〔がんばれ信州!〕2018年 長野県代表チーム合同合宿 in 美鈴湖自転車競技場レポート

「令和6年 能登半島地震」で被災された全ての皆様に心よりお見舞いを申し上げます。度重なる報道を見ていると本当に圧し潰されるような感情が去来します。特に一昨年お世話になった能登島コミュニティセンターが避難所になっているとのこと…。いまこの時点で出来ることは多くありませんが、当サイトも皆様の御心に寄り添い、皆様と共にありたいと思っております。どなた様も引き続き余震が続いておりますので、先ずはくれぐれも安全にお過ごしください。〔1月5日〕 

長野県国体代表チーム合同合宿

 9月16日・17日の二日間の日程で2018年長野県代表チームと飯田風越高校・松本工業高校が美鈴湖で合同合宿を行っている。日程的にはこれが国体前最後の合宿となり数多くの選手・関係者が熱のこもった練習を行っていた。合宿は本日9月17日も行われ、選手はいよいよ目前に迫った福井国体に備える。

 

合宿レポート

 国体前最後の合宿と云うこともあり、県外組の中村(日本大1年)小出樹(京産大1年)も合宿に参加したほか、少年の部(高校生)の選手・大学生・社会人選手もほぼ全員が顔を揃え30名近い選手が非常に活気のある合宿を行っていた。加えて、地元である松本工業や飯田風越高校の選手達も合同で練習を行った。

 

昨年に比べても今年のチームは明るくモチベーションもかなり高い

練習は主に「短距離チーム」「長距離チーム」に分けられて違うメニューで調整が行われた。チームは先週、山梨県境川で行われた大会に国体を想定して参加。今週はそこから各自が課題を持って最終調整を行っていた。

中長距離チームを引っ張るのは最年長の北澤選手(長野市役所)

 

〔中長距離チーム〕

 最年長の北澤(長野市役所)を中心に、今年が社会人1年目の渡邉玲(京セラ:松本工出)と同級生の小出樹(京産大:松本工出)がチームを盛り上げていた。続く高校生の飯田風越の青島(2年)・山田(2年)もしっかりと先輩達の背中を追っていたのが印象的だった。

 

〔短距離チーム〕

 短距離チームでは、インカレで活躍した堀江(信州大4年)とインターハイ入賞の菊池(岡谷南高3年)が調子を上げていた。先週の山梨大会の200mのタイムは両選手共に11秒台と物足りないものであったが、ここへ来て練習ながらも10秒台をマークし来週へ向けて照準をあわせてきている。

その他にも団体種目でのメンバー入りが期待される増田(信州大4年)・中村(日大1年)小松(無所属)と云ったスプリンターが好調をアピールする中で、その背中を追って短距離をこなす風越トリオの木下(飯田風越2年)の姿が非常に印象的だった。木下のスプリント力向上は来年のインターハイ団体種目出場を見据える飯田風越の大きな鍵となる。

 

〔少年の部・高校生〕

 高校生では、松本工勢の中西(3年)・山浦(2年)・田中(2年)が周回練習を行う。来月の新人戦を控えて松本工の1年生も加えて練習を行っていた。インターハイで思うような成績を残せなかった中西にはこれから始まる国体や都道府県対抗での活躍を期待したい。

 

〔少年の部・女子〕

 県勢としては久ぶりのエントリーとなる高校生女子の部は飯田風越の榊山(2年)松本工の小松(1年)がチームスプリントを行っていた。今年のインターハイ長野県大会・北信越大会を経験した二名はこの夏大きく成長していたのが印象的だった。特に小松は春の段階ではまだ自転車に乗れていない印象が強かったが先週の境川では500mTTで優勝と短距離での才能を見せ始めている。中長距離に定評がある榊山が序盤で引っ張り、小松のスプリント力で勝負するチームスプリントに期待したい。

 

適性が異なる二人の爆発力に期待の女子チームスプリント(小松・榊山)

 

長野県代表チーム今後の予定

 

9月25日(火)~29日(土) 福井しあわせげんき国体 福井競輪場
10月14日(日)~16日(火) 都道府県大会 取手競輪場
11月10日(土)~11日(日) 中部八県対抗自転車競技大会 伊豆サイクルスポーツセンター

 

今年もいよいよ国体が

近くなってきました。

今年の長野県チームは

ここまで非常に良い雰囲気の中

高いモチベーションを持って

競技に取り組んでいます。

合宿は今日まで美鈴湖で行われていますので

お近くの方は是非見学にお越しいただき

選手にご声援をお願い致します。

 

関連LINK

長野県自転車競技連盟

福井しあわせ元気国体