〔レポート〕一人大阪夏の陣!シェアサイクル半日旅!《前編》
今年の春頃?長野県で初めて松本市がシェアサイクルを始めた!と云う記事を書きました。あの記事ですが、非常に視聴率が高くて、分析してみると県外からのアクセスが非常に多い。ただ、そもそもシェアサイクルに乗ったことの無い奴が何でエラソーにシェアサイクルを語っているのか??と云うことで、その後すぐに東京や他都市で乗ろうとしたのですが雨が降ったりしてなかなか乗れなかった。
このままでは、松本市にも申し訳無いと思ったまま暦が剥がれて… ようやく真夏の大阪で無理やり半日の休みを作りシェアサイクル乗って来ました!そのレポートを公開したいと思います。
注意:タイトルのわりに面白い事おこりません。オチも無いのでご注意を!
一人大坂夏の陣!シェアサイクル弾丸半日旅行《前編》
《初めに》
かなり強引に大阪で半日こじ開けてシェアサイクルに乗ってきました。
で!どんな旅をすればいいのか?ちょっと迷いました。
大阪市は基本的に「長野市」や「松本市」より断然に土地勘があるので…
最初は、堺市の「仁徳天皇陵+自転車博物館+シマノ」と思ったのですが
あぁ…その企画って去年やってるよね。と云うことで
最近、我が上田市で大流行の「真田丸」をテーマに旅をしてみよう!
「大坂の陣と真田幸村の足跡を追って…」と云う旅のテーマを定めました。
午後に西宮でミーティングがあったため
《通天閣から大坂城まで》
《9時~12時過ぎまで》
という条件付きの駆け足旅行!?
そんな訳で当日同様にダッシュで!レポート始めます…
朝8時頃、関西のアジトから徒歩5分の新世界地区に来ましたよ…
旅の始まりは新世界のスパワールド&ドンキの中にあるファミリーマート。
ファミマの端末で大阪シェアバイク1日券(1500円)を購入。
とりあえず、スマホで予約とかアプリをダウンロードとか
1日券であれば面倒臭い手続きはいらず、その場で購入できます!
レジで1日パスを発行してもらい書かれている
暗証番号がシェアサイクルの鍵になります。
大阪ではDocomoのシェアサイクルで
ファミマの他セブンイレブンでも1日券を購入可能。
購入は簡単だったのですが!ここからスマホに記載されている駐輪場を探すのが一苦労!
スマホの案内がざっくり過ぎてこのスパワールドのどこに駐輪場があるか解らず
地下駐車場の守衛所のお姉さんに教わって「サイクルポート」に行ってみる!
散々迷って!「サイクルポート」は結局スパワールドの大階段の下にあった…
これは本当に解からん!!15分位この敷地内を探した。
この看板、今になれば解かるけど…この前を2~3回通ったよ。
何か問題があるのはインフォでは無く、自分かも…
ようやく東京でもよくみるDocomoの赤いシェアバイクとご対面。
とりあえず全て空気圧と自転車のガタを見たが
ここは屋根の下だし整備は良く行き届いていたと思う。
この電卓みたいな部分に先ほど発行された
1日券の暗証番号を入れると鍵が外れて使用が出来る。
これが… なかなか手こずった!
スマホ払いも出来るようだが、もう面倒臭い!先ず携帯がDocomoじゃ無いし…
シェアバイクは勿論「電動アシスト」なのだが
バッテリーの充電量が乏しい。
最もコンディションの良かったので残り60%…
まぁとりあえず乗って見ましょう!
と、云うことで初めてシェアバイクに乗る!
「サイクリング長野」とか気取ったことをやって
長野の自転車関係者の代弁者のごとく調子に乗ってるのに
「電動アシスト自転車」に生まれて初めて乗る。
何だかんだで初めてチケットを買って出発するまでに1時間近くかかった…
急いで通天閣の下を通って最初の目的地へ!
