にあがった鈴木来人(伊那北)
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C1クラス(ディビジョンⅠ)
最上位カテゴリーのC1。先日の全日本選手権で6位入賞の丸山厚(チームリドレー)と8位の兼子博昭(スワコレーシング)信州クロスの顔がそれぞれ出場。同じく全日本に出場した片桐翼(TEAM GRM)と橋本嶺登(長野大学)の信州クロスの次世代を担う10代の若手2人がベテランに挑む。さらに大学連盟からは佐藤大志・宇志兄弟(明星大)がエントリー、Jr時代に信州クロスで実績がある二人が全日本選手権組を脅かす走りをみせることを期待したい。その他の県勢ではMTBのマスターズでも活躍する澤田雄一(チームサイクルマインド)や、シクロクロスの運営だけで無く選手としても活躍する矢野大介(Speedvagen Family Racing)の走りに期待したい。
信州クロス開幕戦で表彰台に上がる兼子博昭(スワコレーシング)と丸山厚(チームリドレー)
大雪の全日本選手権を走る橋本嶺登(長野大学)
前節の上山田C2クラス優勝で昇格した佐藤宇志(明星大学)
夏のMTBシリーズでも活躍した澤田雄一(サイクルマインド)
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観戦者情報
南信州ラウンド 中川村「天の中川河川公園」
河川敷沿いのコースでコースの大部分を覆う芝生が特徴。起伏は殆ど無いハイスピードコースでこのコースも初めてシクロクロスを走る初心者には走りやすい。ここも例年天候には恵まれる。関東からアクセスのしやすい上山田に対して、南信州は名古屋を始めとした中京エリアからのアクセスがしやすい。
〔観戦者情報〕 駐車場〇 トイレ△ コンビニ△ 宿泊△ 屋台・出店・出展× 食事△ 売店× 観光△ 待機所・お休み処△ 公共交通△ |
◇コース内に駐車するとレース中は車を出せないので、動かす方は公園外の駐車場へ
◇最寄駅のJR飯田線「伊那田島駅」から約3km
◇スーパーとレストランが近くにある。
◇日帰り温泉情報(信州シクロクロス公式Facebookより)
昨年のハイライト映像
(参照元:Youtube)
2018-19信州クロスシリーズ
長野県内開催最後の大会となります。
クリスマスにシクロクロスを…
多くの方のご来場をお待ちしています。
2018年最後まで長野県選手と
信州クロスを走る全ての選手に
温かいご声援を宜しくお願い致します。
関連LINK
信州シクロクロス(シクロクロスミーティング公式HP)
日本シクロクロス競技者主催協会(AJOCC)
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