〔結果〕第13回明治神宮外苑大学クリテリウム2019 長野県選手の結果。

明治神宮外苑大学クリテリウム2019 長野県選手の結果

 

  3月10日(日)明治神宮外苑特別コースにて大学連盟(学連)主催の「第13回明治神宮外苑大学クリテリウム」が行われた。この大会は平成30年度の大学ロードレースカップシリーズ(RCS)の最終戦で、昨年の4月に飯山で開幕戦を迎えて以来およそ1年にわたって繰り広げられたRCS大会は、昨日の神宮クリテリウムを持って今季の全日程を消化した。今回は最終戦に出場した全長野県関連選手の結果をお知らせします。

 

 

長野県関連出場選手の結果

全レース公式リザルト〔PDF:学連公式〕

ディビジョン3〔A組〕

Group 3(1.5km×4₌6km)出走26名(完走22名)

1位 岡田俊平 筑波大 
2位 田仲俊太 鹿体大 0
3位 藤原遼祐 東海大 0
5位 秋山智広 信州大 +1

 

 序盤から積極的な走りをみせた秋山(信州大)がオープニングレースで5位入賞を果たした。
〔画像:右の緑×白のジャージ〕

 

 


 

ディビジョン3〔B組〕

Group 3(1.5km×4₌6km)出走33名(完走26名)

1位 東矢圭吾  中央大 
2位 岸田 剛  鹿体大 +1
3位 依田淳之介 東京大 +3
5位 橋本嶺登  長野大 +4
14位 芦田 健  信州大 +7

 

橋本(長野大)は最終ゴールスプリントで落車に巻込まれながら5位で最終戦を終えた。

 

 

落車選手との接触を何とか回避した橋本選手だが
レース後に後輪が大破、衝撃の大きさを物語っていた。
幸い橋本選手にケガは無く無事にシーズンを終えた。

 

3週目に神宮球場前でアタックを仕掛ける芦田(信州大)
新年度へ期待が持てる走りをみせた。

 


 

ディビジョン3〔C組〕

Group 3(1.5km×4₌6km)出走28名(完走19名)

1位 坂野 匠  東京大 
2位 山本 耀介 北 大 +1
3位 三浦 隆也 東海大 +3
ーー 下村 忠  信州大 《途中棄権》

 

メイン集団のペースアップに無念の途中棄権となった下村(信州大)

 

 

 


 

ディビジョン2〔A組〕

Group 2(1.5km×8₌ 12km)出走42名(完走29名)

1位 小嶋健太  日本大 
2位 成海大聖  鹿体大  0
3位 花田凱成  明治大  0
9位 佐藤宇志  明星大 +1
13位 堀江省吾  信州大 +6

 

チームメイトを牽引する佐藤宇志(明星大-下諏訪向陽出)
今大会では積極的かつ非常に存在感ある走りを見せつけた。

 

4年生として最後のレースを走った堀江省吾(信州大)

 

 


 

ディビジョン2〔B組〕

Group 2(1.5km×8₌ 12km)出走41名(完走30名)

1位 清水貴梨  日本大 
2位 佐々木洸太 明星大  0
3位 河野相真  鹿体大  0
26位 佐藤大志  明星大 +24
ーー 増田遼馬  信州大 《途中棄権》

 

チームプレーに徹した佐藤大志(明星大)は献身的な走りをみせた。

 

今季の信大を引っ張った増田遼馬は4年生として最後のレースとなった。

 


 

ディビジョン1 大学対抗戦

Group 1(1.5km×20₌ 30km)出走58名(完走30名)

1位 沢田桂太郎 日本大 
2位 孫崎大樹  早 大  0
3位 大前 翔  慶応大  0
17位 小林弘幸  信州大 +5
ーー 寺尾 駿  信州大 《途中棄権》
ーー 熊野勇介  信州大 《途中棄権》

 

中盤で積極的に動いた小林(信州大)は着実に力をつけていることをアピールした。

 

熊野・寺尾(共に信州大)の両選手は力走するも途中棄権となった。

 

 

今大会を振り返って

 

 先ず最初に、今シーズンの信州大学と昨年の長野県代表チームを牽引した信州大学4年生の増田遼馬堀江省吾両選手の功績を称えたい。卒業前の忙しい時期でコンディションを整えることが難しかったと思うが、その中で共に最後の有志を見せてくれた。両選手の県大学自転車界に対する尽力に心より感謝の念を表したい。

一方で、先輩のバトンを引き継ぐ下級生達も一応に積極的なレースを見せた。1年生では、明星大の佐藤大志宇志兄弟はチームオーダーをしっかりとこなしチームに貢献、2年目の飛躍を否が応でも期待させる楽しみなルーキーイヤーとなった。また、信州大1年生の秋山芦田両選手も終始攻めの姿勢を見せてレースにしっかりと絡んだ辺りは次期の活躍を予感させる。その他では、今シーズン新生長野大学を一身に背負った橋本嶺登も今シーズン中盤にコンディション調整に苦しんだが、夏以降復調を見せ、来期は上位カテゴリー昇格とインカレ出場が期待される。

久しぶりの1部リーグでの「対抗戦」に出場した信州大勢。その中でも、昨年この大会3部で優勝した小林弘幸はレース終盤にかけて、自ら積極的に攻撃を仕掛けトップカテゴリーでも充分に活躍出来ることを証明してみせた。

来季の信大は新たに、1部強豪校に挑戦して行く新しい段階へと突入する。その為「チーム全体の意識の向上」を始めとしたソフト面での底上げと、「基礎体力・技術向上」も含めたハード面でのさらなる底上げが同時に求められる。兼平優希新主将を中心に新チームの選手一人一人の一層の奮起と、挑戦者として積極的に強豪校に挑む走りを期待したい

最後に、今大会はコンディション不良で出走を取りやめる選手も多かった。大学自転車界はこれから約1か月のオフシーズンとなるが、その間に各自が体調を管理して万全の体制で開幕戦を迎えられるよう自己管理に努めて欲しい。

 

ラストレースの試走で集団の先頭を走る増田遼馬(信州大)

 

 

記事で振り返る県大学自転車今シーズン

 

 

 

 

今年度の大学自転車が

全ての日程を消化し終了致しました。

多くのご支援・ご声援

心より御礼申し上げます。

 

早くも1か月後には、新入生を迎え

新たなるシーズンが始まります。

県サイクリストの皆さんには

来季も信州の大学自転車選手達に

温かいご声援をお願い致します。

また、8月・9月とトラック・ロードのインカレが

長県内で開催されます。

是非多くの皆さんに会場へ足を運んで頂けますよう

重ねてお願い申し上げます。

 

 

関連LINK

第13回明治神宮外苑クリテリウム(公式HP)

日本学生自転車競技連盟

 



 

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