もくじ
〔結果〕「令和4年全国高校総体自転車競技大会」大会初日長野県勢の結果。
令和4年度のインターハイ
全国高等学校総合体育大会自転車競技が
本日8月4日㈭香川県の高松競輪場で開幕した。
大会初日となったこの日、長野県勢では
・スプリント予選に片田(松本工高)
・ケイリン予選に小松(松本工高)
・4㎞速度競争に酒井(松本工高)
以上の3名が登場した。結果は下記の通り。
大会は本日より7日までがトラック競技が
最終日の8日は、綾川町にてロードレースが行われる。
男子スプリント予選
男子スプリント予選200mフライングタイムトライアル
順位 | 氏名 | チーム | タイム | 予選通過 |
1位 | 阿部 英斗 | 松山学院 | 10秒675 | ✓ |
2位 | 高木 海安 | 平工 | 10秒854 | ✓ |
3位 | 松本 昴大 | 鹿町工業 | 10秒943 | ✓ |
30位 | 片田 啓太 | 松本工業 | 11秒755 | 予選敗退 |
エントリー47名 完走45名
松本工業の「不撓不屈」の横断幕の前を通り
ハロン(200m)の計測に向かう片田
1周400mの競技場で11秒755で30位となった。
初出場となったインターハイでの競技を終えた片田。
【公式結果】
— 【記録速報】【公式】全国高等学校体育連盟 自転車競技専門部 (@hscyclingresult) August 4, 2022
男子ケイリン予選(1回戦・敗者復活戦)
男子ケイリン1回戦 第2組
順位 | 氏名 | チーム | タイム | 予選通過 |
1位 | 福田 悠航 | 学法石川 | 11秒669 | ✓ |
2位 | 山本 蒼良 | 北桑田 | ✓ | |
3位 | 小松 篤史 | 松本工業 | 敗者復活戦へ |
長野県のエース小松篤史がケイリン予選1回戦に登場。
先導が離脱して残り1周で4番手で大外という難しい展開となる。
終盤で追い上げるも僅かに届かず3位で2回戦に進めず
この日最後に行われる「敗者復活戦」へまわることとなる。
【公式結果】
— 【記録速報】【公式】全国高等学校体育連盟 自転車競技専門部 (@hscyclingresult) August 4, 2022
ケイリン敗者復活戦
男子ケイリン敗者復活戦 第2組
順位 | 氏名 | チーム | タイム | 予選通過 |
1位 | 小松 篤史 | 松本工業 | 12秒128 | ✓ |
2位 | 伊藤 涼 | 大曲農業 | ✓ | |
3位 | 鶴見 健二 | 総合工科 | 予選敗退 |
「敗者復活戦」となり負けたら終わりとなったが、レース前に
本人がプランBを口にしていたこともあり、本人はこのレースに
自信を持って臨んでいた。レース前にもリラックスした表情で
椿監督と話しをする。
前のレースで波乱があり、2回の再発走ながらさらに審議となり
ウォーミングアップエリアにいる時間が長かったものの
集中が途切れることは無いように見えた。
負けたら終わりの状況で長時間待たされたが
力強くスタートをしてゆく。
先導が離脱すると一気に前へ出て逃げをうつ。
そのまま約1周半を逃げ切り最後は余裕を持って1着。
明日の準々決勝にコマを進めた。
レースを終えてこの表情。
初戦こそ惜敗で敗者復活戦ににまわったものの
無事に準々決勝へ進出を果たした。
【公式結果】
— 【記録速報】【公式】全国高等学校体育連盟 自転車競技専門部 (@hscyclingresult) August 4, 2022
男子4㎞速度競争1回戦
男子4㎞速度競争1回戦 第3組
順位 | 氏名 | チーム | タイム | 予選通過 |
1位 | 徳永 真粋 | 九州学院 | 12本(H6 B6) | ✓ |
2位 | 渡邊 琉聖 | 平工業 | 2本(H1 B1) | ✓ |
