「第28回全日本クロクロス」長野県出場予定選手紹介!
2022-23年シーズンより、全日本選手権のフォーマットが変わり
年明け開催となる、シクロクロス年度日本一を決める
第28回全日本自転車競技選手権大会の出場選手リストが
昨日発表されました。
今シーズンは、年明け2023年1月13日~15日の日程で
愛知県稲沢市の「ワイルドネイチャープラザ」にて開催されます。
本大会に出場する長野県関連選手は下記の通り…
※今年に関しては、長野県内所属チームもしくは
17番の選手(長野県選手登録)のみお知らせします。
なお、出場選手は変更になることがございます。
全日本選手権全出場者リスト〔PDF/JCF公式HPより〕
大会概要
第28 回 全日本自転車競技選手権大会 シクロクロス | ||
主催 | 日本自転車競技連盟 | |
協力 | 岐阜県自転車競技連盟 愛知県自転車競技連盟 | |
開催日 | 2023年1月13日㈮~15日㈰ | |
会場 | 愛知県稲沢市祖父江町・国営木曽三川公園「ワイルドネイチャープラザ」 | |
日程 |
1月13日㈮ | 時刻未定 ライセンス・コントロール(大会本部) |
1月14日㈯ | 6:00 会場施設/駐車場 開門 7:45 〜 9:00 マスターズ・シングルスピード選手受付、ライセンス・コントロール(大会本部) 7:45 〜 9:15 オフィシャルトレーニング 9:30 ~ シングルスピード(30 分)<エキシビション、男女別表彰> 10:40 〜 男子マスターズ 60+(30 分) 10:41 〜 女子マスターズ(30 分) 11:50 〜 男子マスターズ 50-59(30 分) 13:00 〜 男子マスターズ 35-39(40 分) 13:01 ~ 男子マスターズ 40-49(40 分) 14:15 〜 16:15 オフィシャルトレーニング 14:30 〜 16:15 U15、U17、ジュニア、U23、エリート選手受付、ライセンス・コントロール(大会本部) 17:00 会場施設/駐車場 閉門 18:00 〜 18:30 チームマネージャーズミーティング(Zoom によるオンライン形式、URL は別途開示) |
|
1月15日㈰ | 6:00 会場施設/駐車場 開門 7:30 〜 8:15 オフィシャルトレーニング 8:30 〜 男子 U17(20〜30 分) 8:31 〜 男子 U15(20〜30 分) 8:32 〜 女子 U17&U15(20〜30 分)※同時出走、カテゴリー別表彰 9:40 〜 男子ジュニア(40 分) 9:41 〜 女子ジュニア(40 分) 11:00 〜 男子 U23(50 分) 12:00 〜 12:45 オフィシャルトレーニング 13:00 〜 女子エリート(50 分) 14:30 〜 男子エリート(60 分) 17:00 会場施設/駐車場 閉門 ※表彰式は各競技終了後直ちに行う |
〔大会特設サイト〕
長野県関連出場予定選手
女子U-15
氏名 | チーム | リレイション |
綱嶋 凛々音 | team GRM | 高遠中学 |
エントリー4名
ロード・トラック・マウンテン・シクロとマルチに活躍する
綱嶋凛々音(team GRM/高遠中)
既に潜在性の高さをみせ今後の活躍が期待されるが
今大会はエントリーが少ないため先ずは走りの内容に注目したい。
男子U-17
氏名 | チーム | リレイション |
小林 洋平 | Pro Ride | 信大付属長野中 |
エントリー20名
今年の長野県ユース選手の中で最も大きな成長を見せた
小林洋平(Pro Ride/信州大学付属長野中)
今年の長野県自転車史のハイライトともなった
ジュニアオリンピック3位表彰台は記憶に新しいところ。
夏以降、怪我もあったが、それも復調し
冬場のシクロクロスでも諦めない走りを期待したい。
女子U-23
氏名 | チーム | リレイション |
大蔵 こころ | 早稲田大学 | 赤穂中出 |
小林 あか里 | 弱虫ペダルサイクリングチーム | 信州大在 |
エントリー4名(エリート混走予定)
今年の大学東日本選手権で1年生ながら「個抜き」「スクラッチ」で二冠
さらには、秋のとちぎ国体では長野県代表としてスクラッチで8位入賞の
大蔵こころ(早稲田大‐赤穂中出)
2019年にはシクロクロスの全日本ジュニア王者も戴冠
現在は大学自転車のオンロードを主戦場としているが
オフロードでの走りにも期待したい。
今年はMTBクロスカントリー・ロードレース全日本選手権U-23で
Wタイトルを獲得。MTBのU-23アジアチャンピオンとなった。
小林あか里(弱虫ペダルサイクリング/信州大)
現在競技者人口が極めて低い女子U-23カテゴリーを
ロード・MTB・シクロとマルチに牽引する。
今大会も質の高い走りを期待したい
男子U-23
氏名 | チーム | リレイション |
永野 昇海 | イナーメ信濃山形 | |
鈴木 来人 | 無所属 | 伊那北高出 |
辻本 青矢 | 信州大学 |
エントリー23名
主にMTBとシクロクロスのオフロードで活躍する
永野昇海(イナーメ信濃山形/神奈川県登録)
神奈川登録ながら中学生時代より信州シクロクロスを主戦場に活躍。
2019年の全日本選手権U-17では準優勝の経験もある
いよいよU-23へ上がり今後の活躍がますます期待される。
昨年は高校卒業後、コロナ禍の中にもかかわらず
単身ヨーロッパのシクロクロス強豪クラブで武者修行
今年はMTBでW杯に出場するなど活躍をみせた
鈴木来人(無所属/伊那北出)
一昨年のU-23で全日本王者を戴冠しており
