「2023長野県高校自転車競技合同研修会」が松本市で開催。
この春、高校に入学した新入生ならびに、今年度より
長野県内の高校で自転車競技を行いたい初心者を対象にした
合同の自転車競技競技研修会
長野県高校自転車競技合同研修会 が
2023年4月22日㈯・23日㈰の二日間の日程で
松本市美鈴湖自転車競技場で開催された。
研修会では、この春から高校で自転車競技を行いたい
およそ20名の新入生に対して、JCFや高体連への
登録についての説明のほか、ヘルメットの正しい
着用方法、スポーツ自転車の基本的な技術講習、
レースに関する実践的な指導も行われた。
指導を行ったのは、TOKYO 2020などでも活躍
UCI国際審判員としてもお馴染みの
藤森信行コミッセール(上田市)が指導を行ったほか
長野県高校代表監督の椿尚宏監督
長野県高体連自転車専門委員会の竹岡委員長も
高校自転車(高体連登録)・高校で自転車を行うために
様々な説明を行った。
今回は、東信・中信・南信より5校が参加。
これから自転車を始めたいという未経験者から、
スキー・スケートの競技を行っている選手たち、
県自転車育成の「長野県美鈴湖VELOクラブ」出身者など
約20名が参加した。
まだ入部を決めかねている参加者や、保護者の方には
自転車競技を知ってもらう貴重な機会となった。
もはやお馴染み藤森信行UCI国際コミッセールが
新入生に対して自転車競技の説明を行う。
競技における正しいヘルメットの被り方が説明され
新入生はお互いのヘルメットの被り方を確認し合う。
長野県高校代表チームの椿監督からは
高校自転車の大会や登録について説明を受ける。
先ず自転車を漕ぐうえで最も基本となる
ペダリングについての指導を受ける受講者たち
初日は殆どの時間が座学とペダリングに費やされ
午後から競技場インフィールドで基礎講座を行った。
基本は長野県美鈴湖自転車学校で行われている
「JCFスポーツバイク基礎スキル」のカリキュラムと
同じ内容で行われた。
ただし、藤森コミッセールが考案した機材なども用いられ
美鈴湖自転車学校出身の松村竜誠(駒ヶ根工)などにとっても
新しい体験をする貴重な機会となった。
今回は経験者として講習会のムードメーカーを引き受け
場を和ませ・盛り上げてくれた。
二日目は自転車学校同様に集団走行練習が行われた。
先頭交代練習や二列・三列での走行なども行われた。
先頭交代を行う佐藤(上田千曲)
中学時代から自転車学校・VELOクラブに参加していた
臼倉充哉は岡谷工業に入学。
かつて強豪校としてインターハイ優勝経験もある
名門復活へ部員3名で先ずは部の再建を目指す。
今回の参加者が共に良きライバル・良き仲間を見つける意味でも
非常に良い機会となった。今回参加した選手達が
2年後・3年後の長野県高校自転車を盛り上げる。
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講師
藤森 信行(UCI国際コミッセール) お馴染みUCI国際審判員として活躍する日本自転車界の第一人者。現在流行の「シクロクロス」をベルギーから日本に初めて持ち込んだ日本シクロクロスの父。2018年から美鈴湖自転車学校の講師陣に加わり、後進の「育成」にあたる。主に国際審判員として最新の自転車競技のルールのほか、ペダリング技術の基本講習などを中心に指導する。TOKYO 2020オリンピック・パラリンピックでの活躍も記憶に新しい。 ※UCI国際コミッセール(国際審判員)
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ということで、今年新たに開催された
高校新人研修会でした。
とにかく、サイクリング長野を
始めた当初は、長野県全体の
高校自転車選手が4名という時期もあって
1年生が約20名も各校に入ってくれた…
というのは、当サイトとしても
本当にうれしかったですし
長野県美鈴湖自転車学校や
育成のVELOクラブからも
高校で自転車を続けてくれる子が
多くなって来て本当に良かったと思います。
願わくば、先ずはここへ参加してくれた
参加者たちが、良き友、良きライバルを
見つけ互いに切磋琢磨して
高校生活が良いものとなってくれれば
最良だと思います。
県サイクリストの皆様にも
どうか、長野県の高校自転車選手たちに
温かい御支援・御声援を
頂けますよう心よりお願い申し上げます。
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