3位 | 柴田 啓矢 | 石田高校 | 2本(H1 B1) | ✓ |
8位 | 酒井優太郎 | 松本工業 | 0本(H0 B0) | 予選敗退 |
4㎞側道に出場の酒井優太郎
ロードの長野県チャンピオンとしてこの種目で
どこまで全国の強豪に通用するか挑戦のレースとなる。
序盤、先頭付近で積極的にレースを展開して行くが…
中盤から集団から遅れてしまう苦しい展開。
最後に集団に復帰するも責任先頭を完了できずに敗退となった。
レースを終え椿監督がアイスベストを着せる。
昨日に比べると幾分気温が低かったが
それでも長野から来れば海の湿度を強く感じる大会初日となった。
【公式結果】
— 【記録速報】【公式】全国高等学校体育連盟 自転車競技専門部 (@hscyclingresult) August 4, 2022
大会二日目の見どころ
大会二日目 8月5日㈮
時間 | 種目 | 出場選手 | 備考 |
09:45 | ケイリン準々決勝 | 小松篤史(松本工) | 各組上位3名が準決勝進出(4組28名出場) |
11:15 | スクラッチ予選(6㎞) | 上里翔瑛(松本工) | 各組上位7名が決勝へ(4組28名出場) |
15:30 | ケイリン準決勝 | 各組1位~3位までが決勝戦へ(2組12名) 各組4位~6位は7位‐12位決定戦へ |
|
16:40 | ポイントレース予選16㎞ | 黒澤響冴(飯田O長姫) | 各組上位12名が決勝へ(2組47名) |
大会二日目、朝一番のレースに本日ケイリンで敗者復活戦を1着で準々決勝へ進出した長野県のエース小松篤史(松本工)が登場する。小松選手は「第2組」で登場。先月、松本市で開催された「JOCジュニア五輪」でもスプリントで3位と活躍した学法石川の福田選手など強豪選手との対戦となる。上位3位までが準決勝進出ということで小松選手がどんなレースを見せるか?その走りに注目したい。
また、スクラッチは上里翔瑛(松本工)が登場。先月の北信越で優勝した上里選手は北信越チャンピオンとして予選通過7名に是が非でも入りたい。大会二日目に県勢最後に登場する黒沢響冴(飯田O長姫)選手はポイントレースに出場する。ポイントレース・スクラッチ共に、例年「落車」が多いレースでもあり、レースをいかに安全にかつ攻撃的に展開するか?そのマネージメントが非常に問われる。そうしたレースを両選手がどう行って行くか?注目したい。
【Live配信/見逃し配信はインハイTVにて】
リザルト速報は高体連Twitterにて。
今大会の結果速報につきましては
高体連自転車専門部のイベントTwitterにて
速報しています。ぜひご覧ください!
というわけで大会初日でした。
やはり皆さん小松選手が気になるところですが…
今回は甲子園ほどでは無いですが
色々と取材規制があって
取材ができるエリアが限られていて
何時ものように話が出来ません。
朝たまたま自販機の前で小松選手と
鉢合わせして少し話せたのですが
今日の1回戦敗退もある程度
想定の中に入っていて
敗者復活戦にまわった場合という
プランBも非常に綿密に考えていました。
小松選手本人を見ていても
非常に冷静であり、自信も伺えたので
あまり心配はしていなかったのですが
やはり傍で見ていると、どこか胃の痛くなる
思いがありました。
とにかく、今年のインターハイが始まりました。
2年生が多い今年の長野勢ですが
非常に良い経験をしているように思えます。
全国の強豪相手にどこまで戦えるか?
下級生にとっては後々、大きな財産になります。
県サイクリストの皆様には
明日も「熱い」御声援のほど宜しくお願い致します。
関連LINK
令和4年インターハイ公式HP(高体連)
インハイTV(SPORTS BULL)