第3回美鈴湖自転車学校2020 レポート
今年三回目の自転車学校を10月18日(日)に
美鈴湖自転車競技場にて開催いたしました。
今回は、ピストを始めたい中学生が4名を中心に
昨年からピストに通って下さっている中級者が3名
運動会などイベントが多くキッズは4名となりました。
詳しくは下記の通りです。
今回講師が足りず、自分もあちらこちらの
サポートをしていた為、あまり写真を撮影出来ませんでした。
楽しみにして下さった皆様にはお詫びを申し上げます。
キッズ初級講座
担当:横沢ヒデタカ(長野県車連強化委員)
講義内容 |
・サドルプッシング |
今回もJCFスポーツバイク基礎スキルのカリキュラムを中心に行いました。
また、午後は8月に長野県内で発生したスポーツバイクの死亡事故を中心に
自転車事故の講義を行いました。その他では、今回は初めて美鈴湖自転車競技場周辺にある
サイクリングコースを参加者の保護者の皆様にも加わって頂き走行を致しました。
午前中はJCFスポーツバイク基礎スキルのカリキュラムを行った他
今回は自転車学校として始めて、美鈴湖サイクリングコースを走った。
今回はキッズ対象に8月に千曲市で起ったスポーツバイクによる死亡事故の解説と
日常生活における自転車の注意事項の講義を行った。
午後は競技場内のスプリンターレーンを中心に走行を行った。
先頭誘導員は兼平優希(2019信州大学自転車競技部主将)
初参加の吉村君が美鈴湖競技場を走る。
ピスト班初級講座
担当:藤森信行(UCI国際コミッセール)
兼平優希(信州大学自転車競技部)
講義内容 |
・ピスト基本講座 |
今回のピスト初心者講座は、全員が中学生であり
全員が初めてピストに乗ると云うことで
午前中は藤森信行UCI国際コミッセールによる
ピスト自転車に乗る際の基礎講座、トラック上での
走行マナーやルールに関する座学講習が行われた。
午後は、実際に競技場内を走り
全員が1日で競技場を堂々と走れるようになった。
午前中は、藤森信行UCI国際審判員(上田市)による集中講義を行った。
午後は全員が初めて競技場内に入り初のピスト走行を行った。
今回は、大町・飯田・松本・上田の各地から
4名の受講生が初めて、ピスト自転車に乗りました。
最初は初めてのピストバイクに戸惑うところもありましたが
参加者全員が楽しみながら自転車に乗る姿が印象的でした。
彼らが数年後の長野県高校自転車界を牽引する存在になってくれること。
彼らが数年後、長野県代表のジャージを着てくれることを楽しみにしています。
初めてピストに乗った中学生達、彼らが今後の長野県自転車界を引っ張る。
中学生の皆さんへ この週末開催25日に開催される、長野県大会秋季大会に出場を希望される方は 23日までに長野車連ヨコサワまでご連絡下さい。 今回のトラック初級班は1周タイムトライアルに出場する予定です。 詳しくは下記をご覧ください。
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ピスト班中級講座
小峰烈(長野県自転車競技連盟強化委員)
宮崎岳人(長野県自転車競技連盟強化委員長)
講義内容 |
・集団走行練習 |
今回の中級者講義は、翌週に迫った
秋季長野県大会に初めて出場を目指す4名が
大会を想定した実戦練習を行った。
練習では実践で必要な「スタートの練習」や
小峰コーチによるオートバイによるハイペース練習を行い。
中級班は来週の長野県大会に初出場する。
1年前、初めてピストに乗った受講者達だが
今はピスト内でも、その存在感は大きく
初心者・初級者の身近な目標となっている。
中級班がトラックに入ると場内の雰囲気が変わる。
昨年から1年で全員がすっかり経験者として走れている。
昨年10月の自転車学校で始めてピストに乗った河野選手が小峰コーチによるペーサー練習を行う。
同じく昨年初めてトラックを走った山田選手がタイムアタックに入る。
