【重要】直近6日間で3件の交通死亡事故が発生(4名死亡)県が緊急の「交通死亡事故多発警報」を発令。

【重要】長野県が緊急の「交通死亡事故多発警報」を発令!!

 

 

 長野県ならびに、長野県交通安全推進本部よりお知らせします。

2023年9月30日㈯から10月5日木曜日までの6日間で

長野県内では3件の交通死亡事故が発生し、4名が亡くなるという

極めて深刻な状態が続いています。

 

これにともない、長野県は

2023年10月6日㈮から10月15日㈰までの10日間

交通事故多発警報を発令し交通安全の呼びかけを行います。

詳しくは下記をご覧ください。

 

 

〔長野県より〕

 

 

 

 

令和五年「交通事故多発警報」発令について

 

 

1.発令の趣旨

 令和5年9月30日から10月5日までの6日間に、県内では3件の交通死亡事故が連続して発生し、4人の方が亡くなる極めて憂慮すべき状況になっています。連続発生する交通死亡事故に歯止めをかけ、尊い命を交通事故の被害から守り、交通の安全を確保するため、長野県内に交通死亡事故多発警報を発令します。秋の行楽期に向けて、人や車の動きが活発化し、更なる交通死亡事故の多発が予想されるため、県民に向けた広報啓発活動等を一層強化して交通安全の呼びかけを行い、悲惨な交通死亡事故の抑止に全力で取り組みます。

 

2.期間

 令和5年10月6日㈮から10月15日㈰までの10日間

 

3.広報啓発(県民への呼びかけ内容)

 「夜間」、「高齢運転者」の交通死亡事故が発生しています。

 

夜間に道路を利用する皆さん
 ・速度を落として、慎重な運転と確実な安全確認を。
 ・まだ明るさが残る夕暮れ時でも、早めのライト点灯を。
 ・先行車や対向車がいないときはハイビームの活用を。
 ・歩行者の方は、夜行反射材やLEDライトの活用を。

高齢者の皆さん
 ・慣れた道でも安全確認、慣れた車でも身長な運転操作を。
 ・視野、反射神経等の身体機能が変化するので、より丁寧な運転を。

 

プレスリリース〔PDF/長野県〕

 

 

 

 

 

 

サイクリング長野より「悪夢の9月」

 

 

 先ず、ここのところ

のんびり自転車のことをやっているほど時間が無く、

HPを更新出来ずに申し訳ありません。

伝えなければ行けないことが沢山あるのですが

それらを圧して…

 

 

ここ数日、県内で非常に多くの交通事故が多発しています。

時を同じくしてですが…

 

 

2023年9月を振り返ってみると、

このサイトを始めて

スポーツ自転車と安全性という面で

過去最悪の月でした。

 

 

なぜ、そう言えるか?

 

 

9月は自転車絡みで、自分も付き添いで1回救急車に乗り

さらに、9月中旬、そして9月の最終金曜日の両日

たまたま、自転車事故の現場に居合わせ

このひと月で3回も救急車を見送るという非常事態でした。

幸いこれらのケースは、重大な事故であり大怪我をした方も

いたものの幸いにも命に別状は無かった。

 

 

その一方で、周知のとおり「ツールド北海道」で

2年連続で自転車競技中に死亡事故が起こるという

自転車競技自体の根幹を揺るがす

非常に痛ましい大事故も起こりました。

 

 

ただ、ツールド北海道と

自分の身の回り(長野県自転車界)で起きた

3つの事故というのは、一つ一つの状況が異なるので

全てを同列にして語ることは出来ないし

「サイクリング長野」という立場では

語るに及べない部分があります。(←この表現、自分のジレンマ解りますかね?) 

