令和4年度 長野地域を「魅せる」サイクルムービー制作業務
長野県地域振興局よりお知らせです。県地域振興局では
長野県のサイクルツーリズムを推進するために
長野地域の魅力が詰まったサイクルムービーの制作を行う
受託業者を公募型プロポーザル方式により募集するそうです。
事業募集に関して詳しくは下記をご覧ください。
令和4年度長野県地域を「魅せる」サイクルムービー制作業務
長野地域振興局では、コロナ下でも伸長が見込まれるサイクルツーリズムを推進するため、長野地域の魅力が詰まったサイクルムービーの制作を行う受託事業者を、公募型プロポーザル方式により募集します。
1.業務名
令和4年度 長野地域を「魅せる」サイクルムービー制作業務
2.履行期限
契約日から令和4年12月28日(水)まで
3.業務内容
・サイクルムービーの制作
・Web広告への出稿
4.委託上限額
1,210,000円(消費税額及び地方消費税の額を含む。)
5.説明会の開催日時および場所
令和4年7月21日(木) 午前10時から午前11時
長野県長野地域振興局 別館 大会議室 (長野市大字南長野字南県町593-14)
※参加説明会申込方法
令和4年7月20日(水)午後5時までに
nagachi-shokan@pref.nagano.lg.jp 宛にメールで申込を行ってください。
6.参加申込書の提出について
◇参加申込書の提出期限
令和4年7月25日(月) 午後5時まで
(土曜日、日曜日及び休日は除く。提出時間は午前9時から午後5時まで)
◇提出方法
(持参及び郵送)〒380-0836 長野県長野市大字南長野字南県町686-1
長野地域振興局商工観光課振興係 宛
(メール)事前説明会の申込方法に同じ。
7.企画提案書の提出について
◇参加申込書の提出期限
令和4年8月5日(金) 午後5時まで
(土曜日、日曜日及び休日は除く。提出時間は午前9時から午後5時まで)
◇提出方法
(持参及び郵送) 参加申込書の提出先と同じ。
8.プレゼンテーション開催日時及び場所
プレゼンテーションは実施しません。
〔詳細について〕
Youtubeにおけるサイクルツーリズム動画の世界
4月頃のこと…
5月に某大会があってそのために
某村の観光協会に挨拶をして、選手を受け入れてもらう
地域の宿の皆さん全てに電話で御挨拶をさせてもらいました。
その際に、その村に「サイクルツーリズムのPV」があることを知って
喜んで当サイトで紹介させてもらおうという話しになったのですが
折しもゴールデンウィーク直前ということもあり!
当サイトで長野県各地域のサイクルツーリズムPVを
全て紹介しようと企画をしたのです!
そこで…
Youtubeで「サイクルツーリズム」と検索したら…
そこで見たのは…
驚愕の世界でした。
ちょっと興味を持った方…
Youtubeで〔サイクルツーリズム〕って検索して
そこに出て来る動画たちの
動画の再生数を上から見て下さい!!
そして、大切なのはここから!!
これらの再生数を、1日あたりの再生数に換算してみてください。
「各地域のサイクルツーリズム」のPVがどの程度再生されているか…
この注目度が現在のサイクルツーリズムの偽らざる現実です。
※Youtubeはコロナとか関係ないむしろコロナになってほぼ全てのジャンルの再生数が上がっている。
当サイトでさえ、コロナが全盛期で自粛の頃のほうがPV数・検索来場者数共に高かった
〔コロナ自粛時サイクリストは何に興味を持ったか?〕
ちょっとジャンルが違うんですが、文字だけの
「サイクリング長野」6月の1日あたりの平均来場者数が4500人程度です。
正直、先月は遠征や倒れたりして情報更新が多く無いのですが
1日最低4000人位の人は当サイトを訪問してくれる訳です…
(それだって、インターネットの大海原の中では弱小も弱小の数字です)
では次に、長野県の行政主導の「サイクルツーリズムPV」で
一番視聴数が高い動画ってどれでしょう??
4月時点のリサーチで自分が知る限り
長野県北信地域振興局の「北信州サイクリングPV」で
いま確認したら、再生数は 72,122回(2022年7月14日現在)です。
これをアップロード時から今日までの520日で日割り計算すると1日あたり139再生
(参照元:Youtube/長野県北信地域振興局)
その時の段階では、2位の「しあわせ信州」(長野県産業労働部)の
安曇野サイクリング巡りが約5000再生程度だったと思います。
あとはもう殆どが1000再生からそれ以下…
再生数が「二桁」「三桁」が殆どです。
そもそも行政が出す記事は「内容」に関わらず
Googleなどの検索順位で無条件で1位になる訳です。
Youtubeでも同じです。その再生回数が1年やって1000件とか…
ちょっとそれってどうなのさ。
これを長野県の各行政がどう考えるか?
Japan alpsプロジェクトにしても
これらを発案するのは、殆ど自転車関係者が携わっておらず
ほぼ行政とコンサルタント会社です。
あまりdisってはいけないのですが
長野県のサイクルツーリズムプロジェクト
Japan Alps cycling JACPのYoutubeサイトに関しては
最高でも再生回数が90回…
Youtubeは、マーケティングとか流行という枠に留まらず
現代に生きる「我々の心理という部分」でも
本当に様々なことを教えてくれます。
ある意味では「非情でリアル」な世界でもあります。
今回の事業に関しては、自分からみて
行政の見通しがかなり甘いと思います。
長野地域を「魅せる」って…
漠然とし過ぎていて、毎度のように
県としてサイクルツーリズムを通じて
何をやりたいのか?どこへ行きたいのか?
ビジョンが全く解らないまま民間へ丸投げ!状態。
長野県お約束の「作るところまでがゴール!」
それなりのモノが出来れば
その先の成果なんて誰も考えていない。
になりそうな予感がします。
100万円という予算が高いか?安いか?は
別として、今後制作されるサイクルムービーが
その金額に見合った数字をとれるかどうか?
その成果を見守りたいと思います。
今回の事業も〆切まで10日間というギリギリの応募となりますが
願わくば、予定調和では無く
心ある人が、心ある動画を作って下さればと
長野県自転車関係者の一人として祈りたいと思います。
さて、長野県の行政関連PVの中で
一番再生数の多い
北信州サイクリングPVなんですが
映像素人なりに凄く良いPVに
感じたんですよね。
この地域の自転車を支えている
おおぞらサイクリングクラブの松山代表や
女性サイクリストを増やすために奔走する
maaruの阪田さんが紹介している…
目の付け所も秀逸だったと思います。
そして、再生数が伸びた
もう一つの理由って解りますかね?
映像が出来て公開された後!
このPVのプロモーションが非常に良かった。
本当に色々ラッキーな条件が重なったことで
物事がトントン拍子に進んだこと。その結果
全国のサイクリストに知ってもらえる機会を得たことが
長野県内では圧倒的な再生数の差になったと思います。
※決してラッキーや偶然では無く、松山代表や阪田さん山ノ内町・志賀高原観光協会・飯山市
こうした方々の日頃の努力があってこそ日の目を浴びたんだと思います。
それに動画事態に魅力が無ければ、再生数は上がらない。
こういう事業は、とかく
「PVが完成!⇒ゴール!!」になりがち
なんですが、もうそろそろ
そういうのを行政も業者も卒業して欲しい!
サイクリング長野を毎日読んでれば解ると思うのですが
自転車業界、ホント崖っぷちなんですよ!!と
最後に現場の人間のリアルな声を届けたいと思います。
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