〔結果〕「第18回全国ジュニア自転車競技大会」で綱嶋凛々音(高遠中学)が3位。
コロナの影響で3年ぶりの完全開催となった
未就学児からジュニア(U-19)までの
自転車競技全国大会(ロードレース)
YOKKAICHI CYCLE SPORTS FESTIVAL
第18回全国ジュニア自転車競技大会
今年は2022年10月30日㈰に、晴天で恵まれた
恒例の「四日市の水沢・桜地区特設コース」で開催され
女子中学生の部で、高遠中学の綱嶋凛々音が
3位に入り、この大会、長野県勢として唯一
表彰台に上がる活躍を見せた。
〔長野県出場選手〕
女子中学生の部リザルト
女子中学生の部17.8km(9.0㎞×2周-0.2km)
順位 | 氏名 | 学年 | 所属 | タイム |
優勝 | 筒井 楓 | 3年 | 東京都 | 31分45秒449 |
2位 | 日吉 彩華 | 2年 | 愛知県 | +00秒23 |
3位 | 綱嶋凛々音 | 2年 | 長野県 | +01秒97 |
出走者7名(完走者7名)
女子中学生の部リザルト〔PDF/大会公式〕
この世代を代表する選手である筒井(東京)・日吉(愛知)と云った
強豪選手と共に序盤から3名のパックに食い込む綱島凛々音(高遠中)
コース2周(約18㎞)という短期決戦の中で有力選手の積極的な展開に
しっかりと適応していた。
レースは東京都ジュニアアスリート指定(強化指定選手)である
筒井が優勝。しかし、筒井・日吉と言った全国の強豪相手に
しっかりとついて行く非常に良いレースを見せた。
わずか1秒遅れの3位は今後につながるレースとなった。
今大会長野県勢として唯一の表彰台に上がった
〔画像:左から2番目/3位〕
という訳で、綱島選手
今大会県勢唯一の3位表彰台となりました。
綱島さんに関しては
自転車学校やVELOクラブで見ていても
県内唯一の女子中学生選手であり
なかなか同年代に自転車仲間が
見つからないこと、そして
ヤンチャ揃いの長野県中学男子と比べ
講師陣から見ると、非常に物静かで
手がかからない子なんですよね。
そして、プロ意識を感じさせる子でもあり
個人的にはあまり手をかけない
悪く言えば自由にさせているので
自分は彼女のことをあまり見ていないんです。
(それよりチョロチョロしてる男子中学生を怒るほうが忙しい)
そうした中で、今回あらためて
綱島さんがどんな走りをするのか?
全国の強豪相手にどのくらい走れるのか?を
見ていたのですが、非常に力強さがあったと思います。
優勝の筒井さんも、夏場にVELOクラブの練習に
来てくれていて、外苑クリテリウムから
その走りを見ているのですが、やはり
この中学生という時期は成長期に入るので
一か月も見ていないと、飛躍的に体力面が向上します。
昔、両選手の親御さんにも言ったのですが
この世代の女の子が数あるスポーツの中から
自転車を選んでくれる。その存在は
日本自転車界の宝である。ということ…
願わくば、出場した中学生全ての女子選手たちが
この先も自転車に乗り続けてくれる。
そして、将来なんらかのかたちで
自転車界に寄与してくれることを
願わずにはいられません。
綱島選手に関しては
オフロードも走るので
今後は、どう競技つづけ
何をメインにして行くか…
その成長を期待して行きたいです。
関連LINK
全国ジュニア自転車競技大会(大会公式HP)