〔レポート〕スポーツ自転車基礎講習 たちかわ創造舎主催「じてんしゃの学校FINAL」見学してきました!

「令和6年 能登半島地震」で被災された全ての皆様に心よりお見舞いを申し上げます。度重なる報道を見ていると本当に圧し潰されるような感情が去来します。特に一昨年お世話になった能登島コミュニティセンターが避難所になっているとのこと…。いまこの時点で出来ることは多くありませんが、当サイトも皆様の御心に寄り添い、皆様と共にありたいと思っております。どなた様も引き続き余震が続いておりますので、先ずはくれぐれも安全にお過ごしください。〔1月5日〕 

たちかわ創造舎「じてんしゃの学校FINAL」見学レポート

 

 2019年3月9日(土)に東京都立川市でおこなわれた たちかわ創造舎主催「じてんしゃの学校FINAL」を見学して来ました。このイベントは、2004年廃校になった多摩川小学校を利用した文化発信施設「たちかわ創造舎」の事業の一つ「サイクル・ステーション事業」の一環として開催されスポーツ自転車の基礎技術講習で、2015年に一般サイクリスト向けに始まった「じてんしゃ学校」はこの日が最終回となった。

最終回となった今回は、今までの自転車学校で行われた基礎スキルを一日かけて総復習。終了後には卒業の証であるピンバッジが参加者に贈呈された。長らく愛された「じてんしゃの学校」は新年度からは、より模擬レース等のゲーム性を高めながら基礎技術向上を目指す「たちかわサイクルゲームス」として新たなスタートを切る。

 

 

たちかわ創造舎「じてんしゃの学校」について

 

 たちかわ創造舎主催「じてんしゃの学校」は、JCFスポーツ自転車基礎スキルの著者であり、東京都自転車競技連盟普及委員会の松本敦氏、同普及委員会事務局長の日置聡氏などが中心となり運営を行って来た。松本敦氏は昨年の長野県自転車競技連盟主催の美鈴湖自転車学校でもゲストとして講師を務め長野県との関係も深い。

 

昨年の美鈴湖自転車学校で講師を務めた松本敦氏(都車連普及副委員長)

 

「JCFスポーツサイクル基礎スキル」に基づいたカリキュラムで行われる。

 

 

「じてんしゃの学校」 講座内容

 

 たちかわ創造舎サイクル・ステーション事業の一環として開催されてきた「じてんしゃ学校」も今回が最後、晴天にも恵まれ30人近い参加者が集まり、グループを三つに分けてローテーションで課題をこなした。基本的な内容は美鈴湖自転車学校のプログラム・JCF指導者講習会での指導内容とほぼ同じだが、講師の熟練度・参加者の技量共に水準の高さを感じた。

 

《ミーティング》

松本氏によるカリキュラムの説明や走行に関する注意が行われ
先ず最初に講師・参加者同士のコミュニケーションを図る。

 

 

《サドルプッシング》

「傾けた側へ自転車が曲がる」と云う特性を感覚で再認識する。

 

 

《S字スラローム》

ハンドルに頼らず身体を傾けて走行する基礎練習

 

 

《8の字スラローム》

次のコーナーを意識しながらラインを考え、スピードコントロールを行う

 

 

《一本橋》

視線を前に置き、ラインキープをするこれにより走行中の危険回避能力を上げる。

 

 

《シーソー》

一本橋同様に直線のラインどりコントロールと、衝撃の際の抜重を養う

 

 

《ボトル拾い》

アンバランスな状態でもバランスを保つ感覚を養う

 

 

《リンボー》

意識的にバランスを工夫して自転車を操る練習
特筆したいのは昨年の美鈴湖自転車学校で殆どの受講者が出来なかった。

 

 

《スタンディング》

1m×50㎝の四角の中に前輪を入れ、先ずは3秒静止するところから始める。

 

 

《急制動:パニックブレーキ》

自転車の制動力を理解して、万一の時に止まれる技術の習得を目指す。

 

 

《タンデム練習》

たちかわ創造舎名物の「タンデム体験」年に2回程タンデム専門講習会もある。

 

 

 

じてんしゃの学校 FINAL レポート 

 

 今回は立川創造舎(旧多摩川小学校)のグラウンドを使って行われた。この施設は多摩川サイクリングロードや河川敷とも直結しており、施設内には自転車店・サイクルカフェ・自動販売機・クローク・シャワーの他、無料の簡易休憩所も用意されており、一般のサイクリストにも愛されている。

 

校舎の4階に上がると校庭で行われている自転車学校が一望出来る。

 

教室はそのまま保存されおり、現在ではフィルムコミッション事業として映画の撮影等に使われている。

 

今回はタンデム自転車の他にもMTBやファットバイクも用意され
参加者は様々なタイプの自転車に乗ることも出来た。

 

今回はたちかわ創造舎名物のロケ弁付きのイベント!
何とオリジナルデザインのスペシャル弁当が用意された。
(クリックすると大きくなります!)

 

地域密着施設だけあって、地産地消「地の物」が中心のメニュー
春の日差しの中、校庭で食べるお弁当は最高だった。
お弁当屋さんの細かい仕事と心遣いがされたお弁当は本当に素晴らしかった!
(クリックすると大きくなります)

 

立川名物「うど」のお寿司と立川レモン美味しく頂きました。

 

 

新イベントと長野県の関係!

 

 2015年から始まった「じてんしゃの学校」は
これを持って一先ず終了となる。そして、新年度より
新イベント「たちかわサイクルゲームス」が開催される。
そのコンセプトは…

スポーツサイクルでゲーム性の高い遊びを楽しむうちに
自然と自転車操縦スキルがアップする!

これは、上田市で行われている
ロードバイクテクニカルゲームスから
着想を得たもので、今後…

上田市ロードバイクテクニカルゲームス」と
「たちかわCYCLING GAMES」は
姉妹イベントとして情報の共有等も行う予定。

当サイトとしても、長野と東京
立川市と上田市の新しい結びつきを
サポートして行きたいと思います。

 

たちかわCYCLING GAMESについては近日中に詳細をアップします。

 

立川じてんしゃ学校に行って来ました。

たちかわ創造舎については

昨年記事にしましたが、廃校を利用した

文化発信施設。長野県でも参考になる所が

多々あるかと思います。

自転車に興味のある方なら是非一度は

訪れて欲しい西東京の自転車の聖地です。

最後に、来月より長野県でも今年の

美鈴湖自転車学校が行われます。

東京・長野共に興味のある方は是非

ご参加ください。

それにしても楽しい自転車学校だった…

 

 

 

 

関連LINK

自転車の学校FINAL(たちかわ創造舎より)

たちかわCYCLING GAMES(たちかわ創造舎より)

たちかわ創造舎のロケ弁(たちかわ創造舎より)

たちかわ創造舎公式HP

入船茶屋(ヒトサラより)

立川レモンプロジェクト



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