もくじ
〔レポート〕PIST6観戦記
こんにちは、さて1年中自転車のことをやってる当サイト。
ここ数年は審判を引退したのですが、報道として
毎週どこかの会場にいる訳です。
そんな「サイクリング長野」ですが、11月ではありますが
今年初めての自転車の観戦(応援)に行ってきました。
今年初の自転車観戦は、2022年11月6日㈰。
場所は千葉県千葉市…
全日本選手権MTB(エリミ・ショート)と、
発足から1年の新競輪PIST6に
長野県の選手が出場するということで
ダブルヘッダーで、MTBと競輪の応援に行ってきました。
今回は、まだ長野県の自転車関係者の皆さんでも
殆ど生で見たことが無いと思われる⁉
新・競輪PIST6の観戦記をレポートをお届けします。
PIST6遠征記
という訳で、「MTBの全日本選手権」と「PIST6」が
同日に千葉県千葉市の千葉公園で開催されるということで
前日の美鈴湖VELOクラブを終え、6時に起きてレポートを書いたあと
朝7時20分の新幹線に飛び乗り、千葉へ…
上田駅から7時20分発の新幹線に乗り込む!
基本、自転車関連は自腹なのでバス移動が原則だが
今回は遊びに行くようなモノなのでセレブに新幹線に乗る。
千葉まで6000円近くかかったが…
東京へ8時30分過ぎに到着してしまい流石に時間的に早すぎる…
途中、東京駅をダラダラと歩きながら
のんびり千葉へ到着したのが9時30分ころ…
早く到着しすぎたので千葉駅で朝食をして
10時ころに会場の千葉公園に到着
MTBの全日本選手権で、鈴木名人(中川中)と
山田愛太(白馬高)の応援をしようとするのだが…
いかんせん観客がおらん…
会場到着!と同時に…
平林安里選手が、自分の目の前をスタスタと歩いて行く…
おぉ第一村人発見!!
この日、千葉で初めてみた長野県民。
すると、向こうで手を振っているのが
山田愛太選手の弟・縁美君と、愛太選手のお父さん。
山田家の皆さん
昨夜、堀江選手出場のPIST6を観戦されたらしく
興奮気味に昨夜の堀江選手の活躍を話してくれる。
愛太選手のお母さんが…
自転車にこんな世界があるとは知らなかった!
こんな世界があると知っていたら…
私、ダンサーとしてあそこで踊りたかった!
えぇぇ… そっちですか?(恒例の俺の心の叫びです)
はい、そんな訳で
全日本選手権MTBショートトラック
中学生の部・U-17の部を観戦。
鈴木名人・山田愛太の両選手を応援!
残念ながら「サイクリング長野」は全日本MTBを出禁になっているので
もう最初から取材する気は無く、鈴木・山田愛太両選手の応援に徹しました。
そして、お昼過ぎにPIST6に
堀江選手が登場ということで
コース脇にある…
TIPSTAR DOME初見参!
新競輪(250m競輪)PIST6が発足して1年
ついに総本山の「TIPSTAR DOME」(千葉ドーム)に初見参!
この日は、無料開放デーなので誰でも無料で入ることが出来た。
長野県のMTB関係者も多く訪れていた。
オープンして1年、本当に綺麗なTIPSTAR DOME
正直、想像以上でした。
どうしても伊豆ベロドロームがイメージにあるので…
PIST6グッズを販売するショップには
様々なグッズが販売されていた。
フードコートには、PSG(ピスト・シックス・ジェラート)
最初PSGって… パリサンジェルマン?と思ってしまった。
値段も500円なら、まぁ手頃??
俺、1年前にPIST6をDisった訳だけど…
その理由として、Youtubeで見た印象で
「光の使い方」が何か微妙!ってのがあった
なんかいかにも70年代・80年代の
ディスコっぽくて、悪く言えば「下品」な感じがした。
さらにその光の演出に「武富士ダンサーズ」みたいなのを
躍らせているって…今はもう西暦2000年代だぞ!と思った。
今の照明の流行といえば「ラグジュアリー・モダン」な感じ?で
どこのホテルにしても・海外のカジノにしても間接照明を多用して
空間を光と影のコントラストで、ミラーボールのゴテゴテよりも
「人間が快適に生活出来る光質」を演出することが主流と思っていた。
と・こ・ろ・が・!