電動自転車…
「アレはいいものだ!」誰かが背中を押してくれる。
これが電気のチカラか…
通天閣の下を通り逢阪の坂道を登って最初の訪問地は
伝・真田幸村終焉の地「安居天満宮」へ
〔通天閣→安居天神:距離550m〕
ここには真田幸村像と幸村戦死の碑がある。
社務所の神主さん夫妻とは個人的に長いお付き合いで
大阪に行く際は必ずお供え物を持って行く…
NHKの「真田太平記」「真田丸」両ドラマで
幸村最後のシーンとなった神社の軒下。
先ずは真田幸村の旅1カ所目。
この新世界・天王寺界隈は交通量も多いが自転車専用レーンが存在するので
交通量の割りには走りやすい。
安居天神から逢阪を登ると聖徳太子でお馴染みの四天王寺に到着。
この付近が大阪夏の陣の激戦地となった。
(安居天神→四天王寺:距離350m)
庚申堂へ到着
ここは日本で最初の庚申尊出現の地と言われ
伝・真田十勇士穴山小助終焉の地とされています。
(四天王寺→四天王寺庚申堂:距離700m)
庚申堂に入ると、お寺の方が
「暑いのによくお参り下さいました」と声をかけて下さいました。
お参りを終えると「道中お気をつけて…」と。
その言葉がとても優しく心に沁みる一時…
いよいよ天王寺地区を少し離れると歩道が歩車分離に…
ただ、自転車道を歩いている人が意外と多かった。
普段よくこの辺りを通るのだが自転車に乗ることで
ここに分離道路があることに気付いた!
そして、次は真田山エリア(真田丸)へ…
庚申堂からおよそ3km離れた真田山エリア周辺へ…
この付近が所謂「伝・真田丸跡」となる。
真田丸と云えば「真田幸村像」と「真田の抜け穴」がある三光神社へ
(庚申堂→三光神社:距離3.3km)
境内には幸村像と抜け穴があるのだが…
とにかく暑い!こんな日に自転車移動とは!
段々と苦行の様相を呈して来た…
三光神社の真裏側には心眼時と云うお寺があり
ここにも「真田幸村出丸後の碑」がある。
(三光神社→心眼寺:距離350m)
確か3年程前だろうか?心眼寺には新しく真田幸村のお墓が出来た。
因みに非公開ながら京都の竜安寺にも幸村の墓がある。
城郭マニアの方・平山優氏のファンの方は言わずもがなですが、
真田ファンの方は、広島市博物館所蔵の江戸中期の文献
「全国古城之図 摂津真田丸」を片手にこの界隈で「惣構え」を想像すると
この辺りの地形が一段と興味深いものになるのでオススメです!
城と云う字は「土を持って成る」石垣なんぞある段階で城では…無い!(俺談)
尊敬するのは信州の偉人「宮坂武男先生」。信州の典型的な城ヲタで
山城土塁萌え系・スーパーストロングスタイルの自分ですが
この辺りの地形を見ていると、専門外の自分でも
何度来ても《萌れ》ます!ご飯3杯くらいは行けそうです!!
オススメです!
※自転車を語らず(知識が無くて語れず)
ここぞとばかりに知ったかぶりで
城を語る信州の自転車総合サイト
サイクリング長野です…
なお心眼寺の前にある大阪明星高校にも3年程前に新しく真田丸の碑が出来てます。
円珠庵に到着、自転車を止めるスペースが無いため無理に置かせて頂いた。
鎌八幡とも呼ばれ、真田幸村が鎌を打ち戦勝を祈願したと伝わる。
ただし境内は撮影禁止、静かに手を合わさせて頂いた。
このお寺の前の坂を下り大阪城へ向かう!
(心眼寺→円珠庵:距離400m)
大坂城へ向かう途中で「越中井」の前を通る。
越中井とは細川越中守忠興の屋敷あとで
たまこと「細川ガラシャ」の終焉の地とされています。
(円珠庵→越中井:距離1km)
今でも細川屋敷の井戸が残され、この日は暑い中
近所の若い女性の方が一人、この井戸と祠の周りを綺麗に掃き清めていました。
その光景が何とも神秘的で今も心に焼き付いています…。
そんな訳で越中井からダッシュで大坂城へ!滞在時間30秒で帰路へ!
(越中井→大坂城:距離700m)
走った距離《往路》7.35km 新世界・スパワールド→通天閣→安居神社(距離:550m)
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と、云う訳で
大阪でシェアサイクルの旅
「一人大坂夏の陣」の前半終了です。
おっさんが、真夜中に一年ぶりの旅行記?
を書いてますが…
とにかく真夏の危険な暑さの日に加え
午後イチに西宮市でミーティングがあった為に
自転車でかっ飛ばしてきました!
それと、今さら思ったのですが
こういう企画にはサイクルコンピューターを
持って来てログをとらないとダメですね…
反省をしつつ、後半を近日公開の予定です。
これ誰が読むのだろうか??
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