〔告知〕「JAPAN Alps Cycling Road」アンケートモニターの募集について。

〔告知〕「JAPAN Alps Cycling Road」アンケートモニターの募集について。

 

 

長野県の「ジャパンアルプスサイクリングロード」について

アンケートモニターを募集するそうです。

 

最初は御存知のとおり、「これは俺たちの問題だ!」と言って

長野県にも アンチ有識者の皆様にも激を飛ばして来たけど

最近、多くの人が全く興味を持たないように

俺も「まぁ…どうでもいいかな…」と本気で思うようになってきた。

だって、県も本当に真剣さが感じられないもん。

 

そんな自分が言うのも憚られるのですが

 

それでも敢えて、ジャパンアルプス… 

誰か協力してあげて下さい!!

※もぅ今回は県からプレスリリースさえ出てないもんなぁ…

 

 

 

 

アンケートモニター概要

 

 

「Japan Alps Cycling Road」 アンケートモニターを募集します

 長野県のサイクルツーリズムを推進する「Japan Alps Cyclingプロジェクト」では、獲得標高15,000m、総延長878kmのスーパービッグライドルート「Japan Alps Cycling Road」の走行環境の向上に協力してくださるアンケートモニターを募集します。

今回、モニター登録とルートの実走写真をInstagramで投稿(ルートの一部でも可)していただいた方の中から抽選で20名の方にオリジナルサイクルジャージをプレゼントします。

 

 

 

応募期間

 令和5年9月15日㈮~令和5年10月31日㈫

 

応募方法

  1. アンケートモニターに登録
  2. Japan Alps Cycling公式Instagram(@japan_alps_cycling)をフォロー
  3. ご自身のInstagram(写真)に「#jacr_878」「#長野県一周サイクリング」とハッシュタグをつけて投稿

 

プレゼント対象者について

 上記の(1)~(3)をすべて実施いただいた方の中から、抽選で20名様にプレゼントします。

 ■アンケートモニターについて
 当選した方には、登録いただいたメールアドレス宛に、JACRに関するアンケートを定期的に送付しますので回答をお願いします。

 アンケートモニター登録はこちら

 

 

 

 

 

 

 

長野県自転車活用の中で少し気になったこと。

 

 

 もう正直言って、こちらが本気で書くのも

長野県と温度差というか、本気度が違って嫌になるんだけれど

ちょっと、今日は「ジャパンアルプスサイクリング」以外の

 

 

長野県自転車活用推進の中の

モビリティ

 

 

 

という部分で、長野県の中で少し変化の兆し…

というか、気になった部分を書きたい。

 

 

当サイトのスタンスとして、長野県の

この先50年・100年先の都市計画における

モビリティの分野(この言葉はかなり広い意味があるのだが、ここでは乗り物とする)では

 

 

自転車が今後の長野県の主要な

交通移動手段・日常移動手段になる

とは考えにくい。

 

 

 

という話しをした。

 

 

その理由も時間を割いて話して来たが

簡単にいえば(以下は毎度なので青枠は読み飛ばして下さい)

 

 

 

 

①気候の問題
 11月~4月までは寒すぎて、6月は梅雨で
 7月~8月は猛暑で、9月は台風。
 気候的に自転車という乗り物が適していない。

 

②地形の問題
 やはり、山岳高地・山間・谷間の地域・川に面した地域が多い
 長野県は、あまりに坂が多い上に、道幅も狭く、川沿いを行けば
 自転車の敵である突風にさらされてしまう…
 トレーニングとして自転車に乗るならばまだ知らず
 一般生活のなかではなかなかに過酷な条件。

 

③都市形成の問題
 昔は、近所に自治会や地域コミュニティのスーパーなどがあり
 そのスーパーの前に沢山の自転車が駐輪してあった。
 その地域に「地域の自転車屋さん」が沢山あった。
 それらの自転車は?自転車屋さんはどこへ行った??

 それは、オリンピックがあって道路が整備され
 ロードサイドに大型店が乱立して、地域の店がつぶれてしまった。
 人々は自動車で郊外へ車で買い物に行くことが主流になってしまった。
 それを今さら自転車で行け!と言っても、もはや我らの町の
 ライフスタイルに自転車は合わなくなってしまった。

 もうサイクリングロードを作っても、自転車の分離道路を作っても
 残念ながら、いまの長野県は自転車が主力となることは無い。
 もし自転車を増やしたいのならば、もう一度、昔のような
 町づくりをして行くしかないが、それはもはや現実的とは言えない。

 

④新しい乗り物の台頭
 Googleで100年前の町の風景を検索すると、車は走っているが
 まだ道には馬が走っていたり、大八車が見受けられる。
 公道から馬や大八車が役目を終えて消えたように
 次の100年というのもまた新しい乗り物が主流になっている。

 もし100年後自転車が主流であれば人類は
 火星はおろか月の表面も辿り着けていない。
 現行の自転車では、重力が地球と同等であったとしても
 火星はおろか、月でさえその表面を走ることが出来ない。
 BSは月の表面を走れるタイヤを開発しているらしいが…
 そもそも月の土の性質上、ホバーも無理じゃないか??

