小峰烈(98期/松本工高出)が半年ぶりの競輪復帰戦3着!
2023年3月26日㈰の京王閣競輪初日A級予選で
前方選手の落車に巻き込まれ腰板の骨を折る大怪我を負い
長期欠場を余儀なくされていた小峰烈〔98期/松本工業高出〕が
本日8月28日㈪ 前橋競輪場(日本トータグリーンドーム前橋)にて
155日ぶりの競輪競走復帰を果たした。
戦前、新聞各社は久しぶりの復帰となる
小峰選手に対して「先ずは様子見」という論調のなかで
緑のユニフォーム6番車で登場した小峰選手は
久しぶりの競走を確かめるようにゆっくりとしたスタート。
このレースで小峰選手は
2番車で大橋選手(栃木)と共闘となり
「長野―栃木コンビ」(関東ライン)が形成され
レースが展開されて行く。
残り2周で先頭誘導員が外れると
小峰選手は大橋選手を連れて
積極的に前へ出る。
最終回の鐘が鳴ると「中部ライン」の
白の1番小林選手(愛知)が4番清水選手(和歌山)を連れて
小峰・大橋の「関東ライン」の前方に上がり
中部ワンツーを狙うべく動き始める。
小峰選手は、その後方から仕掛ける4番車の清水選手(愛知)と
並走となり、激しい位置取りの末に清水選手の攻撃を退けると
同時に「中部ライン」の分断に成功。
今度は、残り1周から単独先行となった
1番車小林選手(和歌山)の後方に素早く入り込み
小峰・大橋の「関東ラインが」が逆に
1番小林選手を単独で前に出しロックオンするような
有利な展開に持ち込む。
残り半周で小峰選手が後ろ振り返り
共闘の大橋選手を確認すると
小峰選手の後方で脚を貯めたカタチとなった
大橋選手が最終ストレートでラストスパート
ゴール直前で先行する小林選手を交わし1着。
小峰選手自身も3着となり、復帰戦を力強いレースで飾った。
明日8月29日㈫は、同じく前橋競輪場の
第3レース A級準決勝(11:45出走)に出場する。
〔前橋競輪第3レース映像〕
〔参照元:Youtube/前橋競輪場チャンネル〕
※クリックすると第3レースが始まります。
競走ダイジェスト映像はこちら
結果(リザルト)はこちら(WINTICKET)
3月の京王閣での大怪我以降
復帰までの約半年間は
本当に大変だったと思います。
そんな中でも、長野県美鈴湖自転車学校や
長野県美鈴湖VELOクラブで
小中学生や高校生、一般の方々に対しても
親身に指導を行い続けて下さいました。
怪我を負って自分が出場出来ない状況下での
小峰選手の献身的な姿は多くの人の心に残るもので
今日の復帰戦も多くの人がその走りを見守ったと思います。
既に、先月の東日本実業団の
1㎞タイムトライアルには出場したものの
本競輪での復帰は非常に心打たれるものがありました。
明日は二日目、準決勝ということで
先ずは怪我なく、復帰戦のシリーズを
走り切ってもらえればと思います。
今後の小峰選手の出場予定 8月29日㈫~30日㈬ 前橋競輪
先月開催の実業団東日本トラック1㎞タイムトライアルより
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【自転車競走法第9条】により20歳以下の未成年は
車券を購入したり、譲り受けてもいけません。
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