 

 

 

語りたくても語れない部分もあるのですが

それでも9月を振り返ってみて

3回も自転車で救急車を呼ぶ事故・事件にあってみて

思ったのですが、特に月末の事故は本当に極めつけで

凄惨な事故でした。

 

 

 

昨夜の長野県育成VELOクラブでも保護者の方々から

事故の経緯などを聞かれましたが…

 

 

本当に目を覆いたくなる事故直後現場

騒然とする現場の人たち、事故の爪痕が大きく残る

深くえぐれた路面。そして、現場に残る大きな血だまり… 

 

 

 

深刻な事故が起きれば

「誰もハッピーな人はいない、ただただ悲しい結末だった…」

(2019年の千曲市での高校生死亡事故の直後の会議で推進委員のタイラー・リンチさんが話された言葉)

 

 

 

その言葉の重さを再び痛感することとなりました。

 

 

改めて9月は、自分が救急車に乗ることがあり、

その時に感じた違和感から

わずか1週間後に「ツールド北海道」があり

その時に自分は自転車というモノが怖いと発言しました。

 

 

その恐怖というのは

ヤフーのコメント・SNSに集まるコメントを見ていて

自転車界の人間全体の根底にあるのは、ほぼ満遍なく

「自分たちには無縁」だと他人事だということ。 

 

 

だからこそ…

 

 

物事を非常に一方向からの浅い部分でのみ捉えて他人を責めたり、

これだけの事故が起こってもまだ

「こういう時だけマスコミは自転車を悪く報じる」と言ってみたり…

「自分はこうなることを知っていた…」 みたいな発言が蔓延したり。

(有識者気どりで、知っていて何もしなかったなら傍観者と同じだから)

 

 

さらには、こともあろうか?このことに乗じて

審判団に過去の私怨を叩きつける人間がいたり、

ウチに外注すれば事故は無い…(他の人が見ればこれを商魂たくましいという)

要約してみれば、そんな本質が簡単に透けて見える人間もいて。

 

 

本当にこの問題を、「自分たちのこと」

「自分たちの業界のこと」と、真に捉えられている

運営・関係者・ファン・有識者・ファンが殆どと

言って良いほどおらず、あまりの当事者意識の無い

自転車界の「人の心」にゾッとした訳です。

 

 

本当に、このままでは冗談では無く

来年もまた必ずどこかで、同じような事故が

起こることが容易に予期できてしまう…

 

 

 

一方で、先週の金曜日の大事故。

 

 

本当に久しぶりに、現場に残された

血だまりや飛び散った肉片を

専用のペーパーやブラシで清掃しながら…

そのまだ熱のあるかのような粘度のある

液体に間接的に触れて見て

違った意味での恐怖心を強く、強く感じました

 

 

ここで「ハインリッヒの法則」だのという

統計学を持ち出しても全く詮無きことで

小賢しいのですが… 

 

 

やはり一番最初の救急車の時に感じた

自転車界全体の空気が非常に偏っていた。ということ。

 

 

それはもう何十年も前からあった

「小さな歪み」が積み重なったもので

その歪みがいつの間にか当たり前になってしまい

いつの間にか、大きなズレが生じていることに

自転車界の誰しもが気づかなくなっていて

それが堰を切って流れ出たような気がします。 

 

 

先週の事故の直後に、VELOクラブの

ジュニア・ユースの選手を集めて行った際の

ミーティングでも言ったのですが

「道の上で起こる全てのことは、すべからく他の道の上での事象に繋がっている」。

事故というのは決して一つの要因だけで起こるものでは無く

幾つかの要因がお互いに最悪のタイミングで

最悪のカタチで巡り合ってしまい起こるということを

再度確認して、常に頭の片隅に置いてもらえればと思います。

 

 

そして、小さなことであっても

違和感を感じたら、脚をゆるめて立ち止まり

誰かの意見では無く、少し冷静に

自分はどう思うのか?

