《重要なお知らせ》2022-23信州シクロクロス「飯山ラウンド」「南信州ラウンド」両大会中止について。

〔告知〕2022-23信州シクロクロス「飯山ラウンド」「南信州ラウンド」両大会の中止。

 

 冬自転車のシクロクロスを主催する

シクロクロスミーティング(通称:信州シクロクロス)は

10月29日㈯・30日㈰の第3戦・第4戦「飯山ラウンド」ならびに

12月18日㈰に中川村で開催予定だった「南信州ラウンド」の

中止を発表した。詳しくは下記の通り…

 

 

 

飯山・南信州の中止について

 

 

 シクロクロスミーティング飯山、南信州の試合の開催中止

  第3戦、4戦の飯山、第8戦に予定していました南信州の試合について
 開催中止となりました。
楽しみにされていた方は申し訳ございません。
 これまでの南信州の会場は大きな工事が入っており、別会場でシリーズ戦外で
 小さな試合をする予定があるようです。

 SNS等でご案内いたします。

 

 シクロクロスミーティング

 

 

 

 

2022-23信州クロススケジュール

 

開催日 大会名 場所
2022年10月2日㈰ 開幕戦 白樺湖ラウンド しらかば 2 in 1スキー場 NEW
2022年10月16日㈰ 第2戦 富士山ラウンド 富士宮市あさぎりフードパーク
2022年10月29日㈯ 第3戦 飯山ラウンド 長峰スポーツ公園
2022年10月30日㈯ 第4戦 飯山ラウンド 長峰スポーツ公園
2022年11月12日㈯ 第5戦 野辺山ラウンド 滝沢牧場
2022年11月13日㈰ 第6戦 野辺山ラウンド day2 滝沢牧場
2022年12月4日㈰ 第7戦 上山田ラウンド 萬葉の里スポーツエリア
2022年12月18日㈰ 第8戦 南信州ラウンド 天の中川河川公園
2023年1月9日㈪ 第9戦 清里の丘公園ラウンド 清里の丘公園

※今後変更になる場合もあるので最新の情報をチェックすること。

 

 

 

 

ということです。

ご存じの通り当サイトは

昨年の飯山を持って

シクロクロスからは引退しています。

なので特段のコメントは無かったのですが

それでも最後にもう一度だけ苦言を呈します。

 

 

何度も言うのですが

物事には『本質』があるということ。

そこを変えずに表面だけを変えても

全く変わらないということ。

 

 

JCFが悪い! AJOCCが悪い! CCMが悪い!と

悪者を探そうとする人が沢山いると思うのですが

当サイトに言わせれば、そんなのマジで

どーでもいい!どっちもどっち。

 

 

本質はそこじゃない。

 

 

2018年の時から

シクロは本当にヤバい!色々とこの先が続かない。

とにかく新しい人達・新しい会場を探さないと

絶滅する!と言い続けて来たけど

その警鐘に業界の人間が1割も反応出来なかった。

(コーステープ問題とか何でここに危機感を持たないのか?本当に理解が出来なかった)

 

 

ある時、お金を集めて欲しい…と言われ

その使い道を聞いたら

選手の賞金にしたいから… と来た。

 

 

あぁ、これは何時ものあれだ!

自転車界は自分達のおかれている立場が解って無い。

 

 

大会の賞金何かいらんのよ!

シクロの有名選手なんて悪いけど

招待することに何の意味も無い!!

トップ選手が出場することで、その選手

何人の観客を会場に連れて来てくれる??

 

 

試しに、あなたの自宅の「向こう三軒両隣」の

ご近所にシクロクロスの有名選手を聞いてみてよ!

世の中の9割の人はシクロクロスという存在を知らんのよ。

※その認知度を1厘・1毛・1糸でもあげるためにこのサイトがある
 一番その悲哀を味わってる当サイトだからこそ、本当に言わずにはいれない。

 

 

それより、その金で

ポスターを作りなさい。それを持って

自分達の町に我々と云う存在がいることを

歩いて・頭を下げて告知しなさい!!

この数年はそれだけにお金と労力を使え!

