〔レポート〕2020年11月度「小中高生対象トラック合同練習会」「第3回美鈴湖ベロクラブ」レポート。

2020年11月度「小中高生対象トラック競技合同練習会」レポート

 

 先般、好評裏に終了した「2020年度美鈴湖自転車学校」でしたが

中高生の参加者・保護者の方の多くから、競技場が冬季閉鎖になる前に

もう一度、バンク練習の機会を設けて欲しいとのリクエストを頂き

11月21日(土)に、「電子計時講習会」「美鈴湖ベロクラブ」と共催で

急遽「中高生合同練習会」を行いました。

下記はレポートです。

 

 

 

練習レポート

 

 今回は、美鈴湖自転車学校に参加中の中学生に加え

松本工・松商学園の各選手も加えて合同で練習を行いました。

 

高校生を中心に周回練習でウォーミングアップを行う。後方で小峰コーチが見守る。
(左から:小山(エクセラン高)、松村(ボンシャンス)、小松(松本工))

 

小峰コーチのバイクペーサー練習に続く中学生の児玉・松村。

 

前回初めてピスト自転車に乗った小学生の小林洋平(信大付属小)は
先輩である兼平コーチ(信州大学)がペーサーを務めた。

 

次週「全日本選手権シクロクロスU-17」に出場予定の
山田愛太(白馬中)も調整をかねて参加。

 

同じく「全日本選手権シクロクロスU-17」に出場予定の
大蔵悟生(赤穂中)も学校行事との合間を縫って午前中参加。

 

午後は「電子計時オペレーター講習」と連動して
公式戦と同じ機材を用いてタイム計測会が行われた。
スタートを待つ小山大登(エクセラン高)

 

初めて発走機からのスタートに挑戦する小林洋平(信大付属小)
長野県代表の宮崎監督がハンドルを抑えつつアドバイスを送る。

 

タイム計測を行うのは、電子計時オペレーター講習会の受講者達。

 

今年最後のタイム計測は公式戦同様の機材で行い
多くの公式審判員が見守った実戦さながらのものとなった。
中高生にはこのタイム更新が来春への一つの目標となる。

 

 

 

講師・スタッフ

  

     小峰 烈(競輪選手会長野地区長)

 98期の現役競輪選手。平成20年には全日本実業団選手権ケイリンで優勝。一昨年は全日本選手権マスターズ部門チームスプリントで長野県に日本チャンピョンジャージをもたらした。昨年の美鈴湖自転車学校では「初心者ピスト講習会」の講師を務め、さらなる県自転車競技の「普及」と、若手の「育成」に携わる。

 ※長野県自転車競技連盟副会長

  

     兼平優希(信州大学自転車競技部)

 昨年2019年の信州大学自転車競技部主将。昨年からはトラック競技に専念をし、2019年の長野県代表選手として国体にも初出場するなどの活躍を見せた。2020年はヨーロッパへ海外留学の予定だった為に選手登録を一旦外れたが、新型コロナウイルスの世界的な蔓延により留学が延期。学生としても選手としても非常に不遇なシーズンとなった。そんな中、大会運営や自転車学校の指導等、長野県自転車界の裏方を率先してこなす。来年以降は、選手はもちろん将来の自転車界を牽引する若手の一人として活躍が期待されている。。

 ※2019年長野県代表
 ※2019年信州大学自転車競技部主将

 

     宮崎 岳人(長野県代表監督)

 第51期競輪選手として活躍、引退後に長野県代表自転車チームの総監督ならびに、長野県自転車競技連盟強化委員長に就任。今年から長野県連盟主催のトラッククラブチーム「美鈴湖ベロクラブ」を立ち上げ、県自転車競技の底辺拡大と育成を行う。

 ※長野県自転車競技連盟強化委員長

 

 

 

今回は、急遽の練習会と云うことで

ご対応頂いた保護者の皆様にも

御礼を申し上げます。受講生の皆さんには

今回のタイム更新が、来春へ向けての

各自の課題となります。

来春、全員がこのタイムを更新出来るように

日々の生活や、クラブ活動・部活動を

頑張って欲しいと思います。

 

 

 

関連LINK

長野県自転車競技連盟