現地を実際に訪れてみて印象が大きく変わった。
凄く象徴的だったのが、TIPSTAR BARの光の演出
地味かもしれないが、光が一切、直接目に当たらない。
無機質ではあるけど、光の色温度もあり、TIPSTAR DOMEの
光のコンセプトの象徴的な印象を受けた。
長い時間いてもストレスがたまらない感じがした。
〔TIPSTAR BARの入り口〕
TIPSTAR BAR名物である「250ドッグ」を食べる。
1周250mのトラックから「250g」のソーセージが入っている。
そこにチーズ・チリビーンズ・レリッシュ・トルティーヤがトッピング。
900円ってのが… 東京ドーム価格だが
レースをみながら食べられるというのが非常に良かった。
TIPSTAR BARからレースの合間にあるダンスショーを観戦する。
こうしたインターバルを飽きさせない工夫がされているので
そこまでレース間が間延びしない。
という訳で、内覧を終えて
インフィールド(アリーナ)で観戦!
この日は、無料開放デーで子供達も沢山観戦に来ていた
特に、スタンドよりもインフィールドが人気で
多くの親子連れが地下道を通って、インフィールドに向かっていた。
地下道を抜けて、インフィールドに向かう。
で!ここで凄くビックリした!!
なんとインフィールドは…
ソファー席!
(しかもTVが1台づつ付いている)
おぉ!これは、家族で来たら見やすい!!
ちょっと感動した。
ただ、この写真が「東南アジアのナイトショー」のような
写真になっちゃったけど…
実際に、かなり数多くの家族連れがいて
子供達もソファーに座りながら競輪を楽しんでいた。
テレビモニターがあって、レースの間を飽きさせない
演出がされているので子供達も飽きない。
そんな感じでソファー席に座ったら
長野県のMTB関係者の皆さんも
レースを終えて
一緒に堀江さんを応援することに…
予備予選の200mタイムトライアルの結果
堀江さん10秒181という…
自分の知らない堀江さんがいた。自己ベストで予備予選1位!!
おぉ堀江さんスゲー!
ハロン10秒1だよ!!
しかも、入りの100mは4秒85だし!!
と言ったら…
レースを終えた、山田愛太選手が冷静に…
それ、ギア比が4.85だと思うのですが…
との、有難い突っ込み。
(愛太選手の成長を感じました…)
そして、ついに…
堀江さんのレース!
準決勝第3試合!!
ソファー前のテレビに準決勝第3試合の出場ラインナップが発表!
少年革命家ヘア・スタイルの堀江さんが1枠1番に紹介される。
堀江さんの戦闘力が発表される!
戦闘力は73!!
否が応でもボルテージが上がる
長野県MTB関係者⁉席
もはや、みんなが堀江マニア!
レース開始を告げるダンスを踊る
PIST6ダンサーズが会場を盛り上げる!
何だか六本木辺りのショーパブっぽくもあるが
とにかく、このダンスでボルテージが上がる!
ただし、インフィールドは座っての観戦が義務付けられている。
(周りが静かに座ってるからよけいにショーパブっぽい…)
堀江さん登場!
場内の手拍子の中
会場内全てのモニタービジョン・オーロラビジョンに
映る堀江さん!
おおおおお!堀江さぁぁぁーーーん!
もう長野県関係者みんな「HORIE Love」ですよ!
自分もすっかりホリエマニアの仲間入り。
では、皆さん!大熱戦となった
堀江さんの有志を
Youtubeでご覧ください。
(クリックすると我々が見た堀江さんのレースになります)
〔参照元:Youtube/PIST6公式チャンネル〕
堀江劇場炸裂!
ゴール前大逆転での1着。
ウイニングランの堀江さん
スタンドを煽る!煽る!!
う~ん… 言葉が無い…
ヒーローインタビューの堀江さん…
ヒーローインタビューで最前列に陣取り
盛り上がる
我ら堀江マニアたち!
では、我々大熱狂の堀江選手の
ヒーローインタビューをお聞きください。
〔参照元:Youtube/PIST6公式チャンネル〕
しかし、皆が一同に疑問に思ったんだが…
堀江さんって
我々がいたこと解ってるのかな?
