〔特別寄稿〕室内自転車競技のドイツ・ジュニアチームが来日
今回は初の試みとして、9月に東京都立川市で行われた室内自転車競技ジャパンカップ2018の模様を、バックス事務所の松本敦さまより寄稿頂きました。長野県内サイクリストの皆さんには普段あまり馴染みの無い室内自転車の世界を是非知って頂ければ幸いです。
サイクルサッカーと長野県の関係は「東京工業大学自転車部サイクルサッカー班」が毎年県内で合宿を行っており、今後も当サイトでは室内自転車競技の情報をお知らせすることで長野県との結びつきを強めて行けたらと思います。
※室内自転車競技は「サイクルサッカー」と「サイクルフィギュア」があります
ジャパンカップ2018レポート
室内自転車競技のドイツ・ジュニアチームが来日
華麗なフィギュアの技に息を飲む!
「ジャパンカップ」は日本とドイツ・ジュニアチームの室内自転車競技を通じた交流を起源とする国際大会だが、今年は「ジャパンカップ2018」(主催:日本自転車競技連盟)として東京・立川市で9月29日に初開催された。大会招致を実現させたのは、3年前から地域に根ざしたクラブ運営を志向した「たちかわサイクルサッカークラブ」。多摩川サイクリングロードに面した旧多摩川小学校跡にある“たちかわ想像舎”を拠点に活動をしている。
サイクルサッカー12チーム(ドイツから3チーム6選手来日)がリーグ戦を行い、1位と2位はドイツチーム、3位にたちかわサイクルサッカークラブが入賞。フィギュアはドイツからの6人で演技が行われ、たくさんの観客がその妙技に魅入った。来日ドイツ・ジュニアチームのプロフィールはこちら。
現在サイクルサッカー界でも最高峰のドイツチーム
華麗な演技で会場を魅了するドイツフィギュアチーム
3位になったたちかわサイクルサッカークラブは、8月12日に香港で行われた「2018 Hong Kong Open」で優勝した赤津陸選手&松田鋼選手(たちかわサイクルサッカークラブ所属)のペアで、松田選手がクラブ代表者。コメントをもらった。
「新聞で事前告知をできたので、関係者ではない普通の人たちに室内競技を見ていただけました。おかげさまで地元の中学生が4人、高校生もクラブに入ってもらえそうです。関東ではフィギュアの選手がいない状況ですが、やりたい人がいれば自転車や指導者も用意できるので、たちかわサイクルサッカークラブのホームページをぜひチェックして連絡ください!」 http://komunich.wixsite.com/tachikawa たちかわサイクルサッカークラブ代表の松田鋼代表 |
レポート 松本 敦(バックス事務所)
写真提供 © 渡辺 裕
大会の模様
今回、長野県内のサイクリストの皆さんにも室内自転車競技を知って頂くべく渡辺裕さんより貴重な大会中の画像の掲載許可を頂きました。大会の模様も是非ご覧ください。
ボールを奪い合う選手達(たちかわサイクルサッカークラブ:黄色のジャージ)
ゴール前でシュートする赤津選手(たちかわサイクルサッカークラブ)
息のあった技を見せるドイツ女子ペア
サイクリング長野より
サイクリング長野は、今年の6月に「たちかわサイクルサッカークラブ」を訪問させて頂きました。そこで見せて頂いたのは、規模が小さくとも熱心にボールを追う選手達とそれを支える人達の姿でした。そして、自転車にはこんな楽しみ方があるのか?と新たな世界を垣間見た気がします。今後も当サイトでは室内競技の情報も紹介して行きたいと思います。また「たちかわサイクルサッカークラブ」では見学や体験会も行っております。東京へ行った際など体験をしてみたい方が是非ご一報下さい。
たちかわサイクルサッカークラブは毎週日曜日に活動しています。
今回は初めて外部から特別寄稿を頂きました。
松本さま・渡辺さま
貴重なレポートありがとうございました。
重ね重ねになりますが、当サイトでは
今後も室内自転車競技の情報も
提供して行きたいと思います。
ぜひ日本の室内自転車競技にも
温かいご声援をお願い致します。
関連LINK
日本室内自転車競技連盟(公式HP)
JCF室内自転車競技HP(JCF公式HPより)
たちかわサイクルサッカークラブ(公式HP)
東工大自転車部サイクルサッカー班(Twitter)
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