〔レポート〕長野県自転車競技連盟主催「2019 第2回美鈴湖自転車学校」ロード&ピスト講習

「令和6年 能登半島地震」で被災された全ての皆様に心よりお見舞いを申し上げます。度重なる報道を見ていると本当に圧し潰されるような感情が去来します。特に一昨年お世話になった能登島コミュニティセンターが避難所になっているとのこと…。いまこの時点で出来ることは多くありませんが、当サイトも皆様の御心に寄り添い、皆様と共にありたいと思っております。どなた様も引き続き余震が続いておりますので、先ずはくれぐれも安全にお過ごしください。〔1月5日〕 

長野県自転車競技連盟主催「2019 第2回美鈴湖自転車学校」

 

 去る5月2日(祝)に松本市美鈴湖自転車競技場にて、2019年2回目となる「第2回美鈴湖自転車学校」が行われた。今回は通常の「ロードバイク基礎練習」に加え「ピストバイク体験会」も行われ、岐阜・京都・三重と県外からも多くの参加者が講習を受けた。詳しい内容は下記の通り…

今回は、自分が「ロード班」の講師を務めたため写真と動画が少ないことをお詫び致します。

 

【前回の様子】

 

 

 

「ピスト班」練習内容

 

 

【ピスト事前説明】

ピスト初体験の参加者もいた為に今回はピスト上でのエチケットの他
基本的なピストバイクの知識についても講習が行われた。

 

【固定ローラー練習】

先ずは固定ローラーの上で高速回転を行い
その後も足を止めない練習を行った。

 

【平地走行練習】

インフィールドの平坦エリアを先ずは真っすぐ走る練習を行う。

 

【ブルーバンド走行練習】

ピスト内で最も平坦なブルーバンドエリアを先ずは一列走行する。
※因みに競技でブルーバンドを走行すると反則をとられる競技がある。

 

【スプリンターレーン走行練習】

競技において最も優先度の高いスプリンターレーンのエリアを走行する
ブルーバンドエリアより若干傾斜を感じる。

 

【先頭交代走行】

一列棒状のまま先頭交代を行う練習

 

【ブルーライン走行】

ピストの中央にあるブルーラインに沿って走行する
角度的にはかなりキツイエリアの走行となる。

 

 

 

 

「ピスト班」に関しては以上のような練習を行いました。ピスト初体験の参加者にとって、最初は平坦なエリアを走るが精一杯でしたが、徐々にピストにも慣れて無事にこの日の目標である周回先頭交代までを無事にこなすことが出来ました。今後もこうした機会を増やして行きたいと思います。

 

 

 

 

 

 

「ロード班」練習内容

 

 ロード班に関しては、自分が講師を行った為に極端に画像が少なくなってしまいました。

 参加者・読者の皆さんに深くお詫び申し上げます。今回行った練習は下記の通りです!

 

 《午前の部》

 ・サドルプッシング&スラローム

 ・直線スラローム

 ・2.25mターン

 ・ジャイアント8の字ターン

 ・8の字ターン

 ・一本橋走行

 ・ボトルタッチ

 ・リンボー

 ・ボトル拾い/ボトル手渡し

 

 

【直線スラローム】

多くの方がハンドルに頼らないコーナーリングを身につけた。

 

【2.25mターン】

今回はロード班全ての参加者が難関2.25mターンをクリアした!

 

【ジャイアント8の字スラローム】

足を回しながらコーナーリングを行う練習。

 


 

 《午後の部》

  ・一列棒状周回練習

  ・一列棒状先頭交代練習

  ・二人で肩組直線走行練習

  ・二人で肩組直線スラローム

  ・二列集団走行練習

  ・二列先頭交代練習

  ・二列1/4周回先頭交代練習。

 

【二列集団走行練習】

前回からの参加者も多く先頭交代を非常にスムーズにこなしていた。

 

 

 

講師・スタッフ紹介

 

 

     藤森信行(UCI国際コミッセール)

 選手として長野県代表・海外でも活躍。審判としても「国際コミッセール」として日本自転車界の草分け的存在。シクロクロスを日本に持ち込んだ日本シクロクロスの父。近年は「2 days  Race in 木島平」のディレクターとしてレース運営面でも活躍中だが、昨年から新たに県内の「育成」にも携わる。※UCI国際コミッセール

 

     湯原正行(長野県代表コーチ)

 選手として長野県代表として活躍。2001年には「スプリント」で日本ランキング1位となる。現在は長野県国体代表のコーチとしても活躍。近年は若手強化の他、「育成」・「人材発掘」にも力を入れる。自らの体験を基にしたロジカルな指導理論と、卓越したバイクスキルは受講者の最高のお手本となる。※日本体育協会公認コーチ

 

     金原 諒(長野県自転車競技連盟)

 選手として飯田風越高校で活躍。昨年JCF公認審判員試験に合格。今年からは長野県自転車競技連盟の現役大学生審判としても活躍中。現在、長野県最年少自転車審判員。昨年末からは各練習会に参加して育成に携わる。中高生選手の良い兄貴ぶんとして後輩からの信頼も厚い長野県自転車界期待の若手。

 

    小林秀一(前長野県自転車競技審判長)

 長年監督として「松本工業自転車競技部」を率いて、数多くの自転車選手・プロ競輪選手・審判員を育成。長野県自転車競技連盟の審判長としても県自転車界の発展に多大な功績を残した。昨年、UCI規定で審判員を定年退職したが、定年後の9月に《美鈴湖自転車学校》を立ち上げ、今年からは「普及」と「育成」の両面で陣頭指揮をとる。 ※飯山市名誉審判委員長。

 

 

 

次回の予告

 

(詳しくは画像をクリック)

 

次回開催は5月26日(日)です。

 現状で、次回は「ピスト班」と「ロード班」に別れて講習を行います。
ただし以下の条件を満たす者に限ります。

 

ピスト受講者について

 ・第2回参加者および、ピストでの周回交代が出来る者。

 

ロード受講者について

 ・過去の経験/年齢/性別を問わない。初心者大歓迎!

 

ロードには制限を設けませんが、ピストに関しては
以上の条件を設けますのでご注意下さい。
詳しくは下記までお問合せ下さい。

お問合せ・お申込み

長野県自転車競技連盟 小林秀一
hide481004@yahoo.co.jp 
TEL 0261-62-2553  FAX 0261-62-3775

 

 

 

美鈴湖競技場よりお知らせ

 

 遺失物・拾得物に関するお知らせ。

 

 《遺失物》

  スギノ15mmレンチ
   もしどなたかの工具箱に紛れ込んでいたら御連絡下さい。

 

 《拾得物》

  天然石のブレスレット?アンクレット?
   自転車競技場でお預かり致しております。

 

 共にお心あたりのある方は美鈴湖自転車競技場もしくは
 当サイトまで御連絡下さい。宜しくお願い致します。

 

 

 

2019年2回目の美鈴湖自転車学校を行いました。

今回は岐阜・三重・京都と遠方からはるばる

ご参加頂いた皆様にも厚く御礼申し上げます。

前回は少し落車等のアクシデントがありましたが

皆様のおかげを持ちまして、事故・アクシデントも無く

無事に講習会を終えることが出来ました。

次回は26日となります。

また美鈴湖で皆さんとお会い出来るのを

楽しみにいたしております。

 

 

 

関連LINK

長野県自転車競技連盟