「あれ、絶対に解ってないよね?」
という一抹の疑問を抱きつつ…
最後にレースが終わったトラック内が解放され
子供達が喜んで場内を歩く。
ライトアップされた場内が解放され
この日、見学に来ていた子供達がトラック内を歩く
その角度の急なところに驚きながらも
みんな、一同にバンクに登りたがる。
子供達にとっては忘れられない1日となる。
ここから未来の自転車選手が生まれてくることを祈るばかり。
因みに
帰りに皆で、この日の堀江さんのSEXYっぷりに
実は、美鈴湖にいる堀江選手と
今日の堀江選手は別人なんじゃないか?という疑惑が…
そんな「堀江フィーバー」にうなされながら…
大満足でTIPSTAR DOMEを後にしました。
今回は何時もの予想屋のお兄さんがいなかったため
〆の言葉がありませんが
特に落ちも無くこれにて…
完。
〔過去の競輪観戦記〕
PIST6を観戦しての感想
新競輪について
昨年、新たに開始された新しい時代の競輪「PIST6」
国際規格250mバンク(1周250m競技場)で開催されることが特徴で、
従来の競輪にあった同郷同士が共闘して戦う「ライン戦」の禁止。
ショルダーチャージ・ヘッドバッド等の「ボディ・コンタクト」の禁止と
「五輪」・「W杯」などの国際大会ルールと、そこへ向けた強化を意識した
新しいスタイルでの競争が大きな特徴です。
そんな新競輪でしたが、生で見て思ったことは
率直に非常に良かったと思います。当初は競輪選手は普段
1周333.3mや、400m~500mの競技場をメインに走っているため
250mという狭くて・急斜面のバンクで走れるのか?が
疑問視されていましたが、そこは流石プロの競輪選手達です!
迫力のある戦いを見せてくれたし、
学生大会などに比べて、落車などの心配をしなくて良い
安定感のあるレースを見せてくれたと思います。
春のサイクルモードでのPIST6ブースより
競技場&スタジアム施設について
とても綺麗なスタジアムで、本当に素晴らしい環境だと思いました。
そして、TIPSTAR DOME 会場内には車券販売場が一切無いということ。
つまりここは鉄火場(ギャンブルの場)では無く
純粋にスポーツの競い合いの場であるということが
非常に特徴的だったと思います。
また、遠征機の中でも少し書きましたが、光の演出というのは
室内で行われる興行において非常に重要です。しかし、さもすれば
非常に下品な感じ(時代遅れ)になり易いのも光と音の演出です。
ダンスなどの演出はさて置き、施設の空間照明に関しては
当初受けた印象は、ずいぶんと良い印象へ大きく変わりました。
おそらく海外のゲストにも悪い印象を与えないものと思います。
(少なくともこれを見て3Dと言われることは無い。)
こうした「すり鉢状の競技場」なので
バリアフリーは難しいところがありますが
トイレもそれなりに数があったし、段差も少なかった
車いす席のエリアもあり、配慮はされていたと思います。
また、インフィールドのソファーエリアは
子供連れの家族にも非常に好評だったと思います。
ここは出来れば、今後も無料開放していて欲しいが
BIGレースの時は、お金が取れる席だとも思います。
フードに関しても、「ここでしか食べられないもの」が
しっかりとあったことも好印象。食事は本当に重要です!
今後も限定商品なども含め飽きさせない展開を期待しています。
ただし、TIPSTAR BARですが!
電子マネーしか使えないというのは
昨今の野球場でも当たり前になりつつあるのですが!
