〔レポート〕2018 信濃山形清水高原サイクルロードレース(RCS山形村ヒルクライム編)

信濃山形清水高原サイクルロードレース(RCS山形村ヒルクライム編)

9月9日(日)に山形村の清水高原にて「信濃山形清水高原サイクルロードレース」が開催された。この大会は大学連盟(学連)主催のシリーズ戦の「第5戦RCS信濃山形ヒルクライムラウンド」とイナーメ信濃山形がホストで開催される「イナーメヒルクライム」の共催。今回はそのうちのRCS第5戦信濃山形村ヒルクライムをレポートします。

 

レースレポート

 学連主催のRCSは「ロードレースカップシリーズ」の略で4月に飯山で行われた開幕戦から来年3月に東京で行われる神宮外苑クリテリウムまで12戦のロードレースシリーズ。今大会は特別枠として高校生と一般の選手3名がエントリーした。

レースは6.5km(標高差約500m)の登坂を3回行い、その3本の合計タイムで順位が決められた。今大会も昇格対象レースとなり信州大学は1年生を4名起用。また、高校生枠からは松本工業が6名、上田千曲高校2名が出走した。

 

〔第1ヒート〕

 

第1ヒート県勢で最初に上がって来たのは乗鞍で表彰台に上がった畑山駿一(上田千曲2年)

 先週のインカレで存在感を示した熊野(信州大3年)は連戦の疲れを感じさせない走りを見せる。

トラック競技だけでヒルクライムでも安定したタイムを3本揃えた芦田健(信州大1年)

集団後方のグループを走る秋山(信大1年)清水朋美(Team 568)池田(東海大)橋本(長野大1年)

 

〔第2ヒート〕

 

第2ヒートではプロトンの先頭を大森竣介(信州大3年)が牽引して下から登って来る

先週のインカレで26位と健闘した大森(信州大3年)が登りで仕掛ける

2本目でも大学生を引き連れ登って来る畑山(上田千曲2年)この夏の成長ぶりをアピール

信州大の新戦力となる井上凌(1年生)は安定したタイムを3本揃え信大のクライマー候補へ名乗りを挙げる

社会人として参戦の清水信長(Team 568)は8位入賞となった

春のセンバツのスクラッチで長野県代表として出場した田中裕一郎(松本工2年)

厳しい登りに苦戦する小松武功(上田千曲1年)

第2ヒート終了後に給水する芦田(信大)・橋本(長野大)・清水朋(Team 568)

 

〔第3ヒート〕

 

第3ヒートではインカレ出場の佐藤宇志(明星大:下諏訪向陽出)が存在感を見せる

今大会のポスターモデルとなった西部真生(信州大3年)も連戦の疲れを見せず力走

松工の平田開人(1年)は秋にはいよいよ松工のユニフォームを貰い新人戦を走る。

 

レース結果

クラス1結果

1位 福原 周治  京都大学  1:06’00”(3本合計)

2位 長谷川武敏  アクアタマ    1:07’06” 長野県

3位 藤原総一郎  東海大学 1:27’58”

 

長谷川(アクアタマ:長野県)が2位表彰台に上がった

 

女子結果 15.6km

1位 清水 朋美 Team 568 1:00:04(3本合計)

 

唯一の女性出場者ながらも3本のタイムは揃えた清水朋美(Team 568)

 

クラス2結果

1位 向井 田直  京都大学  1:08:09

2位 牧  直利  京都大学  1:08’32” 

3位 森  達哉  同志社大  1:09’20’

8位 大森 竣介   信州大学  1:12’15”

9位 西部 真生  信州大学

10位 佐藤 宇志  明星大学

11位 熊野 勇介  信州大学

 

インカレから好調を維持した大森(信州大)が8位入賞

 

クラス3結果

1位 小島 快斗 大産大  1:09:21

2位 中西 諒磨 関西大  1:11’14”

3位 三浦 隆也 東海大  1:11’50”

4位 畑山 駿一 上田千曲 1:11’59”

7位 井上  凌 信州大  1:15’26”

8位 清水 信長 Team 568  1:15’34”

10位 田中裕一郎 松本工

16位 芦田  健 信州大

18位 橋本 嶺登 長野大

19位 小松 穂嵩 松本工

4位畑山(上田千曲)・7位井上(信州大)・8位清水(Team 568)と3名が入賞

 

公式リザルト(学連:PDF)

 

インハイ・インカレも終わり

各チームの新戦力の活躍が

目立った大会となりました。

高校生はいよいよ来月から

春のセンバツをかけた

新人戦も始まります。

引き続き温かいご声援を

よろしくお願い致します。

 

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スカイランドきよみず(公式HP)

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