〔レポート〕第24回シクロクロス全日本選手権 in 滋賀県マキノ高原 大会2日目《前編》

「令和6年 能登半島地震」で被災された全ての皆様に心よりお見舞いを申し上げます。度重なる報道を見ていると本当に圧し潰されるような感情が去来します。特に一昨年お世話になった能登島コミュニティセンターが避難所になっているとのこと…。いまこの時点で出来ることは多くありませんが、当サイトも皆様の御心に寄り添い、皆様と共にありたいと思っております。どなた様も引き続き余震が続いておりますので、先ずはくれぐれも安全にお過ごしください。〔1月5日〕 

〔レポート〕シクロクロス全日本選手権 大会二日目

 

 冬自転車シクロクロスの日本一決定戦「第24回シクロクロス全日本選手権」が10月8日・9日に滋賀県高島市マキノ高原で行われた。大会二日目のマキノ高原は朝から激しい雪に見舞われ会場を訪れた全ての人にとって非常に厳しいコンディションとなった。

二日目は、トップバッターとして高校生のジュニアカテゴリーに鈴木来人(伊那北)が登場。今シーズンここまで出場した全ての大会で安定して表彰台に立つ長野県ジュニアのエースは序盤から深い雪に悪戦苦闘しながらも全国の強豪達に挑戦。U-23には木島平出身の竹内遼(FUKAYA RACING)を始め片桐翼(TEAM GRM)橋本嶺登(長野大学)が登場。女子エリートでは茅野高校3年生の松本璃奈(TEAM SCOTT)が今シーズン好調の流れそのままま日本女王に挑戦した。

 

大会二日目の様子

 

初日から一夜明けると会場のマキノ高原は一面の銀世界となった。

お馴染みのフードトラック「タベルナエスキーナ」もご覧の通り…

第1レースにジュニアの鈴木来人(伊那北)が登場。
ピットでのバイク交換が鍵を握る…

名物V字キャンバーを自転車を押しながら越えて行く

前も見えないほどの雪の中で3位でゴールに飛び込む鈴木来人(伊那北)

 

 

雪が降り続き、スタッフによる懸命なコース整備が毎レース続く

長野県勢が3名出走したU-23がスタート(中央#2竹内遼)

オープニングラップは木島平村出身の竹内遼(FUKAYA RACING)が先頭で通過

下りのカーブで雪にタイヤをとられる片桐翼(TEAM GRM)

急な登りを自転車を押して進む橋本嶺登(長野大学)

深い雪に悩まされながらも竹内選手は4位入賞を果たした。

片桐選手も粘りの走りを見せて6位入賞

橋本選手も13位で完走を果たした。

女子は今季絶好調で入賞が期待される松本璃奈(TEAM SCOTT)が好スタートを見せる

1周目から抜け出すも悪路に苦戦する松本選手

非常に厳しいコンディションの中で松本選手が新日本女王となる。

新日本女王は長野県の女子高生 松本璃奈が戴冠した!

 

 

 

大会二日目ですが長くなってきたので

2回に分けます。

高校2年生の鈴木来人選手と

高校3年生の松本璃奈選手

長野県の高校生が大活躍をしてくれました。

これから日本代表強化選手や

世界への挑戦が見えてきますが

若い長野県選手に温かいご声援をお願いします。

 

関連LINK

全日本選手権コミュニケ(JCF:PDF)

TEAM SCOTT(チームブログ)