もくじ
〔レポート〕今年は12名が受講!「長野県車連主催:2020年度JCF3級審判講習会」開催。
11月22日(日)松本市美鈴湖自転車競技場にて
本年度の「JCF公認3級自転車審判講習会」が行われた。
昨年よりJCFの規定が大幅に緩和され、今年も1日の講習会で
ロード・トラック・シクロクロス・MTB・トライアル
サイクルサッカー・サイクルフィギュアの各種目の
3級公認ライセンスが付与され、本年は12名が講習を受講した。
講習の様子
本年は、12名が講習会に参加した。
内訳としては、女性が3名・最年少は19歳が受講した。
また競技未経験者の方も5名が参加。今年の傾向として
神戸大の岩原選手、信州大の芦田選手、イナーメの平林選手の他
松本情報工科専門学校スポーツ学科より3名の生徒さんが
受講し、全員が試験に合格して3級審判ライセンスを取得した。
早朝より長野県内外から12名の受講者が今年の審判講習会を受講した。
各ライセンスの種類や、各大会で実際に使用されたIDやパスの種類等の説明も行われた。
午前中の講義を行ったのはJCF1級審判員の伊藤清朗(長野県自転車競技審判委員長)
長野県車連の金子稔ドクターの審判装備の見本。
午後はJCFシクロクロス小委員会・委員で1級審判員の
田中比呂喜氏(長野県自転車競技連盟)による講義が行われた。
講義は各種種目の紹介の他、会場である美鈴湖自転車競技場の説明も行われた。
実際に競技場に降りて講義を行う田中審判委員
検車方法や、ジュニア・ユースギア比の検査方法の講習も行う。
検車で特に違反の多い「BBの中心からサドル先端5㎝」の説明が行われる。
講義終了後に簡易試験が行われ、全員が合格して来年よりJCF公認審判員として執務に当たる。
試験を受ける今回の受講者最年少の寺島桜太(松本情報工科専門学校スポーツバイク学科)。
JCF3級審判講習会の主な講義内容
審判員総則 (講師:伊藤清郎JCF1級審判員)◇公認審判員規定について ◇自転車競技組織の説明 ◇競技規則に関する説明 ◇ライセンス保有に関して ◇競技者の義務 ◇競技者の装備について ◇自転車について ◇自転車の定義と機材規定 ◇制裁について ◇異議申し立て ◇審判員の任務 ◇主な審判の仕事
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各種目の説明(講師:田中比呂喜 JCF1級審判員)◇自転車種目と公認審判ライセンス ◇競技者区分 ◇美鈴湖自転車競技場の説明 ◆競技場内の説明と検車について ◆検車についての説明 ◆ジュニアギア比の説明と測定方法 ◇各競技の説明
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ライセンス登録に関する諸説明(講師:奥原進治 JCF1級審判員)◇ライセンス登録
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〔ライセンスに関する所説明〕
告知を頂いた販売店・関係者の皆様へ御礼
今年も東信・北信のほぼ全てのスポーツ自転車店様に
審判講習会の告知をお願い致しました。そのおかげをもちまして
今年は12名中5名の方が東北信からの参加者となりました。
改めまして、告知を頂いた皆様に心より御礼を申し上げます。
引き続き、長野県自転車競技界への御理解・御協力の程
宜しくお願い申し上げます。
なお、本年初頭にUCIより
ジュニア・U-171・U-15のギア比撤廃の憶測が
流れましたが、本年に関しては継続となっておりますので
引き続き子供達のギア比制限の周知をお願い致します。
ジュニアギア比について ジュニア:7.93m
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また再三のお願いですが…
UCI規定にも書かれていることですが、それ以前に
どのレース・どのサイクリングイベントに出場する際も
自転車機材の整備は選手の義務であることの徹底をお願い致します。
引き続き、機材トラブルによる事故・落車が無いよう
ご指導のほど宜しくお願いを申し上げます。
今年の美鈴湖自転車学校は中学生が増えてU-15ギア(46-16/6.1m)を
揃えることが課題だったものの販売店・関係者の皆様の提供により
中学生は全員(46-16ギア)で練習を行うことが出来た。
審判試験に合格された皆様へ
審判試験に合格された皆様、合格おめでとうございます。
来年の1月より、皆様はJCFと長野県自転車競技連盟の審判員として
正式に登録をされます。
来年も長野県では様々な大会が開催される予定です。
日々お忙しい所時間を頂くこととなりますが
是非ぜひ、長野県自転車界に御助力頂けますよう
お願いを申し上げます。
そして、来る2028年ながの国体と
その先の長野県自転車界の未来へ向けて
ご尽力賜りますよう重ねてお願いを申し上げます。
JCF登録についての詳細はこちらをご一読下さい。
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