電子マネー限定であれば
国内に存在する殆どのQR決済・バーコード決済を
使えるようにしないと行けないと思います。
今回感じたのは、使えない決済方法が多すぎる気がします。
※都心のインバウンド対応の量販店などでは
台湾や韓国の鉄道IC決済まで使えるようになっていて驚いた。
流石に今のPIST6にそこまでは不必要だが、国内主要マネーは最低対応してほしい。
走路は伊豆ベロドロームに比べて、床の木の目が粗いのが特徴
〔サイクルモードPIST6ブースより〕
ギャンブルとして
昨年、当サイトでは…
国際基準の自転車競技「ケイリン」は、従来の「競輪」に比べ
ライン戦・チャージなどのコンタクトが減ることで
必然的に選手個々の「自力の差」が大きく勝敗を左右し
予想がしやすい反面で、逆に言えば、ギャンブルの魅力である
「不確定要素」に欠けるきらいがある。
という見解を出しました。
しかし、蓋を開けてみれば、当初のPIST6のような
「単勝1.0倍」ばかりのレースでは無いし
多くの選手が経験を重ねてきたことで、すんなり「1.0倍」が
勝つレースばかりでは無くなってきた。
以前、100円かけても100円しか払い戻しが無い「1.0倍」に
ナゼ100万票も購入され、単勝1倍に1億円も売り上げがあるのか?
という話をしたが、そうした状況は、選手のレベルが上がることで
終わりを迎えていると思ういます。
ただこの日、痛感したのだが思った以上に
投票数が少ない(売上が少ない)気がする。
それは、PIST6の開店セールの期間が終わりを告げ
いよいよプロスポーツとしての
《スポーツとしての本質的な魅力》を問われ始めていると思う。
とにかく速やかに行うべきは
「先ずはTIPSTAR DOMEへ1度来てもらうこと!」
そのための戦略を最優先課題としてもらいたい。
来てもらえればリピーターになってくれる人が必ずいるはず。
インバウンドの可能性…
これは、おそらくPIST6も、将来的に見据えていると思われる。
ただ自分も、とある国のインバウンドを担っていた時期があるので思うのだが…
コンテンツとしては非常に面白いと思う。
かつて自分が海外にいた時、日本へのサイクリング
インバウンドツアーを作ろうとしたときに
その一端として、「競輪観戦」を入れようとしたら海外の旅行会社から
競輪は、3Dだ!(ダーク・ダーティー・デンジャラス)と言われ反対された。
その海外のネガティブな競輪像を大きく変えるモノだと思った。
ただし、欧州の6日間レース等も十分に参考にしていると思うが
同じことをやっていたら、本家に勝てるはずもない。
とはいえ、自転車競走法で他の競技(例えば:ポイントレース・スクラッチ)が
すぐに行えるとは思わない。
今後、レースの魅力の向上(情報発信/招待選手の充実)はもちろん、
法整備が必要かもしれないが
新たな競走種目というのも将来的には必要なのかもしれない。
※投票方法も、より一見さんが買いやすくしないと
仮にインバウンドで成功したとしても
ギャンブルとして海外のブックメーカーにやられる気がする。
そして、一番の問題は立地だ。
これが、東京・大阪のど真ん中や、臨海エリアにあれば
日本滞在中のナイトライフに一つの提案が出来て
条件は変わったかもしれないが、成田空港のお膝元である千葉。
多くの外国人観光客は
成田空港から東京へNEXやスカイライナーで動いてしまう…
この状況を、現状のコンテンツだけで集客するのは至難の業。
おそらくコロナ後に国際競輪を復活させても直ぐには難しいか…
ただし、国際競技大会においては、逆に最高の立地なので
難しいかも知れないが、W杯や世界戦などの国際大会を誘致し
開催して行くことで、少しずつ「競技場として」の知名度を上げるほうが
遠く見えて、実は近道なのかもしれない。
JICFインターナショナルトラックカップも
美鈴湖でやるよりもこれからは千葉で開催したほうがいい。
どちらにしても、先ずは国内でPIST6の知名度向上が最優先課題。
どうするPIST6??
とにかく、PIST6 というコンテンツが
今の日本に存在する全ての自転車競技の中で
名実ともに、最も魅力のある・集客の出来るコンテンツだと
いうことは確かです。
厳しい言い方をすれば、PIST6を
お金が取れるプロスポーツの興行とすれば
残念ですが、隣りでやっていた
マウンテンバイク…は どうやっても
興行としてお金をとれるものでは到底無い。
ここを否定する人はいないでしょう…
しかし現実として、プロスポーツ興行として
十分な施設・設備を誇る
PIST6のスタンドはガラガラでした。
では、車券の売上は置いておいて
PIST6の集客をどうしたらいいか?
TIPSTAR DOMEを毎回、満員にするにはどうすればいいか?
