もくじ
「令和5年全国高校総体自転車競技大会」大会二日目長野県勢の結果
昨日、開会式が行われた令和五年度のインターハイ
全国高等学校総合体育大会自転車競技本日が大会二日目。
函館市郊外の「はこだて未来大学」ならびに
「道南四季の杜公園」周辺に特設されたコースにて
男女ロードレースが開催された。
レースは午前10時半ころから行われ
全国の予選を突破した約150名が出場。
長野県からは、松本工業・飯田OIDE長姫・飯田風越の
5名が出場した。レポートは以下のとおり…
【大会初日】
大会二日目レポート
今大会は150名出場ということで各ブロックごとに
グループ分けされて北信越・中部はパレード走行最後尾からスタート。
スタートを待つのは初出場の飯田風越の岡庭・田切の2年生コンビ
昨日の函館競輪場に比べると山側にあるため若干湿度が低い。
今大会の会場実況は長野県でもおなじみDJがらぱさん。
大泉函館市長がスターターを務める。
この日は異常な暑さのため、当初の11周(8.1㎞×11周)から
1周減の10周で開催された。
北信越・中部ブロック勢は最後尾からスタート。
隊列が揃ったところでリアルスタート。
リアルスタートとなり一気に加速した集団が
給水ゾーン付近を通過し2周目へ突入
ここから本格的にレースが始まって行く。
スタートして2周目およそ18㎞地点の登りで
飯田風越2年生コンビが遅れ始める。
特に北信越大会の立役者である岡庭能亜(飯田風越)が
ドロップした集団からさらに遅れ始める。
3周目から補給・給水が始まるため
松本工業のメンバーが補給の準備をあわただしく始める。
集団では2年連続出場の酒井優太郎(松本工業)が
他チームの選手と何か話しながら走行して行く。
給水が始まり4周目に突入すると遅れていた岡庭の前にいたはずの
田切智裕(飯田風越)が大きく後退を始め苦しい展開となる。
中盤戦を迎え2~5名程度が入れ替わりながら逃げ
それをメイン集が追って行く展開となる。
長野勢は、黒澤・酒井・上里の3名がメイン集団の中で力走を見せる
画像:黒沢響冴(飯田O長姫)
その中盤戦で突然失速する上里翔瑛(松本工業)
苦しい表情で補給ゾーンを通過して行く。
完走が厳しくなる。
チームメイトの田切が大きく遅れて
苦しい展開となった飯田風越
岡庭が我慢の走りを見せながら給水に入る。
しかし、そこからまた遅れてタイムアップとなる。
後方で我慢の走りとなった田切(飯田風越)だったが
先頭より3分以上遅れ、初のインターハイは
タイムアウトで完走出来ず悔しいレースとなった。
田切は明後日のトラック競技での活躍が期待される。
逃げ集団を追っていたメイン集団も徐々に人数を減らすも
この集団の中に唯一長野県勢として残った黒澤(飯田O長姫)
完走を目指し粘りの走りを見せていた酒井(松本工業)も
タイムアップ。残り3周を前に長野勢はいよいよ黒澤だけとなる。
残り3周となり長野勢で唯一力走を続ける
黒澤(飯田O長姫)がコントロールラインを越えた長い下り区間へ差し掛かる。
残り2周、先頭の逃げ集団はメイン集団に3分近い差を決め
ほぼ逃げ切りが決まる。黒澤はここから上位進出を狙い
いよいよ山場を迎える。
いよいよ残り1周が提示される。
いよいよ最終回、ここからは一つでも上位を目指す。
優勝は地元北海道の吉崎(帯南商)選手が激戦を制した。
粘りの走りを見せた黒澤(飯田O長姫)は25位でゴール
長野県勢唯一の完走となった。
大会三日目のみどころ/長野県出場選手
大会三日目 長野県選手スケジュール
時間 | 種目 | 出場選手 | 出場順 | 備考 |
09:00 | チームスプリント予選 | 上位4チームが順位決定戦へ | ||
10:00 | 4㎞団体追抜き予選 | 松本工高校 | 第2組H | 上位4チームが順位決定戦へ |
11:05 | 女子500mタイムトライアル決勝 | |||
11:45 | スプリント予選 | 横林(松本工) | 35番 | 上位12名が1/8決勝へ(48名出場) |
13:00 | 男子ケイリン1回戦 | 山田(白馬高) 松村(駒工) |
山田4組(黒) 松村2組(黄) |
各組上位2名が準々決勝へ(8組48名出場予定) |
13:55 | 女子ケイリン1回戦 | |||
14 : 55 | スプリント1/8決勝 | 勝者は準々決勝へ | ||
15 : 25 | 4㎞速度競走 | 酒井(松本工) | 1組(白黒) | 各組上位4名が準決勝へ(5組50名出場予定) |
16 : 20 | スプリント1/8決勝敗者復活戦 | 勝者は準々決勝へ | ||
16 : 20 | ケイリン1回戦敗者復活戦 | 各組上位2名が準々決勝へ |
《大会三日目見どころ》
トラック競技初日となる大会3日目。午前中に注目の「団体追い抜き」に松本工業高校が出場する。マツコウはこの種目に非常にこだわりがあり、3年生にとってはこのメンバーで走る最後の公式戦となる。チームベストを出して上位進出を狙いたい。
男子ケイリンには、この種目で入賞が期待される長野県高校自転車のエーススプリンターであり上位進出が期待される山田愛太(白馬高2年)がインターハイ初登場する。また、1年生ながら初出場の松村竜誠(駒ヶ根工業1年)も第2組でどんな走りをするか?今大会1年生でケイリン出場は松村と大分の小岩選手の2名しかいない。山田愛太・松村共に初出場のフレッシュな走りを期待したい。
「スプリント予選200mタイムトライアル」には横林海斗(松本工業3年)が出場する。横林は朝イチの団体追い抜きでもキーマンとなり、午前中に2種目とかなり厳しいスケジュールであるが、全国の並みいるスプリンターの中で上位12名に入り1/8決勝へ向け爆発力のある走りを期待したい。
午後に行われる「4㎞速度競走」には、松本工業主将の酒井優太郎(松本工業3年)が登場。昨年もこの種目でインターハイに出場したものの全国の厚い壁に跳ね返される結果となった。第1組は強豪揃いだが上位4名に入り準決勝へ進出したい。
春から急成長を見せた「松本工業/団体追い抜きチーム」
最後の大会でのチーム新記録に期待したい。
昨年のジュニアオリンピックU-17ケイリンで銀メダル。
初出場ながら上位進出が期待される山田愛太(白馬高校)
【長野県出場選手紹介】
インターネットLive配信「インハイTV」
〔インハイTV自転車競技プラットフォーム〕
↑↑上記サイトより毎日放送↑↑
リザルト速報は公式Twitterで!
というわけで
今日なんですが、レースが終わったあと
突然の大雨に見舞われ
たまたま市内へ帰ろうとしていた
山田選手のお宅の車に乗せてもらって
函館市内へ降りて来ました。
こちらの天気は、夕方少し
曇りの時間もありましたが
依然として蒸し暑く
明日から本格的に始まる
トラック競技が行われる函館競輪場が
海沿いということもあり
選手・スタッフ・応援の皆さん共に
体調を崩さないように注意して欲しいと思います。
県サイクリストの皆様には
明日からいよいよトラック競技が始まります。
明日もLive配信がありますので
ぜひ、テレビ・スマホ・パソコンの前から
長野県選手にご声援のほど宜しくお願いします。
頑張れ、長野!!
関連LINK
インハイTV(SPORTS BULL)
令和4年インターハイ公式HP(高体連)