〔レポート〕トレーニングバイクを体験!「2022年11月第2回美鈴湖VELOクラブ」レポート。

〔レポート〕トレーニングバイクを体験!「2022年11月第2回美鈴湖VELOクラブ」レポート。

 

 こんにちは、実は週末PCのモニターを
縦画面にしよう回転させたら「バキッ!」という音と共に
ケーブルが差込口からもげてしまい… PCが映らなくなり
新しいケーブルを発注していた関係でレポートが遅くなりました…

 

さて、遅ればせながら

2022年11月20日㈯に11月2回目の小中学生対象の

VELOクラブを行いました。

 

今回なのですが、美鈴湖も冬となり

早朝は走路が凍結しているために

自主練習希望者は10時より

合同練習は13時より開始しました。 

 

もう寒いから子供達もお昼からしか来ないだろう。

なら午前中はレンタル自転車の清掃整備でもするか?

 

と思っていたら、逆に午後から部活の子もいて

午前中からほぼフルメンバーとなり、

メンバーの入替りがあったものの

一日を通すとほぼフルメンバーとなりました。

レポートは以下の通り。

 

 

午前の部

 

 幸運にもこの日は走路が凍らず、定刻10時より練習を開始。

今回参加唯一の高校生である山田愛太(白馬高)は、

ガールズ競輪の黒河内由実選手(日本競輪選手会)と

県最高齢トラック選手の小林英樹選手(MISUZUKO TEST TEAM)に

お願いして別メニューで合同練習。

 

【午前の部】U-12&U-15組は、自分がトレーニング・マネージャーを行いました。

練習内容は…

 

 

・周回練習(ウォーミングアップ走)

・周回練習(ペース走)

・フライング1周回のタイム計測

 

 

【レポート】

 今回ですが、凍結こそしなかったものの冷え込んでバックストレート側が放射冷却の影響もあり走路が濡れていたため、何よりも安全走行を遵守させました。周回練習(ペース走)では、残り9周回(3㎞)から徐々に集団で協力して1周ごとにペースを上げて行くことを課題にしました。そうした課題に対して、子供達は走行中に集団内で互いに話し合いながら1周のラップタイムを聞いてお互いにコミュニケーションをとりながら「ペースを早めたり落としたり」と誰かが遅れることなく走らせる練習をさせました。

また暖かくなってきたこともあり、午前中最後の練習として走路が乾いているホーム側から1周回の全力疾走(助走をつけてのフライング1周回タイムアタック)を行い。お昼前の練習を終えました。

 

 

 

午後の部

 

 午後は、VELOクラブヘッドコーチの小峰烈コーチ(日本競輪選手会)や

秋からアシスタントに来てくださる平林武流コーチ(イナーメ信濃山形)ほか

北澤竜太郎 長野県代表チームキャプテンも合流しての練習を行いました。

 

 

・周回練習(ウォーミングアップ走)

・ゲームⅠ(スプリント対決)

・トレーニングバイクを体験しよう

 

 

【レポート】

 午後は以上のような練習を行いました。子供たちは「スプリント対決」をゲームとして行いました。中学3年生から小学4年生までと年齢に差があること、また午前中に部活動だったメンバーもおり、先ずはスプリントという種目がどんな感じか?を体験しながら、小峰コーチから競技場の傾斜をどう利用するか?など戦略的な指導も受けました。また、14時を過ぎると日が陰り寒くなって来たため、競輪選手がトレーニングに使うパワーマックス(ワットバイク)の体験をしました。子供達は自分の自転車を漕ぐ力が何ワットなのか?知る機会となったため、皆が興味津々。

自分の出した出力(ワット)が可視化できることが非常に新鮮だったらしく、何度も何度もトレーニングバイクでの測定をやりたがり… そもそも子供達にはあまり何度もやらせると足腰の筋や腱などに過度な負荷がかかってしまうため、子供達をほどほどにさせることが大変でした。

毎回思うのですが、このVELOクラブのU-12・U-15の子供達は、純粋に自転車が好きな子が多くて、苦しいことも新鮮な体験であり楽しいと感じてしまうきらいがあり、スタッフは子供達にブレーキをかけることが大変だった気がします。特に冬季は怪我や慢性的な負担を回避するためにもその辺りの管理を問われる気がしています。

