2019-2020「信州シクロクロス開幕戦白樺湖ラウンド」大会レポート。
既に速報で結果をお伝えした通り、今シーズンの「信州クロス開幕戦 白樺湖ラウンド」が10月6日(日)に、茅野市の白樺湖ロイヤルスキー場で開幕。まだ国内のロード・トラック・MTB等がシーズン中にも関わらず、信州の冬を待ちきれない多くのシクロクロスライダーが開幕戦に集結した。詳しくは下記の通り…
開幕戦 白樺湖ラウンドレポート
例年は白樺湖畔にある3000円の宿に泊まるが今年は前日が自転車学校だった為に
6時30分に会場となる白樺湖ロイヤルヒルスキー場に到着。
昨年に続き「五里霧中」のうえに明らかに寒い!
蓼科山のお膝元だけあって火山灰・溶岩質の土壌が特徴。
霧ヶ峰の近くでもあり、毎年早朝は霧が出る。
今年も受付の際に温泉の割引券が渡される。
チームで仲良くゼッケンをつけるチーム「FM730CX」
ファミリーマートの前に7時半に集まるチームだそう…
試走を終えて洗車する選手達、とにかく水が冷たい!
試走がほぼ終わりコース補修がされる頃から少しずつ霧が無くなり始める。
今年最初の号砲が9:30分に鳴らされ男子4部・女子3部・2部の選手達が混走でスタート!
選手達が次々にゲレンデを走り抜けて行く。
シケイン障害を飛び越える榛澤選手(BR)とそれを追う地元の山崎選手(スワコレーシング)
再び霧が深くなり始め湿度が上がると寒くなり始める。
コースのあちこちからは「キツイわ!」「寒い~!」「死ぬ―!」と
恒例の断末魔の叫びが聞こえ始める。
画像は淡々と先頭を引く小林選手(TEAM YOUCAN)と追う川上選手(ROND CX)
再び気温が低くなり始める中を力走する寺平選手(ROND CX TEAM)
男子と混走となった中で力走を見せる川島奈菜選手(Racing Heart)
壁のような坂を上る山根選手(TEAM YOUCAN)
下りのスラローム付近は霧が晴れても滑りやすい状況となった。
上田市で行われたテクニカルゲームスにも参加していた高見沢選手(INFINITY:長野)
4周回を終えて次々と選手がゴールする。浅野智由選手(チームカイザー)は14位でフィニッシュ
今年最初の優勝者スピーチを行う宇賀持選手(FM730CX)
U-15の選手には新種りんごの「信濃ドルチェ」が贈呈された。
表彰式が終わると男子3部(C3)とマスターズの時差スタート
C3の選手達がスタートを前に伊藤長野県自転車競技連盟審判委員長の注意事項を聞く。
1分の時差のあと、マスターズの選手が勢いよくスタートして行く。
この時間になると気温が上がり始める。
〔50歳以上の部〕永野智海選手(イナーメCX)が力走する。
シケインを飛び越える今大会の長野県勢最年長60歳の工藤耕司選手(イナーメCX)
今年MTBで活躍した藤井芳範選手(Milepost BMC Racing)は自転車を低くもって素早く階段を上がる。
マスターズ55歳以上の日本王者である中谷聡選手(北陸ドロタボウ)は豪快に自転車を担ぎ階段を上る。
今大会最年長の鈴木徹選手(ナカガワRC)が60歳以上の部で優勝!
マスターズ60歳・55歳・50歳の各部で優勝のチャンピョン達によるシャンパンファイト
お昼を前にカテゴリー2(男子2部)がスタート一斉に最初のコーナーを目指す。
序盤から高橋選手(#チャンネル)と飯田選手(ROND CX TEAM)が火花を散らす。
今大会のCL1(女子1部)唯一の出場となった水谷有紀子選手(BUCYO COFFE)がシケインをこなす。
男子45歳以上の部で力走する小田昌幸選手(あんどう)
C2クラスが終わり午前の部が終了。この頃になると今度は暑さを感じる天候となった。
お昼は恒例の豚汁のおふるまいが行われた。
大人気の豚汁は具沢山で大会終了後には寸胴が空になった。
前日は美鈴湖自転車学校で講師を務めたカナハラ先輩が
この日は大会オフィシャル業務に携わる。
因みに先輩は大会終了後に3杯豚汁を頂いたとか…
〔お詫び〕
カテゴリー1・ジュニアの際に
急遽、オフィシャルの人員が足りなくなった為に
オフィシャルの執務を行いました。
そのため、レース中の写真がありません。
大変申し訳ありませんがご了承下さい。
ジュニアで優勝した鈴木来人(Bonne Chance:伊那北)
今年はもう一度ジュニアで世界選手権を目指す!
カテゴリー1の表彰式、今年も兼子選手がお子さんを抱いて表彰式に上がる。
レース後にインタビューを受ける戸谷亮司選手(京都岩井商会レーシング:長野県登録)
この日1番の熱いレースとなったキッズの部
鈴木選手と榛澤選手が実に7周に渡ってデッドヒート!
二人の互い譲らないレースは多くの人の記憶に残る
今大会最高のレースとなった。
昨年は南新種Kidsレースで優勝の鈴木名人(Bonne Chanceキッズ)
昨年はキッズ3位の榛澤有輝(BR)途中で落車のトラブルを見事なリカバリーでデッドヒートを演じた。
僅かな差で優勝の鈴木選手がスピーチを行う。
堂々たる走りで準優勝の榛澤選手もスピーチを行い今大会をしめた。
違いに10歳の両選手、今後の活躍に期待したい!
今年からキッズレースはC1終了後となりますが
是非今年も小学生選手達に温かいご声援の程
宜しくお願い致します。
以上が開幕戦の様子でした。
次戦は一度信州を離れて
静岡・富士山ラウンドとなります。
県内の次戦は来月の飯山で…
関連LINK
シクロクロスミーティング(信州シクロクロス)
AJOCC(シクロクロス競技主催者協会)
白樺湖ロイヤルヒルスキー場(会場)
すずらんの湯(温泉)
宮坂醸造(真澄:商品提供)
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