第61回「東日本学生トラック選手権」女子スクラッチで大蔵こころ優勝
昨日、松本市で開幕した東日本大学日本一を決める
第61回東日本学生選手権トラック自転車競技大会
大会初日の女子3㎞個人追抜きで、大学デビューを果たし
初出走・初優勝を果たした早稲田大学の
大蔵こころ(赤穂中学出身)が二日目も大活躍。
この日は、女子スクラッチに登場すると
大学生の強豪選手を相手に一歩も引かない力走を見せ
大接戦の末に今大会二種目目の優勝を果たした
詳しくは下記の通り…
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女子スクラッチ決勝結果
優勝 大蔵こころ 早稲田大学/長野 8分43秒
2位 太郎田水桜 法政大学/東京
3位 石田 唯 早稲田大学/京都
4位 阿部 花梨 順天堂大学/新潟
5位 船橋 星来 法政大学/東京
6位 石田 明莉 日本体大/京都
7位 田中 杏菜 順天堂大/熊本
途中棄権 大野 風貴芽 日本体大/愛知
2022東日本トラック
男女スクラッチ決勝結果 pic.twitter.com/CvvTW05iHl— 日本学生自転車競技連盟 (@jicf_jimukyoku) May 8, 2022
女子スクラッチ
昨日は個人追抜きで大学デビュー戦初勝利。
大会二日目は朝一番の500mタイムトライアルに出走。
この日の二種目目は女子スクラッチに出場。
太郎田・石田唯・阿部・船橋・石田明・田中などと言った大学自転車界の強豪選手と
初めて「競走系種目」で渡り合う。
レースは中盤から4名の逃げに乗り、この種目の2019年の全日本Jr.女王
太郎田選手(法政大)とのスプリント勝負を制し、競走系種目でも初優勝を果たした。
初日は「計測系種目」、二日目は「競走系種目」を制し
大学デビュー戦となった今大会を見事な結果で終えた大蔵選手。
この結果は本人の自信にも繋がったことと思う。
GW以降、大学自転車シーズンがいよいよ本格化するが
ルーキーイヤーとなる今年度、1年を通じた活躍を期待したい。
女子スクラッチレース動画
(参照元:Youtube/JICF公式チャンネル)
クリックすると大蔵選手のレースの模様となります。
大会初日の個人追抜きに続き
二日目はスクラッチで見事初優勝。
大蔵選手にとってはこの上ない
大学デビューシリーズだったと思います。
本人とも少し話したのですが
先ずは一つ結果を出したことで
ホッとした表情をしていたことが
印象的でした。
いよいよ大学シーズンも今週から
本格的にシーズンイン。
当然これから上級生達は
調子を上げて来ることが予想されるし、
女子強豪の鹿屋体育大学や
近畿・西日本の強豪チームも
含めた厳しい戦いが始まります。
大学自転車界では
「全日本学生選手権」と
「インカレ」(大学対抗戦)が
大きなタイトルとなりますが
先ずは、ルーキーシーズン通しての
大蔵選手の活躍を期待したいと思います。
長野県サイクリストの皆様には
引き続き大蔵選手に温かい
御声援のほど宜しくお願い致します。
関連LINK
日本学生自転車競技連盟(学連)
新型コロナウイルス感染症に関する情報【特設ページ】(松本市)