 

 

 

練習の様子

 

小峰コーチ・平林コーチとともに自転車の準備をする小中学生たち
夏以降お馴染みの風景となった。

 

今回唯一の高校生参加となった山田愛太(白馬高校)は
午前中は、ガールズ競輪の黒河内選手・県最年長の小林英樹選手と練習。
午後は小峰コーチからバイクペーサーを使った負荷の大会トレーニングを行った。

 

午後はゲームで「スプリント対決」を行う。
とにかくお互いが牽制をしあいながら楽しみながらレースを体験した。
【手前から:村上・近藤虎・清水琥】

 

二組目は小学5年生の上條・6年生の松宗が模擬レースを行う。
こうした練習の中でも、非常に個々の性格や戦略性
考え方が良く解り、スタッフ側にとっても興味深いものとなった。

 

今回は14時を過ぎてきた辺りから気温が寒くなってきたため
室内へ移動していわゆる「ワットバイク」の体験を行った。
機械の使い方や、数値の読み方、測定方法などの指導を行う
小峰コーチと、お手本として指導する平林武流コーチ
(午前中、仕事だった平林コーチには酷な計測となった)

 

今までは自転車で走路を走るトレーニングや
フィジカルトレーニングなどがメインだったため
機械が出て来て、客観的に自分の数値を見ることが
楽しくて仕方ないらしい…

 

途中まで写真を撮っていた最年少の近藤希彩も
トレーニングバイクに乗ってみるが…
いかんせんまだ体重が軽すぎて機械がエラーしてしまう。
何度もチャレンジしている姿が印象的だった。

 

近藤虎は、自分がトレーニングバイクで計測した最大出力値を
自分の体重で割り「体重1㎏辺りの出力数 (w/kg)」の計算を行う。

 

近藤虎が計算を始めて、中学生の村上・清水琥も
体重1㎏あたりのワット数を計算し始める。

 

近藤虎が計算を始めて、中学生の村上・清水琥も
体重1㎏あたりのワット数を計算し始める。

 

 

 

来週のVELOクラブについて

 

 

 

次回のVELOクラブですが…

 

 

 

2022年11月26日㈯ 

自主トレーニング:午前10時集合

合同練習:午後1時集合(13:00から)

 

 

 

美鈴湖競技場の通常営業が11月30日㈬までとなります。

これ以降は、競技場に管理人さんが駐在しなくなるため

使用の際には「松本市総合体育館」で受付を行い

使用することとなります。

※おそらくバック側に雪が積もると根付いてしまい
 3月頃まで溶け無いため使用できません。

 

そのため、年内の競技場走路を使った

VELOクラブは、この週末が最後となります。

 

とはいえ、寒くなってきますので

もう高負荷のトレーニングでは無く

この一年の走りおさめとして

のんびり走ろうかと思います。 

 

 

メンバーの皆さんは…

 

 

今までどおり「学業・部活/学校行事」を最優先。

そして、地域コミュニティ・自治会のイベントを

必ず優先してください。

 

 

また、恒例の12月のフィジカルトレーニング講座に

ついては、開催について調整中ですので

情報が入り次第にお知らせを致します。

 

 

 

冬場のトレーニング用具について

 

 結構沢山の質問を受ける…

トレーニング機材の話しなんですが

自分の「固定トレーナー」と「三本ローラー」を

貸し出してしまっていて、既に貸し出せるものがありません。

 

 

それで、室内練習用機材に関してですが 

ちょっと、安いのをネットで見てみました。

 

 

個人的には、消耗品であり

まだあまり高性能・高価な

もので無くとも良いかなと…

例えば、小学生が負荷の高い重い設定でガンガン走るよりも

むしろ幼少時は、軽いギアを高回転で回せるように

なるほうが重要だと言われています。

 

 

自分もこの意見に賛同です。回転力スピードとバランス感覚を養うほうが重要と考えます。
また、大人(高校生)が乗るのであればある程度、耐久性が必要だと思いますが
体重50㎏以下の小中学生が乗るのであれば… 3~4年後に最新の製品が出るでしょ?とも思います。

 

 

既に、VELOクラブのメンバーは

全員が「三本ローラー」に乗れるように指導してありますが

「三本」と「固定」若干トレーニング目的が違います。 

この辺りは、今週末またお話をしますが…

 

