〔レポート〕頑張れ信州!「第89回全日本選手権トラック・パラサイクル」大会三日目の模様。

〔レポート〕頑張れ信州!「第89回全日本選手権トラック・パラサイクル」大会三日目の模様。

 

本年度のトラック競技日本チャンピョンを決める戦い

第89回全日本選手権トラック競技&パラサイクル競技

大会3日目が、ヤマダグリーンドーム前橋にて行われました。

 

大会三日目は、長野県出場予定の3名が出走。

男子ケイリンでは岡谷南高校出身の

菊池岳仁(JPCA)が8位入賞。 

パラサイクルではイナーメ信濃山形の

石井雅史選手が1kmタイムトライアルで優勝するなど

県勢の活躍が目立つ日となりました。

詳しくは下記の通り…

大会三日目全公式リザルト(PDF/大会公式HPより)

 

 

 

男子ケイリン 菊池岳仁選手出場

 

男子ケイリンエリート予選 1組

1着 深谷 知広(Dream Seeker Racing Team )※準決勝進出
2着 菊池 岳仁(JPCA/岡谷南高出)※敗者復活戦へ
3着 高橋 晋也(JPCA)
4着 邊見 竜馬(日本大学)
5着 甲斐 俊祐(明治大学)
DNS 長迫 吉拓(Dream Seeker Racing Team )

朝イチのレースにも関わらず非常に注目度の高い菊池選手
昨日のスプリントに続き、この日はケイリンに出場。

 

日本代表の長迫選手には敗れるものの2着となり敗者復活戦での
勝ち上がりが期待される。

 


 

男子ケイリンエリート敗者復活戦第1組

1着 菊池 岳仁(JPCA/岡谷南高出)※準決勝進出
2着 梶原 海斗(中央大学)
3着 諸隈健太郎(早稲田大学)
4着 佐柄 勝弘(スミタ・エイダイ・パールイズミ・ラバネロ)
DNS 市田龍生都(中央大学)

 

敗者復活戦は大外からのスタート20歳ながらプロ競輪選手として
インカレで活躍した強豪大学生の挑戦を受ける立場となった。

 

菊池選手は競輪で見せる得意の先行逃げ切りでは無く
最終周に後方から前走者を“まくる”戦法で快勝!
1着で準決勝進出を果たす。

 


 

男子ケイリンエリート準決勝

1着 新田 祐大(Dream Seeker Racing Team )
2着 中野 慎詞(Dream Seeker Racing Team )
3着 河端 朋之(JPC)
4着 新山 響平(JPCA)
5着 森田 一郎(朝日大学)
6着 菊池 岳仁(JPCA/岡谷南出)※順位決定戦へ

 

準決勝の出走位置の抽選を行う奥原審判員(長野県自転車競技連盟)と菊池選手。

 

現在の五輪での金でダルを狙う日本のトップ選手を相手へ真っ向勝負を行った
〔画像:中央の青いヘルメット〕

 


 

男子ケイリンエリートプレーオフ(7位-12位順位決定戦)

1着 新山 響平(JPCA)
2着 菊池 岳仁(JPCA/岡谷南出)※8位入賞決定
3着 寺崎 浩平(JPC)
4着 森田 一郎(朝日大学)
5着 荒川 仁 (明治大学)
6着 小原 佑太(JPCA)

 

最終順位決定戦はラスト1周からこの大会終始見せた
後方待機から前方選手を一気に抜き去る“まくり”の戦法を見せた。
普段の競輪では先行逃げ切りが代名詞だったので
この先を見据えた挑戦だったのかも知れない。

 

最後は僅差で2位も堂々たる8位入賞となった。

 

 

 

男子オムニアム 小出樹選手出場

 

 今大会初登場となった小出樹(京産大/松本工出)。

四種混合種目であるオムニアムと、翌日のポイントレースに

エントリー。大会三日目は「スクラッチ」「テンポレース」

「エリミネーション」「ポイントレース」の四種目に挑んだ。

 

男子エリミネーション最終結果

優勝 橋本 英也(ブリヂストン)118点
2位 近谷 涼 (ブリヂストン)112点
3位 岡本 隼 (愛三工業)   97点
——————————————————–
21位 小出 樹 (京産大/松本工出)22点

 

小出選手得点獲得内訳

スクラッチ    1点
テンポレース   1点
エリミネーション 1点
ポイントレース   19点
———————————
合計 22点

 

第一種目のスクラッチのスタートを待つ小出樹(京産大/松本工出)

 

全国の強豪選手に挑戦する小出樹

昨年の国体準優勝のポイントレースでは全12回のポイント獲得機会において
8回ポイントを獲得し19点を獲得した。明日のポイント―レスに期待したい。

 

 

男子パラサイクル1kmTT 石井雅史選手出場

 

 今年、パラサイクリングの大会がことごとく中止になる中で

石井雅史(イナーメ信濃山形)が今季初登場となった。

 

事前の取材の際には、7月に腹膜炎になり少し「レース勘」に

不安が残ると語った石井選手。午前中に走った小出樹選手の

積極的な走りに「力をもらった!」「元気になる!」。

自分もやれることを頑張ります!とコメント。

 

レース前は緊張感がこちらにも伝わって来たが

スタートすると、流石ベテランの走りを見せ

終始冷静なレース運びで1分11秒7を叩き出し

この種目の日本チャンピョンとなった。

 

 

男子パラサイクル1kmタイムトライアル(MC4-5クラス)

優勝 石井 雅史(イナーメ信濃山形)1分11秒757
2位 沼野 康仁(usp lab.VC SPLENDOR)1分29秒888

 

レースブランクを感じさせない鮮やかなスタートから
一気に加速して行く石井雅史(イナーメ信濃山形)

 

今大会は1周333.3mバンク、1km3周回を終始冷静なペースでタイムを刻み優勝を果たした。

 

レース後の記者会見では、先ずは明日の個人追抜きに集中し5分を切りたい!とコメントした。

 

 

〔速報&レース後のコメント〕

 

 

 

大会最終日の長野県出場予定選手

 

 

大会最終日 11月8日(日)

10:00 男子1㎞タイムトライアル ※菊池岳仁出場予定

13:00 男子ポイントレース ※小出樹出場予定

     パラサイクル個人追抜き ※石井雅史出場予定

公式タイムスケジュール(PDF/JCF公式)

 

 

 

大会最終日Live配信情報

 

(参照元:Youtube/にじいろ競輪TV / RakutenKdreams【公式】

 

四日間にわたる

長い大会もいよいよ明日が最終日!

明日は注目の1kmタイムトライアル。

この大会で存在感を増す菊池選手は

日本記録1分1秒へ挑戦します。

また、今日その1kmタイムトライアルで

優勝したパラサイクルの石井選手は

個人追抜きで5分の壁に挑みます。

また、昨年の国体ポイントレース準Vの

小出樹選手が、得意のポイントで

全国の強豪選手に挑みます!

引き続き、長野県選手に温かい

ご声援のほど宜しくお願い致します。

 

最終日は、大会終了後に長野へ帰ります。
帰宅が深夜となるために、最終日のレポートは
日曜日の早朝までにお届けする予定です。
悪しからずご了承下さい。

全日本マウンテンバイクの情報はTVや新聞等の
メディアが取り扱ってくれるそうなので
大手メディアでご覧ください!

 

 

関連LINK

大会公式インフォメーションHP

ヤマダグリーンドーム前橋

日本自転車競技連盟

群馬県自転車競技連盟

長野県自転車競技連盟