〔レポート〕信州イチ!の自転車イベント「Rapha Super Cross NOBEYAMA 2019」《中編》
信州に自転車関連イベントは数々あれど、名実共にこの大会ほど熱狂的に盛り上がるイベントは他に無し…。今年も全国から熱狂的な自転車ファンを迎え「Rapha Super Cross NOBEYAMA」が11月23日(土)南牧村野辺山の滝沢牧場で行われた。今年は大会2日目が誰もが参加できる「野辺山グラベルチャレンジ」と云う新しいオフロードイベントを催したため、シクロクロスの大会自体は全1日の日程で行われた。大会はアジア最高峰の「UCI-1クラス」・「国内リーグ戦のJCX公式戦」・「信州クロス」の三つの大会の共催となり、出場選手もエリート選手から未就学児、60歳以上のシニア選手も出走。今年も応援の大声援とカウベルの音がの野辺山に鳴り響いた。午前からお昼過ぎまでの大会のレポートは以下の通り…
レポート《中編》
CL2+CL3(女子2部+3部)レースが終わるとC3(男子3部)の選手がラインナップを開始。
今年は長野県代表として活躍した田中裕一郎(松本工)が位置につく。
C3クラスのスタートを見送ると
ちょうどモーニングティータイムとなり会場は
ひとまずのんびりとした時間となる。
フードエリアには既に多くの観客が選手の走りを見守る。
モーニングティータイムに大人気だった「まちこさんの手作りドーナッツ」
お昼前にはアッという間に完売、滝沢牧場のオリジナルプリンはお土産に大人気。
今年の地元「南牧村商工会ブース」は炭火ステーキとライスバーガー(朝食メニュー)が人気
今年も大阪市MARCAと久我山Moutain River Breweryの2店の地ビール工房が
オリジナルビールで大会を盛り上げる。
そのフードエリアへの階段を駆け上がる宮坂毅(Team568:松本市)
滑りやすいフードエリアでバランスを崩す間藤清仁(NCC CEREZO:栃木)
激しい落車でジャージがボロボロになりながらも
ゴールを目指す藤井芳範(Milepost BMC Racing:長野県登録)
C3クラス(3部)は若手選手が表彰台を独占した。
〔画像左より:宇賀隆貴(SHIDO-WORKS)永野昇海(イナーメ信濃山形:神奈川)長島慧明(FM730CX)〕
スタートエリアではマスターズの選手達がラインナップ中。
招集時に久保UCI国際コミッセールの指示を聞く横島秀宜(COGS長野)
昨年の65歳以上の全日本チャンピョンで信州クロス最年長選手の
茅野利秀(スワコレーシング)が集団の先頭を走る。
ブッシュエリアを軽快にこなす金子直樹(legarsi igname:長野県)
信州クロス60歳以上の部で活躍する工藤耕司(イナーメCX:長野県)は
落車に見舞われ左半身が泥まみれにながらも力強い走りでゴールを目指す。
多くの選手がフライオーバーを乗車したまま登って行く。
ピット付近を通過して行く吉田基宏(松本エキノコックス)
ライバル選手とサイドバイサイドの力走を続ける横島秀宜(COGS長野)
CM3(壮年3部)で金子直樹(legarsi igname)が見事3位表彰台。
県勢のマスターズ選手で唯一今大会の表彰台にあがる。
11:30からはC2クラス(男子2部)がスタート。
スタートを前に背伸びをする高橋翔(#:信州大院)
スタート同時に砂煙を上げながら第1コーナーへ殺到するC2の選手達。
オープニングから昨年の上山田ラウンドで表彰台を分け合った
高橋翔(#:信州大院)と岡田紀彦(アルゼンチンペソしかないよ)が激しく競り合う
早朝の試走で変速機を壊してしまい借りたバイクで出走したのは
今年の中部八県対抗戦の長野県代表 渡邊鈴(イナーメ信濃山形)
テクニカルな雑木林エリアを力走する笠原 宏紀(ROND CX TEAM:駒ケ根市)
フライオーバーを慎重にこなして行く寺尾俊(信州大)
機材トラブルにより自転車を担いで走る上田美光(ROND CX TEAM/テープジャパン:駒ケ根市)
2部レースが終わると未就学児の部の選手達がスタートにつく。
スタートを前にどの選手にも期待と緊張が高まる。
いっせいにスタートを切るキンダーガーテン(未就学児)の選手達。
所謂「ランバイク」での出場選手も多いこの大会。
未就学児のレースが終わるといよいよエリートカテゴリーの選手達のレースとなる。
お昼を前に会場は、ますます多くのファンでにぎわった。
と、云う訳で《中編》も終了です。
今回はメディアで入ってずっと写真を
撮影していたので撮影枚数が1000枚を
軽く超えて、撮影した写真を見るだけでも
物凄い時間が…、かなり端折ってお伝えを
していて申し訳ありません。
後編は、いよいよUCIレースをお伝えします。
これも出来るだけ早くやりますので
お楽しみに…
関連LINK
スーパークロス野辺山(公式HP)
滝沢牧場(会場)
信州シクロクロス(シクロクロスミーティング公式HP)
日本シクロクロス競技者主催協会(AJOCC)
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