 

現在では様々な「新しいギア」が出ています。

小峰コーチ・湯原コーチを始め、近くの自転車屋さんにも

相談してもらえればと思います。

 

とりあえずこんな感じ… 

というのを知ってもらえればと思います。

 

 

 

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ミノウラ アップローラー(UPROLLER) 200mm幅(チタンカラーローラー)
価格:25575円(税込、送料無料) (2022/11/22時点)

楽天で購入

 

 

 

あと結局は、ちゃんと乗るか?ってのも大切で

高いの買っても乗らなければ意味が無いので

その辺りもお子さんと話し合いながら…

 

また、道具よりもむしろ

トレーニングメニューですよね。 

この辺りもまた…

 

 

あと、本気でトレーニングすると

物凄い汗が出るので

汗をかいてほったらかしておくと

自転車も含め色々なところが錆びます!

ちゃんと「汗止め」や「タオル」を忘れずに!

 

 

【自分が結構必要だと思うもの】

 

自転車を汗から守る取付ネット、絶対に汗がしたたり落ちるので
ハンドルまわりのネジ類を錆びさせないためにもこれは結構必要。

 

 

汗が目に入らない不思議なヘッドバンド
最初はバンダナとか、タオルを頭に巻いていたが
1時間とか走っていると、20分とか過ぎたあたりからもう
バンダナ変えないとあまり意味が無いような…

 

 

室内トレーニングって「汗」をどう処理するか?って

大きいわけですよ。三本ローラーから降りると

下に「汗だまり」が出来ている…(←これを競輪界ではロマンと呼ぶらしい。)

 

こんなロマンを部屋中にあり余らせ

放置してたら、お母上様の逆鱗に触れ

金輪際二度と室内で練習させて

もらえないことは必定なので

汗対策は万全に… 

 

調べてみたら法政大の太郎田選手の

女子選手としての記事が面白かったので

読んでみて下さい。

 

 

 

 

海外で暮らしていた時のガレージ。
自分はエリートというメーカーの三本ローラーを愛用してました。
当時は、ドルに対してユーロが弱くて欧州から個人輸入していた。

 

【購入したらお父さんにもやって欲しい!】

(参照元:Youtube/Global Cycling Network)
昔、海外にいた頃にウチのオフィスでやっていた
20分間の脂肪燃焼トレーニング
これ!ギアを重くしたりすると結構きつい!
色々なフィットネスメニューがあるがどれもまんべんなく笑えない。
しかも!キツイ時に「笑え!」とか「リラックス!」とか無茶ぶりしてくる。
やっている俺たちは皆が「シャット!アップ!!」(つまりシャーラップ!)
個人的にYoutubeの中で一番見たくないかも映像かも知れない。
是非、保護者の皆さんローラーを買ったら子供が寝た後にやって欲しい。
もう一つ笑えないのが、俺がこれをやっていたころが9年前…

 

 

という訳で、11月2回目の

VELOクラブのレポートでした。

シーズンオフとなり

気温もだいぶ寒くなってきました。

 

とにかく、もうシーズンオフということもあり

怪我をせずに練習を行うということが

最も重要なテーマでした。

 

そうした中で、トレーニングバイク体験という

面白い経験が出来たと思います。

こうした機材で自分の出力を可視化したり

こういう機材でトレーニングをしている…

そんな体験もまた非常に貴重だったと思います。

 

さて、今後ですが

いよいよ週末が最後のVELOクラブとなります。

とにかく先ずは体調をしっかりと管理してもらい

この時期に落車や怪我をしないこと!に

最大限留意してもらって

週末また元気に最後の走り納めが出来ればと思います。

 

ご支援いただきました皆様

いよいよこの週末が最後のVELOクラブ・自転車学校となりますが

最後まで変わらぬご支援賜りますよう

宜しくお願いを申し上げます。

 

 

関連LINK

長野県自転車競技連盟

サイクルカフェ・宿 maaru

Velenyo

安曇観光タクシー

サイクルカフェピラータ

キャンバス

信州健康ランド

プロショップタカムラ製作所

三澤自転車商会

バックス事務所

昇龍株式会社

長野県スポーツ協会