〔速報〕「第35回全日本学生選手権個人ロードレース」で小出樹(京産大:松本工出)が3位表彰台の快挙!

「第35回全日本学生選手権個人ロードレース」にて小出樹(京産大:松本工)が三位表彰台の快挙!

 

  本日6月8日(土)群馬サイクルスポーツセンターで行われた大学個人ロードレース日本一を決める大会「第35回全日本学生選手権個人ロードレース」にて、昨年の長野県ロード代表の小出樹(京都産業大学:松本工出)がおよそ170名の全国の強豪を退けて3位入賞を果たした。詳しくは以下の通り…

 

 

※尚、本日は大会の運営役員として執務させて頂いた為
 レース中の写真はございませんのでご了承下さい。

 

レポート

 

 

 

 昨日、本州の梅雨入り宣言もあり、朝方から不安定な天気の中で最初に女子レースが開催された。途中かなり激しく雨が降る時間帯もあり、男子のレースは予定より15分程遅れでスタート。開始の段階では、路面がかなり濡れており最初の数周回はお互いに手探りの状態での幕開けとなった。

レースは3周目辺りが経過して10名程度の逃げが出来る。小出はこの逃げに入り、メインの大集団とおよそ1分~1分30秒のタイム差のまま中盤を迎えて行く。信州勢も佐藤兄弟(明星大)・岩原(神戸大:長野高出)に加え、信州大学勢が集団で虎視眈々とチャンスを伺う。

レース中盤で一度、プロトンが逃げていた集団を吸収し小出も一度集団に戻る。しかし、中盤から終盤にかけ再び逃げ集団形成。ここに再度小出が入り、残り3周回辺りからは徐々にペースについて行けなくなった選手達が脱落して行く。そんなサバイバル状態に入っても小出の足色は良く、しっかりと先頭集団に残りファイナルラップを迎えると、逃げと集団のタイムギャップも最大で2分近くに広がり、いよいよ勝負は先頭集団に残った3名に絞られる。この段階で小出vs日大勢2名と数的不利な状況ながらも、尚力強く最終局面へ突入して行く。

残り1km付近でいよいよ最終スプリント態勢が始まる。小出は先頭に出て、残り500m辺りでスプリントを開始。三人一丸となると、熱狂を伝える場内アナウンスと大歓声に迎えられ、最後は僅か7秒差で数的優位を作り出した日大勢がワンツーフィニッシュを決めた…。

リザルトだけを見れば、惜しくも勝利は得られなかったが、今日の小出の走りは終始レースの局面・局面で大きな存在感を見せ敢闘賞こそ設けられていなかったものの、それに匹敵するだけの存在感を充分に見せたレースでもあった。

レース直後「最後がダメだった」と呟いた小出だったが、月末の全日本選手権や、夏のインカレ、そして国体に向けこの一年の成長を大きくアピールする大会となった。また、今大会の信州勢は最後まで非常に良くファイトしており、期待通りの健闘を見せた。

 

 

 

〔速報〕リザルト

 

第35回全日本学生選手権個人ロードレース
群馬サイクルスポーツセンター(6km×28 周=168km)

第1位 片桐 東次郎 (日本大学) 4時間48分46秒
第2位 仮屋 和駿     (日本大学) 4時間48分48秒
第3位 小出  樹  (京産大学)    4時間48分53秒

※全公式リザルトについては、学連発表まで暫くお待ちください。

 

激闘となったレースの表彰台に上がる3名
(左から:仮屋・片桐・小出)

 

 

サイクリング長野より

 

 昨年の国体ロードレース以降、秋の都道府県大会も含め小出選手の走りは「非常に自信に満ちあふれている」ように見える。沿道で見ていても「アイツは何かやってくれる!」と頼もしく、不思議と見る人を惹きつける楽しさのようなものさえ感じさせてくれる。これから大きな大会が続くが、今年の小出の活躍を心より期待したい。

 

 

 

先ずは、20年振りに大学連盟の大会が

群馬サイクルスポーツセンターで行われた

と云うことで、大会に御尽力頂いた

地元の皆様に厚く御礼を申し上げます。

さて、今日は小出選手がやってくれました。

自分も運営として執務をしていたのですが

ラジオツールから伝わってくる

小出選手の力走は、心熱くなるものが

ありました。これからいよいよ

自転車界は重要な大会を多く迎えます。

県サイクリストの皆様には

長野県勢の奮闘に温かいご声援を

引き続き宜しくお願い申し上げます。

 

 

関連LINK

日本学生自転車競技連盟

群馬サイクルスポーツセンター

京都産業大学自転車競技部



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