令和3年長野県高校新人戦ロード結果
来春の高校自転車「春の選抜大会」の長野県予選となる
令和3年長野県高校新人体育大会自転車競技ロードレースが
11月3日(祝)に、恒例の生坂村特設ロードレースコースで開催された。
当日は天候にも恵まれ、会場に集まった観客の声援をうけながら
予選・決勝の2レースを行い、松本工業高の
1年生3名が躍動、マツコウ1・2・3を決め表彰台を独占。
先々週おこなわれたトラック競技も含めて
開催全種目を完全制覇!春のセンバツ長野県代表校の座を
ほぼ手中に収めた。詳しくは下記の通り…
令和3年新人戦トラック競技の結果
大会結果
《予選1組》16km
1位 小松 篤史 松本工業 決勝進出
2位 塩澤 武留 飯田風越 決勝進出
3位 坂井優太郎 松本工業 決勝進出
4位 上里 翔瑛 松本工業 決勝進出
5位 寺島 京那 長野工業
6位 原 楓人 飯田OIDE長姫
《予選2組》16km
1位 山口 太聞 松本工業 決勝進出
2位 片田 啓太 松本工業 決勝進出
3位 横林 海斗 松本工業 決勝進出
4位 湯澤 瑚楠 駒ケ根工業 決勝進出
5位 黒澤 響冴 飯田OIDE長姫
6位 依田 健司 東御清翔
OP 児玉 空大 上田千曲高校
※児玉は定時制・通信制登録選手のためオープン参加
《決勝戦》24km
優勝 坂井優太郎 松本工業
2位 上里 翔瑛 松本工業
3位 片田 啓太 松本工業
4位 山口 太聞 松本工業
5位 塩澤 武留 飯田風越
6位 湯澤 瑚楠 駒ケ根工業
7位 小松 篤史 松本工業
8位 横林 海斗 松本工業
大会公式リザルト(PDF/長野県自転車競技連盟公式)
大会の様子
今年も生坂村の協力を得てブドウ畑の中を走る
予選1組で先行する4名の逃げ集団
予選・決勝と脚が痙攣、それでも動かない足を腕で叩きながら
力走を見せる塩澤武留(飯田風越)は今大会最も大きな観客の声援を浴びた
第1コーナーはこの夏に引退した3年生達がコースマーシャルを務める。
先輩達の有難い ヤジ ご指導を受けながら走る選手達。
昨年大会準優勝の加科(松本工3年)と3位の小山(エクセラン高3年)が
大会補助員として参加した。
来年の春のセンバツをかけて決勝戦は前半は
超スローペースでレースが進んで行く
決勝戦の終盤で、松本工業が数的有利を利用して
一気に1年生を中心にペースを上げ始め集団が崩壊
いよいよレースが動き始める。
トラック競技で全種目制覇を果たし、ロードも含めた完全優勝を狙った
小松篤史(松本工)が残り5周辺りから徐々に遅れ始める。
今年は数多く集まった観客の声援を受け、松本工1年生3名が集団から完全に抜け出し
独走態勢を作り出して、優勝はこの3名の争いとなる。
松本工1年生3名が最後のスプリント対決に入る
最後は酒井優太郎が3名のスプリントを制して初優勝を果たした。
長野県高校自転車新人戦の表彰選手
(左から:方田・酒井・上里)
少し駆け足ですが、
今年の長野県高校自転車新人戦
ロードレースの結果でした。
戦前に、今年の長野県の高校1年生には
少しちゃんと「考える」ことを
当サイトから苦言を呈しました。
まだまだ審判長他、役員の話しを聞けば
1年生全体に対してハッキリ物足りなさを
感じていたようですが
個人的に見れば、少しずつでも
考える姿勢・取り組む姿勢に
変化が見え始めており
あとは、来年の春までに
体力はもちろん、技術的なこと
精神的な部分をどう高めて行くか?
そして、一番の課題はレースにおける
経験値をどう補うか?
1年生全員の成長に期待したいと思います。
引き続き、長野県の高校自転車選手に
温かい御理解・御声援のほど
宜しくお願い申し上げます。
春のセンバツの出場校・出場選手の発表は
高体連からの発表があるまで暫くお待ちください。
※ここの所、トラック・ロード・シクロクロスに
審判講習会、自転車学校などなど… 2日くらい寝てる時間が無かったので
大会終了後に力尽きて、途中の坂城町のコンビニの駐車場で寝てしまい
更新が遅くなってしまいました。ちょっと今週が終わるまで
忙しい日々が続きますが、また改めて高校自転車全体のレポートを
書ければと思います。
沢山の方に、観戦・応援に会場を訪れて頂き
心より御礼を申し上げます。