昨夜から様々な問い合わせをもらっています。
全てが。ツールド北海道についてです。
自分も報道以上の情報を持ち合わせていません。
その影響もあって、どうしても今回の事故が頭から離れず
ずっとPCでこの問題について検索しているような状況です。
加えて、ここのところ本当に自転車界の様々な問題に
触れざるを得ない状況が続いており、自分としても
整理がつかない状況でいます。
残念ながら
ここ数年、自転車界の情報を集め
情報が集まり、それを司るという作業をしてきたが故に
ここ数年来の蓄積した矛盾や問題
先送りにした課題が一気に噴出して
それに襲われているような気がします。
いま思えば、先週の出来事で
自分が暗に感じたこと、訴えたことが
極めつけだったのかも知れません。
ここ数年間、サイクリング長野という
サイトを通じて何をやってきたのか?
そんな疑問と、強い自責に苛まれます。
起こるべくして起こったのでは無いか?
その声は、今は何よりも重く
自分に圧しかかります。
少なくとも、この週末はとても
前向きな気分、楽しい気分で
自転車と接することは出来ないし
少なくとも自分は
「長野が勝ちました!やりました!!」なんて
報じる気には断じてなれません。
ハッキリ言えば
いま、自転車というモノと、それを取り巻く
すべてのモノ(環境であり・取り巻く全ての人)が
物凄く怖く感じます。
本当に自転車が怖い。(皆さんは怖くないですか?)
昨夜は、事故のニュースから離れられず
ニュースの掲示板・SNSなどを見続け
本当に様々な意見に触れ続けた訳ですが
とにかく情報が錯そうして、皆が混乱しており
多くの有識者の方々が感情的な言葉をぶつけるなかで
非常に印象的で、今の自分に響いた言葉がありました。
それは…
今夜は一端、スマホやパソコンの電源を消して
事故に遭った選手の無事を祈ろう。
その書き込みが、何よりも自分の心に響きました。
そして、同時にそれは、先週起こった出来事から
自分が自転車界に訴えた2つのことに最も近い主張であり
それを他人が言ってくれたことで
自分の精神状態にも効いた言葉でした。
今週は、マスターズ国体ということで
このサイトにとっては非常に重要な大会です。
これは何を置いても取材しなければと思うのですが
大切な大会であるが故に
ちょっと今の自分の状況では
とても取材が出来ない状況です。
自分もまた少し、落ち着かなければなりません。
特に楽しみにしてくれたのは
マスターの選手の皆さんであり
本当に申し訳ないのですが
暫くは時間を貰えればと思います。
今はパソコンを消して、一度立ち止まって
先ずは一度諸々と整理したいと思います。
そうしないと、多分まともになれない気がします。
皆さんにはご迷惑をおかけしますが
宜しくお願い申し上げます。
※いまの状況や自分の気持ちを表現するのは凄く難しいけど
この心境を残しておくことが、後々の大きな戒めにもなるので
いま思っている偽らざるところを書き残しておきます。
※また、こうした中でも県内外でイベントが開催されています。
事故が起きないように、安全管理に従事されている
地域の方々、ボランティア・メディカルスタッフの方々も沢山います。
そうした方へ敬意を表すると共に、くれぐれも重篤な事故が無いように祈っています。
サイクリング長野