〔告知〕新たな時代へ!2020年「長野県高等学校自転車競技大会」の日程が発表。

 

〔告知〕新たな時代へ!2020年「長野県高等学校自転車競技大会」の日程が発表。

 

 長野県高体連自転車専門部と、長野県自転車競技連盟は

2020年の長野県内開催の高校自転車競技大会の日程を発表した。

インターハイの予選となる長野県大会は五月に…

来年の春の選抜予選となる新人戦は10月末週(予定)に

ラインナップされた。詳しくは下記の通り…

 

 

長野県高校自転車スケジュール

 

 

2020年長野県高校自転車大会日程

5月17日 長野県高校総体 ロードレース 木島平村
5月30日-31日 長野県高校総体 トラック競技 松本市美鈴湖自転車競技場
10月25日(予定) 長野県高校総体新人戦 トラック競技 松本市美鈴湖自転車競技場
11月1日 (予定) 長野県高校総体新人戦 ロードレース 生坂村(予定)

 

 

昨年は初めて生坂村で県新人戦ロードレースが行われた。

主要県外大会

3月16日~20日 第43回全国高等学校選抜自転車競技大会 熊本県・福岡県
8月月21日-24日 全国高等学校総合体育大会2020 富山県・福井県

 

 

 

今季の注目選手

 

 

昨年、唯一2年生でインターハイに出場した小林雅幸(松本深志)は
新人戦でロード・3㎞追抜きの二冠を達成した。
現在の長野県高校ロード界では圧倒的な力を有する。

 

山田・青島・榊山と偉大な先輩の後を継ぐ柴田晃宏(飯田風越)

 

昨年は中部8県対抗戦で初の長野県代表となった田総蓮(松本工)
県新人戦では1㎞タイムトライアルで優勝。センバツでの活躍も期待される。

 

県新人戦200mで1年生ながら優勝の加科爽人(松本工)
既にピュア・スプリンターの才能を見せ始める期待の選手。

 

昨年の中部8県では長野県代表に初選出の平田開人(松本工)

 

長距離に定評がある宮澤小太郎(松川高)今年は全国での活躍も期待される。

古豪「松商」復活へ!1年生ながら県新人戦ロードで準優勝の中島壮琉(松商学園)

 

新人戦から高体連に参戦した斉藤祐樹(佐久長聖)

 

同じく古豪復活へ!雁来・銭選手(諏訪清陵)

 

 

 

 

 

県高校自転車界の近況

 

 

 近年の長野県は、一昨年に現在「競輪界」で

ゴールデンルーキーとして活躍著しい菊池岳仁(岡谷南)

インターハイ・国体で入賞。昨年は、春のロード開幕となる

飯山菜の花ロードで大学生を退け畑山俊一(上田千曲)

3位表彰台にあがると、5月には、山田拓海(飯田風越)

日本ロード代表に招集、勢いそのままに山田は全日本選手権TTで初優勝。

夏には、春のセンバツに続いてのインターハイ表彰台に上がった。

 

また、そのインターハイ最終予選となる北信越大会では

萩原隆祐(松本工)、笠井大太郎(松本工)、青島冬弥(飯田風越)

表彰台に上がるなどの活躍をみせた。

 

冬には、鈴木来人(伊那北)が二年連続の

シクロクロス世界選手権日本代表に選ばれた。

 

高体連登録選手以外では…

MTBの小林あか里(松本蟻ケ崎)が、女子Jr.で全日本王者。

松本一成(諏訪実業)が、男子Jr.で日本・アジア王者の

Wタイトルを獲得する等、県高校生の活躍が目立った。

 

 

全日本選手権TT優勝を果たした山田拓海(飯田風越)

 

山田と共に飯田風越の長野県高校ロード三期連続制覇を成遂げた青島冬弥(飯田風越)

 

新設された国体女子ロードに長野県最初の女子選手として出場の榊山来実(飯田風越)

 

飯田風越の四期連続優勝を阻みシクロクロス日本代表として活躍した鈴木来人(伊那北)

 

北信越の1㎞TTで3位表彰台にあがった萩原隆祐(松本工)

 

北信越のスプリントで3位表彰台の笠井大太郎(松本工)

 

春先の菜の花ロードでは大学生大会で表彰台に上がった畑山俊一(上田千曲)

 

MTBの全日本女子Jr.で優勝を果たした小林あかり(松本蟻ケ崎)

 

MTBの全日本男子Jr.で優勝・アジアJr.王者のWタイトルを果たした松本一成(諏訪実)

 

競輪学校を成績優秀で早期卒業、現在デビュー9連勝中の菊池岳仁(岡谷南出)

 

 

 

 

県高校自転車界の未来…

 

 

《高校生の競技人口の減少》

 令和元年度、上記で紹介した以外の選手でも

長野県高校自転車界は、多くのタレントを抱えた。

こうしたタレントが卒業となる令和二年度は

県高校自転車の新たなスタートとなる年となる。

 

また、何より長野県自転車界が危惧しなければ

ならないのは、高校生の競技人口の低下だ。

一昨年の新人戦では30名以上いた選手が

今年は10名まで低下している。

この現状を先ずは、長野県の自転車に携わる

全ての関係者に訴えたい。

また、長野県内の問題だけに留まらず

昨年のMTB全日本選手権には、この高校世代に相当する

女子ジュニアのエントリーが僅か1名。

もはや、MTB界は本当に絶滅寸前ともいえる

現状に強く警鐘を鳴らしたい。

 

 

《県高校競技者の増加への取り組み》

 先日の長野県競技連盟総会でも話題となったが

一昨年、スケートから高校自転車に転向して

長野県代表となり、競輪学校を早期卒業。

現在、「令和の怪物」として競輪デビューから

無傷の9連勝を成遂げている菊池岳仁選手のように

他の競技からのコンバートを推し進めたい。

過去にスケートからのコンバートと云えば

橋本聖子選手、沖美穂選手

西谷岳文選手、大菅小百合選手。

スキーからは、恩田祐一選手の他

現在も平林安里選手や、北林力選手等が活躍している。

スキー・スケートに留まらず

今後、他競技から自転車を志す選手達の

受け入れの場を作って行くことで、競技人口の増進

他競技との交流や、トレーニング方法等の

情報交換を活発に行って行きたい。

※そのシステムの構築について近日改めて発表をします。

 

 

 

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とにかく、高校生や

その高校生に憧れる小中学生の

選手の普及・育成が急務となっています。

これには、地域の自転車コミュニティの

皆様のお力添え無くして立ちゆきません。

県サイクリストの皆様、高校自転車OBの皆様にも

是非、高校自転車を盛り上げて

頂ければと思いますので

重ね重ねになりますが、ご理解・ご協力の程

宜しくお願い申し上げます。

 

 

 

関連LINK

全国高体連自転車競技専門部

長野県高体連

長野県自転車競技連盟