「第54回北信越高校体育大会自転車競技」大会二日目の長野県勢の結果。
昨日、石川県で開幕した本年度のインターハイ最終予選となる
第54回北信越高等学校体育大会-自転車競技- は
本日6月17日㈮が大会二日目、インターハイをかけて
正式種目が行われた。大会二日目は長野県勢が大活躍を見せ
男子1㎞タイムトライアルで小松篤史(松本工3年)が
男子スクラッチでは上里翔瑛(松本工2年)が共に初優勝
その他、3種目で準優勝を果たしインターハイの出場権を獲得するなど
長野県自転車界にとっても実りある一日となった。
詳しくは下記のとおり。
大会二日目午前の様子
朝一番に行われた団体追い抜きでは4分46秒550で準優勝の松本工業
今年の長野県唯一の女子選手となった平山なつみ(松本工3年)は
女子500mタイムトライアルで43秒270で6位入賞。
明日は2㎞個人追抜きに出場予定。
男子スプリント予選200mタイムトライアルで
12秒010で6位で準々決勝進出の酒井優太郎(松本工2年)。
男子スプリント予選200mタイムトライアルで
11秒820の4位で準々決勝進出の片田啓太(松本工2年)
男子4㎞速度競争決勝で先頭を走る黒沢響冴(飯田OIDE長姫2年)
この後、前方で起こった落車に巻き込まれてしまい無念の途中棄権。
それでも擦過傷だけ済んだことが不幸中の幸いであり
明日のポイントレース、明後日のロードレースでの活躍が期待される。
男子4㎞速度競争決勝では3名の落車があり一時レースが
非常に混乱した時間帯があったものの冷静なレース運びで
酒井優太郎(松本工2年)が準優勝を果たし
インターハイ本選の出場権をほぼ手中にした。
男子スプリント準々決勝第3試合で既に午前中3レース目となる
酒井優太郎(松本工2年)は、福井の藤井選手(坂井高校)と対戦
藤井選手について行くことが出来ず敗退。
男子スプリント準々決勝第4試合では予選4位の
片田啓太(松本工2年)が新潟県の藤原選手(吉田高校)と対戦
残り1周で積極的に先手をとると
そのまま逃げ切り準決勝進出を決めた。
男子1㎞タイムトライアルに出場には
飯田OIDE長姫の原楓人(2年)が今大会初登場。
1分23秒230で10位となった。
男子1㎞タイムトライアル
湯澤瑚楠(駒ヶ根工2年)1分18秒380で8位。
男子1㎞タイムトライアル
風越期待の大型ルーキー岡庭能亜(飯田風越1年)は
1分15秒040で5位と初出場で5位入賞を果たした。
男子1㎞タイムトライアル
岡庭同様に北信越大会初出場のルーキー山田愛太(白馬高校1年生)は
内灘競技場特有の強い風の中で1分12秒250の4位入賞を果たした。
男子1㎞タイムトライアル
この一年、この大会にかけてきた小松篤史(松本工3年)は
前評判通りの強さを見せつけ優勝を果たした。
この時間帯は風が強かったが1分07秒880とタイムもこの条件では悪くなく
この優勝は午後の長野県勢の活躍にも非常に追い風となった。
大会二日目 午後の様子
男子ケイリン予選1組
山田愛太(白馬高1年)と片田啓太(松本工2年)が出場。
山田はゴール前で僅差の3位・片田は4位と共に敗者復活戦にまわる。
男子ケイリン予選2組
午前の1㎞TTで優勝の小松篤史(松本工3年)が出場
ゴール前でわずかに届かず2位ながらも決勝進出を果たした。
3㎞個人追抜き
この大会二種目目の湯澤瑚楠(駒ヶ根工2年)4分8秒660で5位。
3㎞個人追抜き
この大会二種目目の塩澤武留(飯田風越3年)4分2秒960で3位。
3㎞個人追抜き
山口多聞(松本工2年)3分50秒610で準優勝を果たした。
男子スクラッチ決勝
残り1周で上里翔瑛(松本工2年)が抜け出すとそのまま
追走選手の先行を許さず鮮やかな逃げ切り勝ち。
スクラッチ種目では昨年の加科爽人(当時:松本工)に続き
マツコウが二年連続の北信越王者となった。
男子ケイリン敗者復活戦1組
予選で僅差の敗北を喫した山田愛太(白馬高1年)が登場。
このレースもゴール前僅差で2着だったが、先着選手が
山田選手に対して進路妨害をしたという判定により
繰り上がりの決勝進出となった。
男子ケイリン敗者復活戦2組
本日大車輪で活躍を見せる片田啓太(松本工2年)が登場。
福井科学技術高2名vs片田という不利な状況ではあったが
科学技術高の二名相手に堂々とレースを行って3着。
敗退となったものの積極的なレースが光った。
大会三日目のみどころ
大会三日目はいよいよトラック競技最終日、各種決勝が行われる!大会二日目に大活躍の松本工業高は、朝一番のチームスプリントにインターハイ出場と北信越大会学校別総合優勝を目指す。また、女子2㎞個人追抜きには県唯一の女子選手である平山なつみ(松本工3年)が出場する。
男子ケイリン決勝はこの種目の優勝を目指す小松篤史(松本工3年)と、しぶとくここまで勝ち上がって来た山田愛太(白馬高校1年)が出場する。特に1㎞TT優勝で波にのる小松選手の走りに期待したい。ポイントレースには本日不運な落車に巻き込まれた黒沢響冴(飯田OIDE長姫)が出場予定。持前のレースマネージメントで上位進出を目指す。
男子スプリントは3位決定戦に片田啓太(松本工2年)、5位~8位決定戦に酒井優太郎(松本工2年)が出場する。共にマツコウ総合優勝に向けて上位進出が期待される。大会はこの男子スプリント終了後に七尾市能登島へ移動して、日曜日開催のロードレースの試走が午後から夕方にかけて行われる。
6月18日(土)
種目 | 時間 |
開場 | 7:00 |
自由練習 | 7:00 ~ 8:30 |
⑫チーム・スプリント 決勝 | 9:00 ~ |
⑬女子 2㎞インディヴィデュアル・パーシュート 決勝 | 9:30 ~ |
⑭ケイリン 決勝・順位決定戦 | 10:30 ~ |
⑮ポイント・レース 決勝 | 10:50 ~ |
⑯スプリント順位決定戦 1)3位・4位決定戦 1回戦 2)決勝戦 1回戦 3)5位~8位決定戦 4)3位・4位決定戦 2回戦 5)決勝戦 2回戦 6)3回戦 |
11:50 ~ |
昼食 | 競技終了次第 |
能登島へ移動 | |
試走へ(交通法規遵守) | 到着次第 |
大会二日目ですが、本当に長野県勢
良く頑張りました!この結果は
応援頂いている長野県のサイクリストの
皆さんにも胸を張れるものだと思います。
本当に長野県の高校生たちが
一丸となって凄い戦いを繰り広げてくれています。
明日はいよいよトラック最終日!
史上初の長野県勢北信越大会制覇に向けて
引き続き信州から熱い応援を
お願い申し上げます!
※明日ですがトラック競技が終了後に直ぐに
ここから約80㎞離れた能登島(七尾市)に移動します。
結果更新が遅くなりますのでご了承下さい。
というわけで、ここまでネット環境に恵まれなかったのですが
コメダ珈琲さんのおかげで快適にHPの更新ができました。
関連LINK
令和4年インターハイ公式HP(高体連)