嫌な予感であれば、それが起こらないために自分は

何をしなければならないのか?を真剣に考えて欲しいと思います。 

 

 

最後に…

 

 

事故というのは

どれだけ自分が気を付けていても 

相手からもらってしまうこともあります。

 

 

再三になりますが

その殆どが、沢山の要因が重なりあって起こっています。

だから、簡単に誰か一人、どちらか一方を

責めるということは出来ません。

 

 

もしも、早い段階で誰かを一方的に責めるようであれば

それは「感情」だけの表面的な部分でしか

物事を捉えられていない裏返しでもあります。

 

 

昨日、長野県から「事故多発警報」発令されました。

ここに自転車での事故は含まれてはいませんが

9月は自転車界でも多数の重大な事件・事故が起こりました。

 

 

いまのこの状況を、しっかりと各自が

受止めて、自分自身が事故に遭わないように!

事故を起こさないように!強く心がけて下さい。

 

 

これは、サイクリング長野より

年齢性別・競技種目・プロアマ問わず 

長野県の自転車に乗る全ての人に語りかけています。

 

 

「ツールド北海道」のことも、

自分が直面した3件の事故も、

今回の長野県での交通事故も

明日は自分の身にも起こり得るという危機感を持って

その上で何に気を付ければいいのか?

考えてもらえれば幸いです。

 

この僅か1週間で起こった3件の死亡事故について
(クリックすると大きくなります)

 

 

改めて、今週は忙しくて

ホームページを更新出来ずに

申し訳ありません。

 

 

という訳で…

 

 

9月はインカレから始まり

自転車絡みで3回

救急車を見送るという

ちょっと異常な事態でした。

 

 

どの件にしても

既に長野県の自転車関係者や

選手の皆さんは御存知の通りですが…

幸いにも、人が亡くなることが

無くて良かった心底思います。

 

 

ただ、今年はもう長野県関係者の皆さんが

十二分に痛感していると思うのですが

春先から非常に重大な事故が

レース中・一般公道での通勤・通学を含めて続き

多くの選手・関係者が重篤な怪我をしました。

 

 

確かに、長野県の自転車交通事故の件数を

見れば減っているのですが…

 

 

 

〔令和3年長野県自転車事故統計〕

 

 

 

自転車競技という分野を

マクロに分析すれば

ここ数年、重大な事故は続いています。

 

 

 

 

 

今まで多くの人が

「交通事故」と「競技の事故」は

違うという認識があったのですが

ツールド北海道に関しては

この二つが複雑に絡み合って起きてしまった

側面が確かにあります。 

 

 

ただどちらにしても、自転車界の外から来た

自分にとって日本の自転車界というのは

事故に対する意識が低すぎます。

これは、全てのサイクリスト・運営

さらにファンも含めて全体の雰囲気がそうだと思います。

 

 

この業界を覆っている雰囲気を客観的に見て

外から来た人間はそう感じるのです。

(だからこそ常日頃、当サイトは口酸っぱく安全に対する啓蒙を行っている)

 

 

この前、長野県の選手とも

話したのですが、やはり話していて

非常に違和感があるんですよね。

選手にとっても他人事のように話す。

ウチのサイトの内容を

ワイドショーでも見てるかのような

感じで話している。

 

 

正直、この人たちは自転車で

危険な目にあったことが無いのか?

いや、そもそもコイツ等

自転車に乗ったことがあるのか?

およそ乗っている人間の発言では無い。

これでは、おそらく彼らは感情論以外

何も語れない… とさえ思えました。

 

 

 

テレビの向こうの出来事なんですよね。

 

 

 

これをして、

自転車界全体の意識の低さ?

というか… 

 

 

う~ん何だろうな?

もう危険な競技が日常だからか?

痛い目に遭い続けているから??

感覚が欠如してしまっているんだろうなぁ… 

 

 

だから、選手達も含めて

サイクリストの意識を根本から変えないと

今後もこの流れは本当に止まらない

とさえ思いました。

 

 

この事実は、長野県の自転車情報を司っている

当サイトにとっても新しい問題として

非常に重さを感じることでした。

 

 

ともあれ、重大な「交通事故」

「競技・練習事故」が続いています。

これを皆が我がことと受け止め

安全走行に努めて欲しいと切に願います。

 

 

 

関連LINK

長野県

令和3年度「交通統計」(長野県警察)

自転車の安全利用推進委員会

長野県警察

長野県交通安全協会



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