〔サイトより〕救急搬送と自分の容体について。

〔サイトより〕容体について。

 

 

 こんばんは、今夜も27時

今日もネット更新の時間です。

さて、今日の夕方ですが!

 

 

家に帰ってきたら

謎のメールが複数来ていて

全ての内容が自分への…

 

 

 

「今週末は大変でしたね」とか…

「お身体大丈夫ですか」とか…

「お見舞い申し上げます」とか…

「無理しないで下さい」とか…

 

 

 

何だこりゃ??

 

 

どれも何か主語が無い

県外の方や、暫くご無沙汰な方からも来てる。

 

 

 

週末、MTBとインカレをハシゴして

自転車だけでなく、地域の方とか

久々に沢山の人と会ったから

皆んな慰労してくれてんのか?? 

 

 

 

何これ?不自然なくらい優しいじゃん!

自転車界の皆さん、普段からこのくらい優しくしてくれや…

と思ってニヤニヤしていたのですが…

 

 

どうにもこうにも「変な感じ」で

明らかにこちらに気を使いながら

ある意味、何か探られているような感じがする

 

 

 

これは明らかにおかしい!と思って 

メールを下さった方の一人に、直接電話して

変に優しいメールが沢山来て気持ち悪いのだけど

 

 

 

と… 問い合わせたら! 

 

 

 

サイクリング長野さん

昨日のインカレのレース中に

救急車で運ばれたって聞いてますよ!!

 

 

 

 

とのこと。

 

 

 

 

おぉぉぉう… そうきたか。

 

 

 

確かに、救急車乗ったけど… 

 

 

 

俺が搬送されたんじゃなくて

俺が搬送(付き添い)したんですよ!

 

 

 

それで夕方に、幾つか知らない電話番号からも

電話が来ているのか。

 

 

 

人のウワサは面白い。

 

 

これメールを分析してみると

受信した時間が遅くなるほど…

普段、自分と距離のある人ほど…

メールに「緊張感」があるような気がする…

 

 

 

こうしてサイトを運営して

情報を扱っているから感じるのだが

こういうのって とても面白い!! 

 

 

 

ハナシに尾ひれ・背ひれが付き

どんどんウワサが深刻になって行き 

ウワサは悪くなることはあれど、良くはならない(笑)

 

 

 

当たり前だが、インカレの現場にいた人間からは

誰一人として「大丈夫ですか?」というメールは無い。 

 

 

 

そもそも冷静に考えてくれ、

自分が倒れて搬送されてたら

表彰式の写真は撮れてない。 

 

 

 

今回、生まれて初めて救急車に乗ったけど 

一連のことで凄く考えさせられたことがあった。

 

 

 

そして、ちょっとこういう緊急事態の中だからこそ

面白いこと(ファニーでは無く、インタレスティング)もあった。

改善しないと、また再発するという危機感も感じた。 

 

 

 

今回の件は、昨日の今日なので

少し時間を置いてから

年末の総集編あたりで

この大会で起こった詳細を書きたい。

 

 

 

とにかく今回、搬送された人は

命に別状は無く幸いにも無事でした。

 

 

 

その方を救急搬送する際に、観戦に来ていた

長野県選手の保護者の皆さんにもお手伝いを頂きました。 

お手伝いを頂いた保護者の方々に

心より御礼申し上げます。

 

 

 

 

あと、ここからは

俺のほうから真面目に大切なことを

言わせてもらう。 

 

 

 

今回、救急車がコースに入った際に

救急車に対して

「(選手くるから)邪魔だ!」という主旨の

怒号をかけた審判・競技役員が複数いた(一人二人じゃない!)

会場で聞いていた方、沢山いただろう。

 

 

 

理由は、おそらくレースが止まってしまうから。

もしくは、走っている選手の邪魔になるから。

 

 

 

何を持ってそう断定できるか?

 

 

 

仮にこれが、通常の道路における交通事故であるならば

審判・役員たちは、こんな怒声をあげることは

「社会通念上」非常に考えにくい。

 

 

もし、目の前で事故があって救急車が来て

その救急車に怒声を浴びせるなんてことしますか?