直向にそれを続けていれば

必ず!!応援してくれるファンや企業が現れる…

 

 

元手・原資・人材をいたずらに消費するのではなく

それを増やすことを考える。

それを持って「未来への投資」と呼ぶ。 

 

 

選手に賞金出すなんぞ、シクロの会場が

多くのファンで埋め尽くされ

その時に沢山のスポンサーが集まって

ビジネスになってからの話しだ…

 

 

1万円選手にばらまくなら、まだ競技役員・審判

ボランティアで運営協力して下さる方々にばらまけ。

選手より先に、審判・競技役員が絶滅するって!

俺も最後のほうは、完全にボランティアでやっていたんだけど
俺はもう何でもいいんだよ。だけど…
途中からボランティアを○○名集めて下さい。
そして貴方はボランティアだから、貴方の集めたボランティアの
編成も送迎も謝礼も全て貴方の自腹ね… に、流石に頭に来た。
俺はいいけど善意で来て下さる方にあまりに塩を食わせすぎ!
マジで色々とショッパイんだよ。1万円あるならボランティアに
1000円のクォカードでもマジで出してやってくれや…10人に謝礼が出来る。
(いまだに俺の所へボランティア出してくれ!の依頼様々な所から来る)

 

 

俺、本当に信州クロスにお金出そうと

思ってた時期があったけどこの話聞いて止めた。

なんで企業から金もらってる選手に

ボランティアの自分がお金をやらなきゃダメなのか?

何でそんなバラマキ・焼け石に水のような愚策に

俺が金を出さなければいけないのか?

 

 

人から出してもらう金だから

今の政府にしても10万・5万と

平気でバラマキするんだろうけど

自分のお金を寄付するとしたらそんな使われ方は嫌だわ!

ちょっと、自分のこととして想像してみて欲しい…

 

 

その業界全体の危機感の無さと感覚のズレ、

加えて自転車界特有の他者への配慮の不足が

こうした事態を及ぶ結果になったんだと思います。

 

 

もうこれを、かれこれ2018年から

ずっと言い続けている訳じゃないですか!

 

 

でも、これシクロクロスだけじゃない。

自転車外のスポーツから来た自分から見たら

自転車界全体がこうだから!

 

 

MTB・ロード・トラックその他もろもろ…

 

 

もう一度言っておきたいこと。

自転車界は既に絶滅危惧種では無い。

もう「絶滅カウントダウン」に入っているということ。

 

 

そして「瓦解」って言葉があるけれど

物事が崩れる時は、何年も前から

実は目に見えないひずみが蓄積して

それがある日、一気に崩れ去るということ。

気づいた時には遅すぎる。

※忘れないで欲しいのはMTBもこのゾーンにあるということ。

 

 

ここを自転車界はしっかりと

心に留めておいて欲しい。

 

 

それと、もう離れてしまっているので

何とも言えないのだけれど、恐らく

いま仮にシクロ業界に救世主が

現れたとして、その救世主を受け入れる

度量と土壌がシクロ業界にあるかどうか?甚だ疑問。

 

 

もう一度、選手も含め各自・各ポジションで

どういうあり方がシクロクロスの未来として

理想なのか?を真剣に考えて欲しいと思います。

そうしないと(本当に言い続けてきたことですが)

信州クロスは必ず10年以内に絶滅します。

 

※CCMの主催者連合にも「モノ申したい」のですが…
 ちゃんと長野県の年間自転車イベントカレンダーを見て
 開催日を決めてますか?会場などの様々な問題があるのは解りますが…

 10月2日も10月30日も…
 他に大きな大会が沢山入っている!
 これでは出たくとも出れない選手が沢山いる。
 特に今年はキッズですよね。

 あと、飯山のところに野辺山グラベルチャレンジを入れるって
 外の人が見たらどう思いますか?仮に飯山の中止が既定路線であったとしても
 「ぶっちゃけ野辺山と飯山は仲が悪いんですか?」みたいな痛くもない腹を探られるような
 問い合わせがウチのサイトにも来る訳ですよ。

 もう少しシクロクロスだけでなく、自転車全体的な視点で
 この先の未来へのビジョンも合わせ持って欲しいと切に願います。

 

 

関連LINK

シクロクロスミーティング(信州シクロクロス)

AJOCC(シクロクロス競技主催者協会)