何度も言いますがこれが、
神宮球場(青山)や東京ドーム(文京)のあたりにあれば
会社帰りのサラリーマンなどを呼び込める。
(プロ野球の集客方式/イベント方式を参考にすればいい)
しかし、千葉という場所が非常に難しい。
とはいえ、千葉市で働く人・駅の乗降客数というのは
長野県を始めとした地方都市に比べたら各段に大きい。
(それに西武ドームに比べれば全然アクセスが良いと思う)
当面の鍵は、いかに地元・千葉市の人を集客できるか?に
かかって来ると思います。
TIPSTAR DOMEの収容人数が約2000人
これを長野市・松本市で満員にしろと言ったら
自分は最初から無理!というが!
千葉市エリアであれば出来そうだし
実際に幕張の千葉ロッテが、毎試合2000人程度の
観客を集めて試合をやって見せてくれている。
海浜幕張もプロスポーツの本拠地としては
決して利便性の良い土地では無いが可能性は十分にある。
要は「コンテンツの充実」次第だ。
ここ(千葉市)でやれなければ、全国どこで競輪やっても無理!!
本当にJKAというか、競輪業界にはここが最後の砦だと思って欲しい。
だからこそ!
従来の競輪と、PIST6が反目するなんて
本当にナンセンス!
そんなことしてたら競輪が絶滅する。
色々な課題・シガラミがあることは100も承知で!
早急に整備してほしいことは
◆先ずは、PIST6の知名度を上げること!
◆実際にTIPSTAR DOMEに来てもらうこと!
これが出来なきゃ、話にならん!
細かいマーケティングとか、集客のテクニックとか
そういう難しいことは、本当に今は考えなくても良い
後からでいいわ。
何度も言うが PIST6 は可能性があると思う。
競輪界はもとより、自転車界の皆で(プロアマ問わず)
このコンテンツを育てられるかが?
本当にこの先の自転車界の浮沈に関わると思って欲しい。
最後に…
個人的にPIST6のここを変えてくれ! ・ホームページが無駄に重くて、欲しい情報に行くまでに別のサイトに行きたくなる。 |
長野県のPIST6選手
PIST6公式ホームページより
長野県のPIST6 各選手の紹介HP
競輪.jpとは違う選手プロフィール!
面白いので是非ご覧ください。
柿沢大貴(岡谷工高業出)
小峰烈(松本工業高出)
前島 恭平(松川高出)
等々力久就(岡谷工業高出)
堀江省吾(信州大学出)
という訳で、PIST6初観戦でした。
当初、PIST6については
正直あんまり興味が無かった。
というのも、関東においては
他に楽しめるスポーツは沢山ある。
長野から見れば
千葉は関東の奥座敷であり
別に千葉まで競輪を見に行かなくても…
と思ってました。
しかし、実際に行ってみて
見解が変わりました。
先ずは、プロスポーツとして
思っていたよりも、演出のディテールや
クオリティが高く、お金を出していいかな?
と思わせる施設・雰囲気づくりがされていたこと。
それが、日本ではここだけでしか見られないこと。
正直、JBCFとか、JCLとか
ジャパンカップにしても…
仮にあれでお金を取れるか?と言えば
大いに微妙だし、果たして
自転車を知らない人が2000円出して
会場へ行ったとしても、長々と代り映えの
無いレースを見せられても
正直、あんまり楽しいとは思わない…
そこへ来てPIST6は、レース間のテンポも良く
初めて来た人を飽きさせない努力も
十分とは言えないが多分に感じさせる。
その他にも「競輪場≒鉄火場」という
イメージも無く、車券もネット販売のみ
これは、良し悪しあれど
スポーツとしてみれば良いことだと思う。
総じて、凄く可能性を感じさせられる
プロ・スポーツコンテンツだった。
惜しむらしくは、スタンドがガラガラ。
これをどうして行くのか?それは
おそらく自転車界全体の課題でもあると思う。
当サイトとしては、
これまで以上にPIST6というものにも
フォーカスをして
何時か長野から「PIST6堀江応援ツアー」なんてのも
出来たらいいな?と思う。
そんな訳で、信州サイクリストの皆さんも
是非!現地で生観戦をしてみてください!
おすすめです!
きっと競輪の概念が変わります。
関連LINK