〔レポート〕シクロクロス全日本選手権 大会二日目《後編》
冬自転車シクロクロスの日本一決定戦「第24回シクロクロス全日本選手権」が10月8日・9日に滋賀県高島市マキノ高原で行われた。大会二日目のマキノ高原は朝から激しい雪に見舞われ会場を訪れた全ての人にとって非常に厳しいコンディションとなった。
レースは最後の種目である男子エリートとなった。今大会県勢出走者の注目は、昨年の王者小坂光(宇都宮ブリッツェン:佐久長聖出)の連覇が注目される一方で、昨年準優勝の横山航太(シマノレーシング:篠ノ井高出)や2015年の王者で今年から長野市に活動拠点を移した沢田時(ブリヂストン)。また、信州シクロクロスシリーズの顔とも言える小坂正則・兼子博昭・山田憲司のスワコレーシング勢、丸山厚(リドレー)・松本駿(TEAM SCOTT)等が長野県からは日本王者タイトルに挑戦した。
大会二日目 男子エリートの様子
レースを前に集中するディフェンディングチャンピョンの小坂光(宇都宮ブリッツェン)
同じくレース前に目を閉じて集中している姿が印象的だった“父”小坂正則(スワコレーシング)
好スタートをきったのは画像右の丸山厚(チームリドレー)
キャンバーで丸山選手からリードを奪う横山航太(シマノレーシング)
プロ選手を追い急坂を自転車を担いで登る兼子博昭(スワコレーシング)
滑りやすい下りコーナーで小集団の先頭に立つ松本駿(TEAM SCOTT)
キャンバーで前の選手を追う山田憲司(スワコレーシング)
ブッシュエリアでは長野県勢の沢田・丸山・小坂光が激しい3位争いを繰り広げる
昨日のシングルスピードに続けての出走となった牧野崇(COGS)
再び降出した雪の中を下る小坂正則(スワコレーシング)と山田誉史輝(PAXPROJECT)
悪天候の中、中盤から独走し初優勝をした前田公平(弱虫ペダルサイクリングチーム)
2018年のエリートは男女共に新チャンピョン誕生となった。
今年のシクロクロスの全日本選手権は
無事に終了しました。
この悪天候の中、安全な開催に努めて
下さったスタッフと地元の皆さんに
心より御礼いたします。
来年の全日本選手権…
来年も素晴らしい全日本選手権を
期待しています。
そして、いよいよ信州クロスも終盤戦
23日クリスマスクロス南信州です。
最後まで温かいご声援を宜しくお願い致します。
関連LINK
全日本選手権コミュニケ(JCF:PDF)
日本シクロクロス競技主催者連盟(AJOCC公式)
信州シクロクロス(シクロクロスミーティング公式)
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