2019年長野県強化指定選手ならびに「長野県代表候補選手」発表。

2019年長野県強化指定選手ならびに「長野県代表候補選手」発表。

2019年長野県強化指定選手ならびに「長野県代表候補選手」発表。

　長野県自転車競技連盟は、本年の長野県強化指定選手並びに「長野県代表候補選手」16名（成年9名：少年7名）を発表した。代表候補選手は今週末から7回行われる代表合宿に参加して9月に行われる「全国都道府県大会：鹿児島」「いばらき国体」の他、「中部八県自転車競技大会」等に出場する。候補選手は以下の通り…

長野県強化指定選手

　少年男子（7名）

　山田拓海　　飯田風越高校　３年生
　青島冬弥　　飯田風越高校　３年生
　山浦秀明　　松本工業高校　３年生
　田中裕一郎　松本工業高校　３年生
　笠井大太郎　松本工業高校　３年生　※初選出
　萩原隆祐　　松本工業高校　３年生　※初選出
　鈴木来人伊那北高校　３年生　※初選出

　成年男子（9名）

　北澤竜太郎　長野市役所
　堀江省吾　　信州大学大学院
　増田遼馬　　信州大学大学院
　兼平優希　　信州大学　※初選出
　小出樹　　　京都産業大学（松本工出）
　中村吉伸　　日本大学　　（松本工出）
　渡邊鈴　　　京セラ(株)　（松本工出）
　橋本嶺登　　長野大学　※初選出
　秋山智広　　信州大学　※初選出

　長野県代表候補選出について（PDF：長野県自転車競技連盟）

サイクリング長野より

　選出された16名中6名が初選出となった。少年の部では、ロード日本代表で今年の長野県少年代表の軸となる山田拓海（飯田風越）、昨年も代表として活躍した青島冬弥（飯田風越）が順調に選出された。また、先日のトラック長野県大会で三冠を達成した萩原隆祐（松本工業）、昨年秋の新人戦で大活躍の笠井大太郎（松本工業）は選考レースでの実績を加味して順当に選ばれたものと思われる。その他、昨年に引き続き短距離に定評のある田中裕一郎（松本工業）と山浦秀明（松本工業）が選ばれた。山浦は昨年の秋以降ケガの影響か若干精彩を欠いている感があるが、都道府県・国体が行われる9月を照準に復調を期待したい。また、昨年のシクロクロス日本代表の鈴木来人（伊那北）は先日のロード長野県大会で初の長野県高校王者となり念願の初選出、活躍が期待される。

シクロ日本代表の鈴木来人（伊那北）が初選出された。

成年の部では、昨年主将の北澤竜太郎（長野市役所）を中心に、昨年の国体で入賞した堀江省吾（信州大学院）と小出樹（京産大：松本工出）が共に短距離・長距離のエースとして今年も入賞を狙う。また、昨年の福井国体で落車に巻込まれ大けがを負った渡邉鈴（京セラ）は、冬のシクロ、春先のロードに加え先日のトラック長野県大会でも表彰台に立ち好調を評価されての選出と思われる。また、増田遼馬（信州大学院）と中村吉伸（日本大学：松本工出）は昨年に続いての選出だが、中村が昨年から体調不良や怪我が続き復調が気になるところ。初選出3名は兼平優希（信州大学）、橋本嶺登（長野大学）、秋山智広（信州大学）が選出された。兼平は先日の県大会でもしっかりと要所で存在感を見せ特に短距離種目に期待がかかる。少し気になるのは橋本で、昨年の春から夏にかけパフォーマンスを落とし、以前のような集中力と積極的な走りが見られていない印象がある。先月の実業団宇都宮クリテE3で2位表彰台と復調の兆しがあるが、夏場にかけてパフォーマンスの向上を期待したい。秋山の選出は今後の県大学自転車界の将来性を見越しての選出と思われる。県大会でも先輩達に必死に食らい付くその姿勢は個人的に非常に印象に残った。強化を通じて更なる成長を期待したい。

先日のツールド熊野ではU-23で3位の好成績をおさめた小出樹（京産大：松本工出）

長野県代表スケジュール

　強化合宿（予定）

　第１回　6/8(土) ～ 6/9(日)
　第２回　6/15(土) ～ 6/16(日)
　第３回　7/20(土) ～ 7/21(日)
　第４回　8/10(土) ～8/11(日)
　第５回　8/31(土) ～ 9/1(日)
　第６回　9/7(土) ～ 9/8(日)
　第７回　9/14(土) ～9/15(日)