〔結果〕復興へ!Ride wiht One Soul!!「2019信州クロス飯山ラウンド」全カテゴリー入賞者の紹介。

「令和6年 能登半島地震」で被災された全ての皆様に心よりお見舞いを申し上げます。度重なる報道を見ていると本当に圧し潰されるような感情が去来します。特に一昨年お世話になった能登島コミュニティセンターが避難所になっているとのこと…。いまこの時点で出来ることは多くありませんが、当サイトも皆様の御心に寄り添い、皆様と共にありたいと思っております。どなた様も引き続き余震が続いておりますので、先ずはくれぐれも安全にお過ごしください。〔1月5日〕 

〔結果〕復興へ!「2019信州クロス飯山ラウンド」全カテゴリー入賞者の紹介。

 

 台風19号の影響で開催が危ぶまれた「信州クロス飯山ラウンド」(JCX公式戦第三戦)が11月10日(日)に飯山市長峰スポーツ公園にて開催された。大会は、同日に関西クロスが開催されているのにも関わらず、県内外から実に200名近い選手がエントリー。沢山の選手が被災した飯山市で力走を見せ会場を大いに沸かせた。全カテゴリーの入賞者は下記の通り…

 

※会場に来られた方はご存知だと思いますが
 今回サイクリング長野は、前日にいきなり
 審判に指名されました…
 その関係でレース中の写真が無いことを
 ご了承下さい。

 

 

飯山ラウンド各カテゴリーの入賞者

 

※紫字の選手は長野県登録・長野県内チーム・出身選手。

 

キッズカテゴリー(小学校低学年・高学年の部)

1位 水谷 悠平 (MZT)
2位 矢野 柊  (八ヶ岳CYCLOCROSS CLUB)
3位 近藤 虎流 (イナーメ信濃山形)
4位 鈴木 名人 (ボンシャンスキッズ)
5位 田崎 嘉人 (F(t)麒麟山Racing)
公式リザルト(AJOCC公式HPより)

 

昨年の飯山ラウンド初日3位・二日目2位だった水谷悠平(MZT:新潟県)が今年は堂々の優勝を果たした。
2位・3位には今年信州クロス初登場となった矢野柊と近藤虎流の両長野県選手が今季初表彰台。

 

 


 

U-15(15歳以下の部)

1位 澤井 千洋 (TEAM GRM)
2位 谷川 希生 (富山サイクルスポーツクラブ)
公式リザルト(AJOCC公式HPより)

 

信州クロス開幕戦からU-15三連勝となった澤井千洋(TEAM GRM:山梨県)

 

 


 

ジュニア(高校生の部)

1位 松本 一成(TEAM SCOTT JAPAN:諏訪実)
2位 鈴木 来人(Bonne Chance:伊那北)
公式リザルト
(AJOCC公式HPより)

 

ジュニア優勝は松本一成(TEAM SCOTT JAPAN)となった。
注目の鈴木来人(Bonne Chance)は途中まで独走だったが走行中のトラブルにより
大きなタイムギャップを失うことになった。

 


 

マスターズ(壮年50歳・55歳・60歳以上の部)

1位 余語 賢司 (NCFR)
2位 浅井 秀樹 (SNEL CYCLOCROSS)
3位 山本 誠一 (EVOLUTION)
4位 松本 伸実 (Zerona!)
5位 金子 直樹 (legarisi Igname)
6位 加藤 哲  (Infinity-K10s)
7位 斉藤 誠  (ベーグルワン)
8位 加藤 裕  (SPADE ACE CX TEAM)
公式リザルト(AJOCC公式HPより)
※順位はマスターズ全体の順位です。

 

マスターズ各世代優勝者(画像左より)
55歳以上の部優勝:加藤哲(Infinity-K10s:東京)
50歳以上の部優勝:余語賢司(NCFR:東京)
60歳以上の部優勝:工藤耕司(イナーメCX)

 


 

マスターズ(壮年40歳・45歳以上の部)

1位 石川 正道 (Champion System Japan Test Team)
2位 田崎 友康 (F(t)麒麟山Racing)
3位 瀬戸 幸正 (ベーグルワン)

4位 賀来 成能 (茨城CXレーシングチーム)
5位 中村 秀典 (COGS)
6位 清水 達也 (北陸ドロタボウ)
7位 水野 康弘 (FRIETEN)
8位 森  久  (FRIETEN)
公式リザルト(AJOCC公式HPより)
※順位はマスターズ全体の順位です。

 


 

C4クラス(男子4部)

1位 杉本 卓史 (白桃肉Chorizo)※昇格
2位 Matheny Blake(KZ47)
3位 川崎 佳典 (スワコレーシング)

4位 櫻井 大和 (TEAM YOU CAN)
5位 小牧 宏成 (トンデモクラブCSKAGA)
6位 平山 大地 (松本工業高校)
7位 黒崎 隆夫 (AIOLOS)
8位 小林 雅幸 (イナーメ信濃山形)
公式リザルト(AJOCC公式HPより)

 

優勝の杉本卓史(白桃肉Chorizo)はカテゴリー3への昇格を決めた。

 

 


 

C3クラス(男子3部)

1位 長島 慧明 (FM730CX)
2位 武田 欣五 (北陸ドロタボウ)※昇格
3位 宇賀 隆貴 (SHIDO-WORKS)

