もくじ
「第22回鈴鹿8時間エンデューロ」11月13日開催決定!
今回ですが、サイクリング長野としては
珍しい県外の大会のお知らせを致します。
毎秋のお楽しみ!三重県鈴鹿サーキットで開催される
秋の“スズカ”…
第22回スズカ8時間エンデューロ
2021年11月13日㈯に無事に開催されることが決定され
本日10月1日よりエントリーが開始されました。
毎年、長野県からも多くのサイクリストが出走する同大会
依然として先行き不透明な状況で、厳重なコロナ対策を
講じての大会となります。詳しくは下記を御覧ください…
大会概要
第22回スズカ8時間エンデューロ
主 催:スズカ8時間エンデューロ実行委員会
運 営:株式会社マトリックス
協 力:三重県自転車競技連盟 株式会社モビリティランド
ナスコ株式会社 南船場スポーツグラスサロン眼’z
Sports MC DJ Team REAL 株式会社キャパクリエイション
参加資格:小学生以上
開催日:2021年11月13日㈯
会 場:三重県 鈴鹿サーキット
ライセンス:不要(初心者&親子参加も可能)
定 員:
[6時間エンデューロ]500チーム→ソロ 200名 チーム300組
[4時間エンデューロ]600チーム→ソロ 400名 チーム200組
[3時間エンデューロ]600チーム→ソロ 400名 チーム200組
※定員になり次第、締め切り
申込期間:2021年10月1日~10月24日まで
申し込み方法:Sports Entryより
《コロナウイルス感染防止対策のための変更点》
お問合せ 鈴鹿8時間エンデューロ 大会事務局 |
長野県出場者の皆さんへお願い!
長野県からも数多くのサイクリストが出場する同大会
毎年、自分も「審判・競技役員」として声をかけてもらいます。
残念ながらここ数年は県内のイベントと日程が重なってしまって
お手伝いが出来ないのですが、2018年大会にこの大会に
審判として出してもらった時に思ったことを少し書いておきたいと思います。
・上級者や、特に選手ライセンス保持者の走行マナーについて
2018年大会で自分は初めてこうした1000人規模のサイクリングイベントの役員をしたのですが
その際に驚いたこと、多くのサイクリストの模範となるべき上級者であろう男性達が
初心者の女性達に対して「ドケッ!」「道を開けろ!」と恫喝して走っていたこと。
その時に、今回のオリンピックでも活躍した審判員の方が自分にこう言いました。
「残念ながら、これが日本の現在のファン・サイクリング界の現実なんです…」
正直、自分はそれまで競技界しか見てこなかったから、
こうしたサイクリングイベントに暴走族か?と思うようなサイクリストが
本当に多くて驚きました。
さて、この文章を読んでどう思いますかね?
およそ他人様のことなんてどうでもいいのですが
貴方は人として、どうありたいですか?
多くを語りませんが、これを読んでいる方に問いたいと思います。
※自分が初参加した時、イベント参加者はあくまで選手では無く
イベントに来て下さっているお客様として扱ってましたが
もしも、長野県の選手・長野県の代表選手がこんな走りをしていたら
自分は長野県の審判として躊躇無く指導すると思います!
長野県のサイクリストとしてあってはならないし恥ずかしい!!
混雑する「セナプロ・シケイン」のピットエリア
コロナ禍もあり、お互い譲り合いながら安全な運用を…
・速い人はコースレーンの右側・遅い人は左側
この大会は8時間近くに及ぶ長丁場の耐久レースです。
親子参加から、選手ライセンス保持者まで沢山の参加者がいます。
従って、お互いの安全の為に覚えておいて欲しいこと…
速い人は、コース進行方向の右側を走る!
遅い人は、コース進行方向の左側を走る!
お互いに接触を避けるために遵守してください。
原則コースの外側は速い人、内側はゆっくり走る人
お互いを巻き込まないように気を付けて…
・後ろを走る選手は、前を走る選手を選べるが…
酷い落車のケースがありました。
初めて走るようにフラフラ走っている女性の後ろを
如何にも「俺は走ってます!という男性選手」が風よけに使っていました。
事件はその女性選手に男性選手が突っ込んで大落車。
そして、突っ込んだ男性選手が「しっかり走れ!」と前の女性を恫喝…
おいおいギャグかよ…どこから突っ込めばいいんだよ??
原則として、後方を走る選手は前を走る選手を選ぶことが出来ます。
お互いに負担を減らすべく、先頭交代をすることは自転車競技の中で
良くあることなのですが、集団走行でも危険な走りをしている選手には
近づかないのが原則です。くれぐれも考えて走ってもらえればと思います。
※なんか、女性の後ろでドラフティングしてるってのがそもそもどうなのよ…と。
仮装ライダーも沢山走ってます!流石にママチャリの後ろに
ロードバイクに乗った人はつかないと思いますが…
とにかく、後ろにつくということはリスクもある。
・試走は何のためにするのか?
5年程前の大学生大会でも良くあったのですが、何故か試走の段階で
大規模落車をして、救急車を呼ぶというケース…
そもそも「試走」って何ですか?コースに危険な箇所が無いか?
確認する場ですよね?。2018年のスズカエンデューロでは
試走の段階で落車して頭を打って救急車が出動するケースが
覚えているだけで2件ありました。
季節がら、晴れていても朝露でコースが濡れている場合があります。
試走はあくまで試走です!試走で落車して意識不明で搬送されるというのは
正直、不注意もしくは、試走という意味が解っていないとしか思えません。
くれぐれも気を付けてゆっくり走って下さい。
皆が安全にゴールすることが何よりも大切なこと。
確かにレースとしての側面もあるが
レース以上のモノがあるのがこの大会だと思う。
・ルールをよく読んで楽しい大会に!
初めて参加したスズカエンデューロ、とても賑やかで楽しいイベントでした。
参加される方は、大会のルールやマナーを良く読んで
誰にとっても良い思い出になるように努めて下さい。
※パンクしたらどうしますか?落車したらどうしますか??
そうした不足の自体での立ち振る舞いも確認してください。
《ロードレース・競技ルールの解らない方へ》
今回は長野県からも
多くのサイクリストが出場する
秋のスズカエンデューロのお知らせでした。
とにかく、こうした1000人近くが
参加する大規模大会は
様々なレベルの選手が出場します。
それ故に、お互いにルールや
マナーを遵守しながら
楽しい大会にして欲しいと思います。
今回は、自分は目下、
長野県内で他の大会があるので
参加出来ませんが出場した方々に
とって良い思い出になるように…
2年ぶりの開催成功を祈っています。
※主催者の方へ
今年もお声がけを頂き心より御礼申し上げます。
長野県内で大会が重なってしまい参加出来ないことを
心苦しく思いますが、今後もお手伝いが出来ることが
ありましたらお申しつけ下さい。
関連LINK
第22回スズカ8時間エンデューロ(公式HP)
三重県自転車競技連盟(公式HP)