先月Jr.五輪に初出場、練習でおっかなビックリピストバイクに乗っていた山田愛太(白馬中)は
全国4位の自信と共に、自転車学校の中で堂々たる存在となってきた。
来週の長野県大会に初出場する。
今回は山田愛太と同じくMTBを主戦場としていた大蔵悟生(ボンシャンス)も参加。
講師・スタッフ紹介
小峰烈(長野県自転車競技連盟強化委員) 98期の現役競輪選手。高校時代は松本工業高で活躍、平成20年には全日本実業団選手権ケイリンで優勝。一昨年は全日本選手権マスターズ・チームスプリントで長野県に日本チャンピョンジャージをもたらした。昨年の美鈴湖自転車学校では「初心者ピスト講習会」の講師を務め、今年は新設された長野県自転車競技連盟主催「美鈴湖ベロクラブ」でも講師を併任し、さらなる県自転車競技の「普及」と、若手の「育成」に携わる。 ※長野県自転車競技連盟副会長
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兼平優希(信州大学自転車競技部) 昨年2019年の信州大学自転車競技部主将。昨年からはトラック競技に専念をし、2019年の長野県代表選手として国体にも初出場するなどの活躍を見せた。2020年はヨーロッパへ海外留学の予定だった為に選手登録を一旦外れたが、新型コロナウイルスの世界的な蔓延により留学が延期。学生としても選手としても非常に不遇なシーズンとなった。そんな中、大会運営や自転車学校の指導等、長野県自転車界の裏方を率先してこなす。来年以降は、選手はもちろん将来の自転車界を牽引する若手の一人として活躍が期待されている。 ※2019年長野県代表
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藤森 信行(UCI国際コミッセール) お馴染み、UCI国際審判員として活躍する日本自転車界の第一人者。現在流行の「シクロクロス」を日本に初めて持ち込んだ日本シクロクロスの父。昨年から美鈴湖自転車学校の講師陣に加わり、後進の「育成」にあたる。 ※UCI国際コミッセール |
宮﨑 岳人(長野県代表チーム監督) 第51期競輪選手として活躍、引退後に長野県代表自転車チームの総監督ならびに、長野県自転車競技連盟強化委員長に就任。2018年福井国体では2名の入賞者、2019年の茨城国体では準優勝者1名を生み、ここ数年の長野県代表チームの活躍を牽引している。今年から長野県連盟主催のトラッククラブチーム「美鈴湖ベロクラブ」を立ち上げ、県自転車競技の底辺拡大と育成を行う。 ※長野県代表チーム総監督 |
今後の予定
11月で美鈴湖自転車競技場が冬季休業となるため
来月の自転車学校が年内最後となります。しかしながら
長野県内では、MTB&シクロクロスの全日本選手権や
審判講習会もあり、候補日を以下の通りとしたいと思います。
11月14日(土)or 15日(土)
このどちらかで開催出来るように
現在調整中ですので、受講ご希望の方は
11月2週目を空けて頂けますようお願い致します。
詳しくは決定次第にお知らせします。
と云う訳で、今回も楽しく練習を行いました。
秋のイベントシーズンと云うことで
運動会などと重なり
Kids受講者だけでなく
講師も参加出来ない者が多く
参加出来なかった方々には
お詫びを申し上げます。
来月はいよいよ今年最後となります。
是非皆様お誘いあわせのうえ
ご参加頂ければ幸いです。
お詫びですが、先々週の白樺クロス、週末のインカレ代替ロードと寒いところで執務していて
自転車学校をやってハッスルしたら、腰が…
ほぼ二日間、全く動けず・座れず寝たきりでレポートが遅くなりました。ついに自分も老いたと思いましたが
それでも二日で動けるようになった自分は「老人とカテゴライズされる中ではまだ若い!」と悟りました。
そろそろ自転車界から引退かと思ったのですが、もう少し頑張ろうかなと思います。