 

 

彼らは、レース中に搬送者の容体よりも

レース進行を最優先したからこそ怒声をあげた

 

 

皆がレースにのめり込み過ぎて

集団極性化してしまい

その行動がネガティブにシフトしてしまった

 

 

 

審判の理屈としては良いのかもしれないし、

ここに書いてあることに対して反論を

思う人もいるかも知れないが…

 

 

それは世間一般には受け入れられない。

レースよりも救急車が優先であることは間違いない。

ここを 勘違い ロストしている人間があまりに多すぎた。

 

 

 

救急搬送されるということは、ことの大小はあれど

「ここでは対応が出来ない緊急の状況」

「普通では無い状況」だということ。

救急車・救急隊員をこちらの理屈で

長くコース場に留めておけないということ。

 

 

 

逆に、運営からみれば

確かに「美麻のコース」は窪地になっていて

無線の電波が入りずらい。

一部区間で無線が不通になる部分がある。

 

 

先導車から、選手の集団を挟んで

後方の最後尾車までの距離が長くなり

意志の疎通が難しい面がある。

 

 

 

 

運営側の苦労も痛いほどよくわかる。

 

 

 

 

ただ、あの場合…

 

 

 

①救急車の止まった地点で

 「先導車/逃げグループ/プロトン」(各約3分差)との距離は約半周。

②救急車が登りの頂上に止まっているというロケーション。

③さらに、未だスタートしてから2周~3周という状況も考慮したら…

 

 

 

安全に救急車を搬入・搬送をするための

時間も手段も幾つもあったはず

昨年の今年でピリピリするのは解るが… 

自分でもあの場合、2つの手段が思い浮かぶ

こういうケーススタディを1級審判講習とかで議論させたらどうだろ?

 

 

 

救急車への審判・役員・スタッフ達の

怒声はあまりにも冷静さを欠いていた。

 

 

 

後で、病院に到着して

「流石にアレは無い」と救急隊員方の一人に謝った。

もしも、その言葉が無ければ…

 

 

地元と地元救急隊員の方々は

インカレロードに対して

必ず蟠りを残してしまうから。

 

 

俺が学連のトップならば、即「地元の消防署」に対して

緊急出動への感謝と、レース中で皆が興奮していて

救急隊員の皆さんに対して

不快を感じさせるような発言があったと筆をとる。

場合によっては組織として公式に謝罪する。

そうしたことが出来る人材が組織の中にいないのも問題。

 

 

 

二つ目、

 

 

 

緊急の状況の中で冷静というか?冷酷というか?

「誰が悪い彼が悪い…」「(要約して)誰が責任をとるのか?」と

突然、法律的なテクニカルなことを口にして

自分から見て「己の保身に走る人間」も複数いた。 

 

 

 

その発言を聞いて心底「ゾッ」とした。

いま目の前で痛んでいる(病んでいる)人がいるのによくぞまぁ…

 

 

 

もうこういうことを、有名大学出身の立派な大人たちや

日本の最高学府とも呼ばれる複数のエリート校に

所属している学生に言うのが本当に嫌なんだが…

 

 

 

目の前に苦しんでいる人がいたら

先ずは、何よりもその人を救うために

最善の努力をしてくれ。

 

 

 

みんな頭良すぎるからか?

「訴えられるとか」「責任はだれがとる」とか

ことここに至っても、そんな小賢しいことを考えるのか?

 

 

他にも色々と言いたいことはあるが

学連に対して常に言いたいことは

常に「他者に対する思いやり」を考えてくれ。

 

 

久しぶりにインカレという学連(日本学生自転車競技連盟)にとって

ガチ中のガチの大会を見て

「今の学連の力量」というのが良く解った。

 

 

 

敢えて昔と比べた評価はしない。

自分たちで良く考えて欲しい。

 

 

そして、変わらなければいけないのは

子供達では無く、改めて学連の大人たちだと思って欲しい。

 

 

昨日の閉会式での行動が物語るように

自転車競技の大学生たちは、あまりにも幼く未熟だ。

しかし、その未熟さの裏返しは

導く大人たちの未熟さの表れでもある。

 

 

未だ大人たちがしっかり導かないといけない!!

 

 

学連の大人たちがもう少し変わらないと!

以前と変わらず、人は離れて行くだけだと知って欲しい。

 

 

恒例だが、このサイトは誰か一人を責めるものでも

吊るし上げるものでもない。ただ、もしこの声に

響くモノを感じる方がいれば、その方は是非

この声を考える糧として、今後の改善に

取り組んでもらえればと切に願います。

 

 

 

という訳で、俺フツーに生活してます。

明日(今朝)からは、県外へ出張なので

今日は28時には寝ます。

 

 

では…

 

 

自分のことを心配して下さったみなさん

ありがとうございました。

 

 

サイクリング長野