《速報》「2023全日本選手権マスターズ」男子スプリント60歳以上の部で等々力公英が準優勝!
大会主催のJCFが公式リザルトを全く発表しないため
大会から既に二日経過していますが
《速報》というカタチで解っている範囲でお知らせします。
壮年選手(35歳以上)の日本チャンピオンを決める
「2023全日本マスターズ選手権」が7月16日㈰に
松本市美鈴湖競技場で開幕。大会初日に行われた
男子スプリント〔60歳以上の部〕で
長野県の元競輪選手でもある
等々力公英(無所属/長野登録)が準優勝を果たした。
《長野県関連出場選手》
《速報》リザルト
【男子60歳以上の部】 スプリント最終順位
順位 | 氏名 | チーム | 予選タイム |
優勝 | 古本 清文 | Capricornis cramerPRO(富山) | |
2位 | 等々力公英 | 無所属(埼玉) | |
3位 | 門松 克己 | ベロチスタ(大阪) |
昨年のロード練習中に救急搬送されるほどの大怪我を負い
コロナ禍期間も含めて2019年以来の競技復帰となった
等々力公英(無所属/長野県)が
スプリント予選「200mフライングタイムトライアル」の助走に入る。
怪我を負った脚の負傷はまだ完全では無いそうだが
それでも轟音と共に最終コーナーに差し掛かり
予選2位で決勝進出を決めた。
等々力選手の決勝戦の相手は、マスター界の第一人者でもある
元長野県代表の古本清文(富山)お互いに旧知の仲でもあり
長野県ゆかりの選手どうしの対決に会場も盛り上がる。
レーススタートと共にお互いが牽制状態となり
ゆったりとしたペースでレースが始まる。
残り1周をつげる鐘が鳴るも、なお互いの牽制が入ったままの状態となり
等々力選手が若干先行して、それを古本選手が後方から
併せに行くような状態のまま
比較的ゆるやかな状況で残り半周を迎える。
最終コーナーまで互いの牽制状態が続き
レースは最後の直線勝負となる。
勝負は最後の直線で僅かに古本選手が等々力選手を交わし
この種目の日本チャンピオンとなった。
レース後「現在の状況下でのポジティブ部分」と
「まだもう少し出来たか…」という少しの悔恨。
そして、今後に向けての課題を口にした等々力選手
復帰戦は堂々の準優勝となった。
〔画像左〕
決勝戦映像
(参照元:Youtube/バイキンティービー)
クリックすると始まります
と云う訳で
まだ公式リザルトが出ていない
見切り発車の状況ですが
速報としてお知らせをしました。
等々力選手ですが
昨年の大怪我のレントゲン写真を
見せてもらったのですが
本人談では無いですが
「脚がもげている」壮絶な状況でした。
あまり年齢を言うのどうかと思いますが
60歳以上というのはアスリートであっても
高齢であり、あの大怪我から
復帰してきたということを
先ず何よりも書き留めておきたいと思います。
等々力選手とレース後に少し話をし
ご本人も良かったところ、悪かったところを
多く口に出しておられましたが
復帰戦での準優勝という
大きな結果が出たことが
先ずは最良だったと思います。
今後、秋のマスターズ国体のほか
等々力選手は、この数年
ワールドマスターズ出場を
常に意識されていました。
大怪我のあとで、あまり先の話しをすることも
憚られる部分がありますが
この先の活躍も期待しています。
関連LINK
大会特設サイト(JCF)