「CYCLE MODE TOKYO 2023」4月15・16日ビックサイトで開催!
日本国内最大の自転車ショーである
CYCLE MODE TOKYO 2023が
4月15日㈯・16日㈰の両日お馴染みの
東京ビッグサイトにて開催されます。
御存知のとおり、その年の最新自転車シーンを
垣間見ることが出来る、自転車版「東京モーターショー」。
ここに、最新自転車のトレンドと
今後の未来を占う意味でも
自転車界にとって非常に重要なイベントとなります。
国内外から数多くの自転車メーカー・団体が訪れる同イベント。
長野県からは北信の「信越自然郷」を始め
信州自転車界が世界に誇るヴィンテージ自転車の
魔界「小諸・浅麓堂」が出展します。
最新モデルの自転車試乗も充実しているほか
多くのフードサービス、トークショー、講習会、シンポジウムなどなど
イベント盛りだくさんです。
是非、この週末はビッグサイトへ…
イベント概要
CYCLE MODE TOKYO 2023 | |
主 催 | サイクルモード実行委員会(テレビ大阪/テレビ大阪エクスプロ) |
開催日 | 4月15日(土) 10:00~18:00 4月16日(日) 10:00~17:00 |
会 場 | 東京ビッグサイト 西3-4・南3-4ホール |
入 場 | 前売り券 一般:1400円、女性1200円 当日券 1800円(窓口)1600円(WEB当日) 中学生以下は無料 |
購入方法 | 公式サイトより |
公式HP | https://www.cyclemode.net/2023/ |
お問合せ | サイクルモード東京事務局 TEL:03-5825-4481 (平日11:00~18:00) |
〔開催概要〕
長野県からの出展
ブランド名 | 出展者名 | 小間番号(配置場所) | 詳細 |
信越自然郷 | 信越自然郷(長野県・新潟県境エリア) | S-706 | 詳細 |
RETROCYCLES 浅麓堂 | RETROCYCLES 浅麓堂 | ヴィンテージエリア | 詳細 |
出展ブランドについてはこちらから。
〔信越自然郷〕
今年の3月に行われたCYCLE MODE OSAKAにて
「飯山シクロクロス」や「菜の花ロード」でお馴染みの
自転車でコーヒー豆を挽く「バイク・コーヒーミル」
何時も大会で受付をやって下さるメンバーがプロモーション頑張ってました。
〔浅麓堂〕
エロイカジャパンのライド前日の「蚤の市」のような雰囲気の
「ヴィンテージ自転車エリア」で多くの人を集めていた小諸・浅麓堂
業界のカリスマ中堀店長のファンも多かった。
という訳で、サイクルモードの
お知らせでした。
関係者の方は周知のとおりですが
実は、先月3月5日に
大阪の万博記念公園で行われた
CYCLE MODE OSAKAに
行かせてもらいました。
前日に長野県の強化合宿に参加してその足で夜行バスに乗って
大阪のサイクルモードに行きました。初の関西モードでしたが
コロナを経て沢山の方と再会出来たことや、海外メーカー・バイヤーと
話しが出来たことも大きな収穫で、実際に商談としても有意義だった。
昨年の東京も取材したのですが
この時期忙しすぎて…
その反面で、このイベントというのは
自転車の近い将来を非常に
色濃く映し出すイベントでもあるんです。
この先、数年の短期未来を予測する
非常に重要な試金石でもある訳です。
そんな理由もあり、語りだすと
非常に多くのことを語らなければならない。
ちょっとその時間が無いんですが
少し感じたことをお話しすれば
実は、昨年10数年ぶりに
サイクルモードへ行って驚いたのは…
自分が知っている2000年代前半の
サイクルモードとは様相が
本当に一転していました。
それは、一緒に取材をさせてもらった
日本自転車メディアの草分け的存在でもある
コッピさんが非常に的確にコラムを書かれていたので
是非ご覧ください。
〔コッピさんのレポート〕
以前のサイクルモードの際に発表される
最新テクノロジーの自転車とは
ひとえに「速く・遠くへ…」。
それは、レースシーンに
直結したものだったわけです。
自転車工学の最新技術は
すべからく「レース」に向けたもの…
であったと思います。
まだスポーツ自転車と出会ったばかりの2005年の頃
HONDAが作った最新のマウンテンバイク(e-bikeの原型)を見て
「スゲー!これが未来の自転車か!!」と驚嘆した。
その頃は、漠然と未来の自転車とはこういうものなんだろうと思った。
しかし、現実の2023年ではその頃とは確実に違う時代になっている。
ただ、よくよく見れば、このコンセプトが現代に息づいていることも感じる。
今見れば90年代HONDAのF-1のノウハウを市販車にというコンセプトがあったが
そのスピリット(挑戦)が残したものが今の電動アシスト自転車に
踏襲されているかも知れない。
しかし
それから10数年の時が経ち
今見ている風景というのは、
自転車の最新テクノロジーというのは
我々の生活に向かっているような気がします。
それをして「現代ライフスタイル」と
「モビリティ」(の融合とでもいうか?)に
向けたものであると…
数十年ぶり訪れたからこそ
非常に強くソレを感じたんですね。
既存のメディアを見るだけでは
全く伝わってこないものを
現地で非常に強く感じた訳です。
今のサイクルモードへ行くことは
昔の「カタログを見るかのごとくイベント」とは違い
この先の自転車界を占う非常に重要な機会です。
※自分は変革期であると捉えています。
ここまで色々と語りましたが
本当に細かく語ると朝になってしまうので…
先ずは、是非携わる多くの人に
実際に会場に行ってみてもらえればと思います。
今のサイクルモードを酷評する人って結構いるんですよね。
なるほど、酷評する人の気持ちが良く解る。
何故なら、自転車市場ってメインターゲットが変わってしまった。
有名ロードバイクメーカーが多く撤退してしまったのは
サイクルモードが悪いのではなく、完全に一つの時代が
終わったのだと思う。自転車に求められる役割も時代と共に変わり
その中で、今までと違うトレンドが生み出されようとしている。
自転車の最新のテクノロジーは選手の為にあるわけでは無くなってしまったんだと思う。
それはそれで良いのだが、それでもやっぱり自転車界って
根本的にダメなところが全く変わっていない。
コッピさんも書いていたが、子供・女性向けの自転車が
本当に少ない。やはり、このままでは業界は変わらないということも
非常に強く感じた。そう遠くない将来、移動手段としての自転車は
その役割を終える。それが自分の変わらない視座だ。
その時、自転車はどう生き残るか?そのヒントがここにある気がする。
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