〔報告〕平成31年度 長野県自転車競技連盟総会 参加レポート

平成31年度 長野県自転車競技連盟総会 参加レポート

 

 2月16日(土)に松本市で「平成31年度長野県自転車競技連盟総会」が行われた。会は長野県自転車代表チームの合宿所でもある民宿かじかで行われ、県内のロード・トラック・MTB・シクロ等の各種目の関係者や審判員、県の実業団や高体連からも関係者が一堂に会し、昨年の活動報告や今シーズンの活動予定報告等が話し合われた。

また、昨年役員改選が行われたばかりの為、人事に変更が無かったものの、長年審判委員長を務めた小林審判長がUCI規定のため定年となり代わりに伊藤審判員(JCF1級審判員)が、新たに長野県自転車競技連盟審判委員長に就任した。

※細かな決算報告などは県や車連等のHPを参照ください。

 

 

議事内容について

 

次 第

1 開会

2 会長あいさつ

3 議事

  ・平成30年度事業報告について

  ・平成30年度一般会計決算報告について

  ・平成30年度特別会計強化費決算報告について

  (監査報告)

  ・平成31年事業計画(案)について

  ・平成31年度一般会計予算(案)について

  ・平成31年度特別会計強化費予算(案)について

5 その他、質疑応答について

6 閉会

 

平成31年主な大会スケジュールについて

 

 会議のなかで、今シーズンの事業計画つまり平成31年度県内主要大会スケジュール予定【案】が発表されました。既にサイクリング長野のカレンダーでもお知らせしている内容と被りますがご参照下さい。また、今年の長野県自転車競技連盟主催や県高体連主催大会については改めて特集として記事にてお知らせを致します。

尚、本年は2020年東京五輪のため伊豆ベロドロームが改修工事に入る影響で美鈴湖で行われる大会が非常に多いため県内多くのサイクリストの皆様のお手伝い、大会への応援・ご来場を心よりお願い申し上げます。

 

 

平成31年度長野県内主要自転車競技会日程(仮)

 

4月

28日・29日 松本サイクルトラックレース

28日・29日 全日本学生RCS第2戦(第13回菜の花飯山ロードレース)

 

5月

5月より  長野県強化合宿(合計8回)

18日・19日 2days Race in 木島平村

19日    国民体育大会長野県予選会ロードレース

23日    ツアーオブジャパン2018 飯田ステージ

25日・26日 全日本選手権自転車競技大会トライアル

25日    第1回JBCF木曽町ロード

26日    第22回JBCF栂池高原ヒルクライム

 

6月

1日・2日   国民体育大会長野県予選会トラックレース

9日     第35回全日本学生選手権個人ロードレース木曽町

22日・23日  第50回JBCF東日本トラック

29日・30日 Coupe du Japon富士見パノラマ

 

7月

6日・7日  第60回全日本選手権トラック自転車競技大会

13日・14日 JICF INTER NATIONAL TRACK CUP

15日    全日本学生TRS第3戦

27日・28日 全日本学生RCS第5戦 第14回白馬クリテリウム

 

8月 

3日・4日   JOCジュニアオリンピックMTB

11日     Coupe du Japon白馬国際

17日・18日  JOCジュニアオリンピックトラックJr.(U-17、U-15)

       2019全日本選手権自転車競技大会マスターズトラック

24日~26日    文科大臣杯 第75回全日本大学対抗選手権自転車競技トラック

 

9月

1日     文科大臣杯 第75回全日本大学対抗選手権自転車競技ロードレース

6日~8日  第55回都道府県自転車競技大会 鹿児島 《選手派遣》

29日~   第73回国民体育大会

 

10月

13日【予定】 長野県高体連新人戦トラック

19日【予定】 長野県高体連新人戦ロード

 

11月

上旬より信州シクロクロス開幕

 

 

サイクリング長野より

 

 今年も県総会に出席致しました。サイクリング長野のコンセプトとして、特定の選手・特定の団体に偏らず活動するということが皆様とのお約束です。当たり前ですが、今年も補助金等を一切頂かず、さもすれば何時でも車連に物言う立場でありたいと思います。

当サイトは決して「報道」ではありませんし、報じることに留まるつもりもありません。「独立・独歩」を旨とし、その上で長野県自転車界全体の発展の為に多くの皆様と共に歩み最大限お手伝いをして行く所存です。

 

その上で、思うのですが

 

昨年に比べて、総会への参加者は非常に多かったと思います。日付が変わっても熱く自転車界の未来を語り合えることは本当に素晴らしい機会でした。ただ、個人的に思うのは連盟の傘下にある競技や県連から補助金を貰って事業を行う立場の地域・団体の代表が報告や説明に来ないというのはいかがなものか?

過去の遺恨やらゴタゴタは、平成が終わるこの時代「そんなのもうどうでもいい!」と個人的に強く言いたいと思います。「未来を創る上でそんなのいらんし!」「これからの若者はそんなこと知る必要もない!」親方がどうしても来られないならば、名代として若手を出してくれ!自分はその人と話しをしたいと思いました。

昨年の信州クロス各地でのコーステープ不足問題、車連もCX小委員会も誰も実体を把握してないし、ただただ現場が困窮している状況は、自分のように他競技から来ている人間には解せないし、上に立つ者同士でもはや話し合いが出来ない状況であるのならば、せめて若手を出して頂きたい。その上で率いる立場の人が県自転車界のこのような状況は是正して行かないと次の世代がそのツケを払う事になると思います

また、この4年間、長野県自転車界をみて殆ど若者がいません。審判ライセンス保持者でも殆ど自分が最年少。早ければあと30年もたたないうちに選手人口では無く、運営者が足りないという理由で自転車競技は絶滅してしまいます。自分が4年前から審判講習会参加を!と云う理由もここにあります。

毎度のことですが、サイクリング長野として具体的な提案を読む人に押し付けるつもりは毛頭ありません。ただ、心ある人が(特に若者)がこの状況をみて何かを感じ取ってもらえて、少しでも誰かの考える糧になれば幸いです。

最後に付け加えますが、今の長野県の自転車界全体を見ていると心ある人が手弁当でギリギリの状況で頑張っています。その姿こそサイクリング長野を続ける真の原動力です。本当に小さくてもいいので、「何か出来る!」「自転車界のために…」と思った時、身近な人のお手伝いをしてもらえれば幸いです。

 

 

 

関連LINK

長野県自転車競技連盟

長野県体育協会

長野県高体連