4位 古川 大地 (Rapha Cycling Club)
5位 今井 貴広 (JCCC)
6位 安田 浩輔 (パワーキック)
7位 宮坂 毅  (TEAM 568)
8位 石田 紀幸 (CycleClub.jp)
公式リザルト(AJOCC公式HPより)

C3優勝は若干14歳の長島選手!まだアンダーカテゴリーの為に
規定(C2は競技時間がU15選手には長すぎる為)により昇格は出来ないが、
その類まれな才能を存分に披露する大会となった。

 

 


 

CL2+3クラス(女子2部+3部)

1位 水谷 彩奈 (MZT)
2位 清水 朱美 (北陸ドロタボウ)
3位 松崎 光優 (Touch me シクロクロス)

4位 森  知多 (SNEL)
5位 佐野佳奈子 (CROSS YAMANASHI)
公式リザルト(AJOCC公式HPより)

 

今季初シクロクロス初登場の水谷選手(MZT)は昨年の上山田ラウンドに続き信州クロス通算2勝目。

 


 

C2クラス(男子2部)

1位 小林 慶次 (竹ノ梢)
2位 山田 拓海 (飯田風越高校)
3位 舟山 祥弘 (A-Pad CYCLING TEAM )

4位 飯田 貴之 (ROND CX TEAM)
5位 古畑 博志 (スワコレーシング)
6位 高橋 翔  (#)
7位 渡邊 鈴  (イナーメ信濃山形)
8位 岡田 紀彦 (アルゼンチンペソしかないよ)
公式リザルト(AJOCC公式HPより)

 

 


 

CL1クラス(女子1部)

1位 今井 美穂 (CO2bicycle)
2位 松本 璃奈 (TEAM SCOTT JAPAN:茅野高出)
3位 宮内佐季子 (Club La.sista Offroad Team)

4位 赤松 綾  (SimWorks Racing)
5位 唐見美世子 (弱虫ペダルサイクリングチーム)
6位 川崎 路子 (PAXPROJECT)

DNF   小田恵利花 (A-Pad CX GIRLS TEAM)
公式リザルト(AJOCC公式HPより)

 

途中から独走し今シーズンここまでの好調ぶりをアピールした今井美穂(CO2bicycle)
また、宮内選手より「来年は南の島へ行く為、お休みします!」と
サプライズの発表があり会場がどよめいた。

 

 


 

C1クラス(男子1部)

1位 前田 公平 (弱虫ペダルサイクリングチーム)
2位 小坂 光  (宇都宮ブリッツェン:佐久長聖出)
3位 竹内 遼  (FUKAYA RACING:飯山高出 )

4位 村上功太郎 (松山大学)
5位 竹之内 悠 (Toyo Frame)
6位 織田 聖  (弱虫ペダルサイクリングチーム)
7位 沢田 時  (TEAM BRIDGESTONE Cycling:長野市)
8位 山本 幸平 (DreamSeeker MTB Racing Team:長野市)
公式リザルト(AJOCC公式HPより)

 

国内のトップ選手が一同に会し非常にハイレベルな戦いとなったC1クラス。
優勝は現日本王者の前田公平選手(弱虫ペダルサイクリングチーム)
2位に小坂選手・3位地元飯山の竹内選手と両長野県出身選手が表彰台。

 

 

サイクリング長野より…

 

 

 

 

 先ずは、無事に大会が出来たことを

飯山市の皆様に心より御礼を申し上げます。

 

今回の大会ボランティアで来て下さった方や

役場の方の中には、自宅や車が浸水被害に遭い

今もなお困難な状況である方が多くいることを

スタッフから聞きしました。そんな状況にも関わらず

設営・運営など大会に多大なご尽力を頂きました。

その他にも、我々を快く受け入れて頂き

様々なおもてなしをして下さった地元の青年会や

各宿・食堂・お店の皆さんにも心より御礼を申し上げます。

また、急遽会場設営を請負ってくれた

信州大学の自転車競技部の皆さんにも

感謝したいと思います。

 

 

そして

 

こうした状況の中でも全国から沢山の選手が

飯山市と信州クロスの為に出場してくれました。

遠方から「この大会だからこそ!」と集まって

下さった選手の皆さん、本当にありがとうございました。

 

実は、会場へ来る時に…

 

今回最大の被害を受けた長野市の若穂地区を車で通りました。

そこで見たものは「紛れも無い本当の災害地」でした。

上山田の時もそうだったのですが

TVでは無くて、現地に立って初めてその被害の大きさを

身をもって痛感することになりました。

現状で長野県の北・東信州地区は

まだまだ極めて厳しい状況にあります。

来年のことなんてとても口に出来る状況ではありません。

飯山の復興もそうですし、特に上山田の惨状を見る限り

恐らく来年の信州クロスの通常開催もかなり厳しい状況です。

 

それでも…

いや、それだからこそ…

 

我々は来る「未来」を創って行かなければと

改めて痛感しました。出来るだけ早い将来で

再び元の生活が出来るように、 

再び信州クロスが通常のラインナップで開催出来るように…


今回、飯山大会が無事開催出来たこと

携わって頂いた全ての皆様に

今あらためて心より御礼申し上げます。

本当にありがとうございました。

 

サイクリング長野

 

 

 

 

 

 

 

関連LINK

飯山市

飯山市社会福祉協議会

信越自然郷アクティビティセンター

信州シクロクロス(シクロクロスミーティング公式HP)

日本シクロクロス競技者主催協会(AJOCC)

花の駅千曲川