「第15回神宮外苑クリテリウム」長野県出場予定選手紹介。
新型コロナウイルスの影響で激動のシーズンとなった大学自転車界。
多くの大学が授業さえ通常どおりに行えない中で
学連はEレースを日本自転車界の中でも特に積極的に取り入れるなど
限られた範囲の中で精いっぱい日本自転車界を盛り上げて来ました。
そんなコロナに揺れた2020年度の実質的に最後の大会となる
第15回明治神宮外苑クリテリウムが3月7日㈰に開催されます。
今回は大学自転車の花形の大会となる本大会に出場する
長野県関連選手をご紹介します。
大会概要
第15回明治神宮外苑大学クリテリウム
2020年度 第22回全日本学生選手権クリテリウム大会兼
主 催:日本学生自転車競技連盟
日 程:明治神宮外苑特設コース(1.5㎞)
スケジュール
10:30 開会式
10:50 ウォーミングアップライド
11:20 タイムトライアル+「e-TT」〔小中学生・パラサイクル〕
11:35 男子大学生グループ3〔A組・B組・C組〕
12:35 午前の部表彰式
13:20 女子〔学連登録+JCF選手登録者〕
14:00 男子大学生決勝戦
14:50 表彰式・閉会式
17:00 交通規制解除(早まる場合もございます)
開催が危ぶまれたものの今年も無事開催されることとなった。
毎年多くの自転車ファンが外苑に駆け付け、各大学の応援団の応援で日本自転車レースの中でも
特別な盛り上がりを見せる大会だが、今年は応援団の団体応援がリモート応援へと変更された。
長野県出場予定選手《暫定》
大学生の部出走リスト(PDF:学連公式HPより)
佐藤大志(明星大学3年:下諏訪向陽高出)
弟の宇志と共に明星大学をけん引する。2019年は日本大学選抜としてプレ五輪に出場
2020年からは那須ブラーゼンに入団して実業団レースでも安定した成績を残した。
昨年大会では序盤から積極的にレースを展開し明星大総合3位に貢献した。
佐藤宇志(明星大学3年:下諏訪向陽高出)
兄の大志と共に昨年は那須ブラーゼンに入団し実業団でも存在感を示した。
今年のインカレロードでは明星大学の主軸として表彰台が期待される。
昨年大会では兄大志と共にアシストとして活躍を見せ決勝では18位と大健闘を見せた。
橋本嶺登(長野大学3年:中野立志舘出)
ロード・MTB・シクロ・トラック競技の各種目で活躍するマルチサイクリスト
最終学年を迎え、高校での指導者を目指し教員免許取得を目指す。
ここのところ学業に専念しているものの距離の短い今大会で上位進出を狙う。
寺澤アンドリュウ(八戸学院大2年:上田西高出)
2020年はベルギー籍の「ユーラシアIRC」へ新加入。コロナの影響で
海外での活動は制限されたものの、その間に参戦したEレースでブレイク!
2020年の全日本学生選手権E-レース自身初の大学日本一のタイトルを手にした。
昨年大会は、チームユーラシアで出場したが、今年は八戸学院大で単騎出場。
自力でどの程度走れるか?非常に注目が集まるところ。
山田拓海(早稲田大1年:飯田風越高出)
2019年の全日本ロードTTジュニア王者として、U-23日本代表として
期待された大学1年目、コロナで不遇のシーズンとなった。
例年、早大は大応援団とOBが駆け付け、外苑クリテにかけるチームの想いは強い
そんな中でルーキーの山田が期待に応えられるか?積極的な走りに期待したい。
青島冬弥(明星大学1年:飯田風越高出)
大学デビュー戦となる2020年全日本学生選手権個人ロード予選で
いきなり入賞を果たし2部昇格を果たすと、インカレ代替大会にも初出場
昨年の外苑で大学総合3位の明星大、今年は佐藤兄弟と共に総合優勝を狙う。
ルーキーの青島にもアシストとしての活躍が期待される。
Live中継のお知らせ
(参照元:Youtube/JICF)
2021年3月7日10:30より放送開始
昨年大会の関連記事
2020年大学自転車シーズン
振り返ってみると
本当に様々なことがありました。
自分も色々と関わって
振り返ってみると忘れられない
シーズンとなりました。
おそらく学生たちには
自分の感じた何倍もの葛藤や困難が
あったと思います。
大きな大会としては、実質これが
最後の大会となりますが
2020年度の最後のレースが
良いレースになるように…
県サイクリストの皆様には
大学自転車選手達に温かい
ご声援をお願い致します。
関連LINK
第15回明治神宮外苑クリテリウム(公式HP)
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