 おそらく、火星で我々が生活する頃には新しい乗り物が開発されていて
 それが同時に、地球での移動手段での主流となっているはず。

 ※何度も言うが、自転車が移動手段としての役目を終えた時に
  どう生き残るのか?何度も言うけど、この先の100年は
  自転車生き残りの100年となる。これは自転車界の人間に言いたいことだが
  そこを今からしっかり考えて欲しい。

 

これは、日本の産業界に言いたいことだが、
もう世界では、自転車に変わる新たな乗り物の開発合戦が
繰り広げられている。それは、自転車の技術進化とは
別の世界で行われている。

その開発競争に勝った国が、将来の世界経済において
一つ大きなイニシアティブを獲ると思う。

自転車に固執して、それが解らないようであると
日本は必ず「モビリティ分野」ひいては産業の分野で
世界から遅れを取ると思う。

 

 

 

 

 

ここまでは、今まで書いてきた通りなのだが

長野県が8月に下記のようなプレスリリースを出しました…

 

 

 

「信州次世代空モビリティ活用推進協議会」設立。

信州次世代空モビリティ活用推進協議会設立にあたっての参考資料
〔PDF/長野県企画振興部DX推進課〕

 

 

 

これは、長野県が次代の乗り物として

「空の産業革命」「空の移動革命」

乗り出すと宣言したということ。

 

 

 

自分が2019年の年度初めに予見したこと

遅ればせながらではあるが、

いよいよ本格的に長野県でも

議論されるようになってきました。

 

 

この動きは、自分としては歓迎なのですが

自転車人としての自分としては、

 

 

 

いよいよ自転車という乗り物が

正念場の入り口に入って来たと思います。

 

 

もしも「次世代”空”モビリティ」を目指すのであれば

上記の青枠の中にある自転車に適さない条件が

全て解消されてしまいます。

信州は自転車では無く、

この分野で全国の先駆けとなったほうが

「しあわせ信州」の理念に会うと思うんです。

 

 

俺は思うんですよ。

 

 

「空の産業革命」「空の移動革命」

 

 

それは、現状の印象としては課題も多く

かなり冒険的です。また、同時に思うのは

「将来の乗り物」の主流は少なくとも

今の我々がイメージするドローンとは

恐らくもう少し違うモノだとも思います。

 

 

俺は、自転車業界の人間だけど、

長野県に一言モノを申すならば…

 

 

 

やるなら”そちら”をおやりなさい。

 

 

残念ながら、「空の産業革命」と

過去の「産業革命」の産物である自転車

貴方ではなく、時代はどちらを選ぶかのか?

 

 

過去100年最大の革命は

インターネット・携帯電話をはじめとした

「通信革命」の時代だったと思います。 

 

 

次の100年は…

 

 

既にもう熾烈な争いが始まってますが

地球の外へ向かって行く時代になると思います。

そして、我々の生活の中で、「移動・物流」とそれを

取り巻くモノ(モビリティ)に革命が起こるのでは無いか?と

多くの人が思い始めているのだと思います。

 

 

多分、我が県も早晩

この新しい時代のモビリティへ

嫌が応でもシフトして行くことと思います。

(俺はこれが例え失敗でもチャレンジするべきと思う)

 

 

そうした世の趨勢のなかで、自転車はどういうかたちで

次の100年を迎え、どう生き残るのか?

それを、海外や東京では無く

信州という土地でもいよいよその到来を感じさせらえれる… 

そんなニュースでした。

 

 

 

 

 

 

 

というわけで、長野県の

アルプスサイクリングの

モニター募集のお知らせでした。

 

 

個人的には、もう既に

ジャパンアルプスが

どーのこーのとか

ナショナル・サイクルルートが

どうのとか…

 

 

海外にいた頃、どこかの国の

インバウンドの仕事を

現場レベルでやらされてたから

リアルに思うのだが

まぁ正直、あんまり関係無い。

 

 

ナショナルサイクルルートも

中央官庁へ行った時に思ったけど

やはり、アレも結構あれなんですよね…

 

 

一つ言えるのは

これを誰がためにやっているのか?

これを通じて何を目指すのか??

 

 

ジャパンアルプスしかり、ナショナルサイクルしかり。

「ナショナルサイクルになった!」なんて冠だけなら

少なくとも俺はいらないと思う。

 

 

今のままよしんば、ナショナルに選定されても

それが起爆で超級山岳を2回も越えなければ

行けないようなサイクリングロードを走れる

サイクリストなんて選手ライセンスを持つ

人間ぐらいしかいないんだから

ジャパンアルプスサイクリングロードに

人が増えるはずも無いし…

 

 

我々、自転車に携わる者の生活や待遇はもとより

次の世代の自転車に携わる

若者達の生活も変わらないのが解っているから。

 

 

そして、いまのやり方では

長野県の自転車人口は増えないことは

過去の「信州やまなみ街道プロジェクト」で

証明されているから。

 

 

 

むかし、自分が文化庁へ呼ばれた際の記事

語っているじゃないですか?