今年はおそらく最後となるU-23のタイトルを奪還したい。
今年は6年ぶりの復活となった 2 days race in 木祖村に
U-23長野県代表チームでもあった「長野県選抜チーム」の一員として活躍
辻本青矢(信州大学)
所属する信州大学では、夏の白馬クリテリウムで優勝し1部昇格
さらにシクロクロスでも適性の高さを見せて1部昇格を果たし
今大会が全日本シクロ初出場となる。
男子マスターズ
氏名 | チーム | リレイション |
生田目 修 | イナーメ信濃山形&大幸ハーネス | |
小山 力也 | 武田青果店 Cycle Section | 長野県登録 |
中村 裕司 | hi-tech CX | 長野県登録 |
大平 泰裕 | イナーメ信濃山形 | |
五味 清貴 | スワコレーシングチーム | 長野県登録 |
大蔵 豊 | 長野県登録 | |
狩野 土 | 黒姫和漢薬研究所 | 長野県登録 |
長田 雅行 | スワコレーシングチーム | |
佐藤 稔 | スワコレーシングチーム | |
佐藤 耕司 | イナーメ信濃山形 | |
茅野 利秀 | スワコレーシングチーム | 長野県登録 |
笠原 宏紀 | ROND CX TEAM/PAD | 長野県登録 |
矢野 大介 | Rapha Cycling Club | 長野県登録 |
吉村 公利 | スワコレーシングチーム |
エントリー176名(レースは年代別に行われる)
長野県全自転車競技選手最年長選手であり
長野県下最大のシクロクロスチームを率いる
茅野利秀(スワコレーシング)
2019年の全日本選手権では65歳以上の部で優勝し全日本王者を戴冠!
今年も信州シクロクロスで既に3戦に出場
その存在は全ての長野県サイクリストの手本となる。
男子エリート
氏名 | チーム | リレイション |
高橋 翔 | イナーメ信濃山形 | 信州大学出 |
小坂 光 | 宇都宮ブリッツェン | 佐久長聖出 |
戸谷 亮司 | 岩井商会レーシング | 長野県登録 |
野口 朋希 | スワコレーシング | |
五味 清貴 | スワコレーシング | 長野県登録 |
比護 任 | イナーメ信濃山形 | 長野県登録 |
牧野 崇 | COGS NAGANO | |
横山 航太 | シマノレーシング | 篠ノ井高出 |
丸山 厚 | BOMA/ROND CX TEAM | 駒ヶ根工高出 |
向井 悠莉 | スワコレーシング | |
兼子 博昭 | スワコレーシング | 長野県登録 |
小坂 正則 | スワコレーシング | 長野県登録 |
竹内 遼 | GHISALLO RACING | 飯山高出 |
山田 誉史輝 | PAXPROJECT | 長野県登録 |
エントリー53名
昨年の全日本選手権では多くの下馬評を覆して2017年以来
自身二度目の全日本王者となった
小坂光(宇都宮ブリッツェン/佐久長聖高出)
今シーズンは既に7戦に出場しているものの未だ勝ち星が無い。
しかし、それは昨シーズンも同じでそこから全日本選手権に
照準を合わせビッグショットを決めてきた。
今年の全日本でも大番狂わせを期待したい。
今年開催予定だった「2022年杭州アジア大会」のMTB代表選考会で優勝
アジア大会の日本代表として活躍が期待されたが
コロナ禍で大会が延期となり不運のシーズンとなった
竹内遼(GHISALLO RACING/飯山高出)
昨年好調だった冬季シクロクロスシーズンを再び…
2023年のシクロ・MTB両種目での活躍が期待される。
公開競技 シングルスピード
氏名 | チーム | リレイション |
大蔵 豊 | 長野県登録 | |
牧野 崇 | COGS NANGANO |
エントリー23名
公開種目となる「シングルスピード」(ギア固定)の
2019年・2020年を連覇した
牧野崇(COGS NAGANO/東京都登録)
2021年のこの大会では4位とだったが
再びこの種目で表彰台復帰を狙う。
これから年末にかけて
サイクリング長野のHPも
恒例の「総集編系」で忙しいし
正直もう、自転車はお腹いっぱい。
そんな訳で、1月中旬のイベントですが
早めに全日本シクロの紹介を書きました。
ご存じの通り、もうシクロからは
完全に離れてしまっているのですが
この記事を書いていて
やはり、3年前からメンツが殆ど変わってない。
若手も正直に言えば育ってない。
MTBの時と同じ感想だが期待された
いまの19歳以下(23歳以下も)が
思ったよりも心身で伸びていない印象もある。
ここをどう考えるか?
そうこうしているうちに
小学生がいつの間にかユースになり
つい先日まで高校生だった選手たちが
もうU-23という時期を終わろうとしている。
その一方で、壮年選手は非常に多い!
ように見えて…
あれ?あの選手は出ないのか?
あれ、あの選手も??
と一人欠け、二人欠けしている。
恐らくそのスピードは
Kids選手の増えるスピードより速い。
全国各地でシクロクロスの大会が
少しずつ増えるなかで、大会を増やすことだけでは
もはや子供達を増やす、若い子を育成・強化するという…
ただ単に、レースを増やし、そこでスポット的な
自転車教室やプロモーションをやっても
それだけでは絶滅は避けられないことが
如実に表れ始めている。
シクロクロスは、どうあるべきか?
今までのような小さな村のなかの騒ぎで
自己満足に浸っているだけでよいのか?
そうした問いを投げかけたい。
最高権威である全日本選手権での
各選手のパフォーマンスに期待したい。
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