 

 

 

 

 

そもそも国が「ふわっとした概念」と

「何となくなったらいいな」というだけで

始めてしまったから、具体的にそれを通じて

何をどうしたいか?解らんし

そんな漠然とした状況だから

中央官庁へ行って官僚が出て来て説明しても

手元の資料の数字を読んでいるだけで

言葉に人を動かすだけのモノが無い。

 

 

そういうなかで、長野県サイクルツーリズムが

ナショナルサイクルルートを目指す理由はなにか?

ここまでもう5年近くこれをやってきて

観光面で何が変わったか?これから何を変えるべきなのか?

国も長野もそれをしっかり考えて欲しい。

 

 

 

ちょっと…話が長いのでしめに入りますが

 

 

最後に何か

ジャパンアルプスに

苦言を呈さなければ、みんな納得しない

空気感も感じるので、

 

 

先に失礼を承知で一言

言上申し上げます

 

 

もう皆が思ってることだから

俺が言うけど

毎回・毎回活動と活動の間に

半年間の空白があるのはなんで? 

 

 

昨日もなんだけど、長野県自転車界の人間ってさ

皆が他に仕事を持ちながらその発展に努めてるの。

 

 

昨日なんて、とある県内大会運営の方から来たメールが23時

国際MTB協会に関するメールが25時。

今朝、高校の先生から来たメールが朝の5時… 

(某行政の観光課の人から電話があったのは15時位だったが)

何時も思うのだが、みんなホントいつ寝てるの??

 

 

自分の仕事があるのにも関わらず

仕事から帰って来て、風呂に入り食事をして

1日で一番メールが飛び交う時間て

21時以降なんだよ。本当に名も無き人たちが

ただただ、自転車界を支えるために頑張られてる。

 

 

警察と公安もそうだよね。

当サイトに何だよこの報告書は!

やる気が無いなら止めてしまえ!と

Disられて、凄いデータを引っ提げて来た。

 

 

あれ見て、警察と公安に

シュート(セメント)をしかけてしまい

申し訳ありませんでしたとガチで思った。

 

 

そうした、皆の不断の努力が

自転車後進県でありながらも

他県の自転車関係者たちから

一目置かれる理由なんだよ。 

 

 

ならば

 

 

ジャパンアルプス!

もうちょっと頑張ろう!! 

 

 

人が信州へ訪問する夏休みの前に何をした?

人が信州を訪問している夏休み中に何をした??

 

 

自分が知る限り、夏が終わった頃に

県の観光サイトに特集記事が載っただけ…

自発的に何もしていない。

 

 

 

県も県だ!

 

 

何で、自転車特集が

夏休み終わった後なんだよ???

夏休みに人が来るんだよ!!

 

 

 

そともう一つ!

 

 

ジャパンアルプスのインスタの

フォロワー132人 

 

 

 

今回のアンケートでプレゼントあげるから

フォロワーになれって言うけどさ… 

なんでフォロワーが増えないかわかるか??

 

 

それは…

 

 

28週間(約7カ月)も放置されている

公式インスタをフォローして何になるんだ??

※これも半年に1回しか活動しないという由縁だよね…

 

 

とまぁ…これぐらいでどうですかね??? 

 

 

正直、一番初期のジャパンアルプスは

俺が主導でやってると思われて

ウチのサイトに苦情が殺到したのが

未だにトラウマになってるんですよね。

 

 

アンチ有識者の皆さんに、サイクリング長野は

結局は、長野県に助け舟を出している

奴は体制側の人間なんだよ!

ポピュリスト!と言われる。

もうそんな有難い御指導も無いか、誰もおらんか??

 

 

まぁもう今さら、長野県自転車界の

良い人には成れんし、嫌われ者くらいでちょうどいい。

それを引き受けるのが、当サイトたる由縁。

という訳で、苦言も呈しておきました。 

 

 

もうさ、ウチは初期段階で

本当にサンドバッグにされたので

なにか御意見がある場合は

本当に長野県へお願いします。

俺には、ここでこうやって

諫言するくらいしかマジで出来ないし

それも最早ほとんど伝わらないから。

 

 

正直、先々週の美麻でのインカレでの事件。

そして、その直後のツールド北海道での事故… 

何かこの2週間、全国から色々な

御意見や、メッセージをもらって… 

その怒りや失望のエネルギーを受け止めてたら

何か本当に自分の中にもエネルギーが無い。

 

 

本音はもう 俺に言うなっ!

 

 

それでも、今持てる力を持って

全力で諫言してみました。

 

 

さて、今週末は 10年ぶりの信州開催となる

中部八県対抗自転車選手権ですね。

 

 

自分のところにさえ情報が全く来てないが、

とりあえず選手を受け入れる

地域の皆さん、宿の皆さんにとっても

今週が良い週末になることを祈ってます。

 

 

関連LINK

長野県