〔頑張れ信州〕2023年2月度 長野県競輪選手出走予定カレンダー&2月の注目選手紹介。

〔頑張れ信州〕2023年2月度 長野県競輪選手出走予定カレンダー&2月の注目選手紹介。

 

 

 新年の慌ただしさもひと段落し、いよいよ2月突入の競輪界。

1月を振り返る前に… 大晦日のPIST6では年末最後のレースで

信州大学出身の堀江省吾(119期/長野)が今季最終戦で見事な

完全優勝を果たしてくれました。

 

また年が明けて1月13日からの大垣競輪シリーズでも、

初日2着・二日目3着と決勝戦へ進出し最終日には

今年初となるA級シリーズ優勝を果たし

年末・年始と長野県競輪界を盛り上げてくれました。

 

一方で心配なニュースとしては、1月2日のいわき平競輪に

追加招集された地球環境高出身の宮下一歩(115期/長野)

後方選手と接触し落車。以降のレースが負傷欠場となっており

今後の復帰が待たれるところです。

 

1月の信州は全国的な寒波もあり選手たちの

練習地である「美鈴湖自転車競技場」も降雪により使えず

なかなか不利なシーズンではありますが

各選手の活躍を期待したいと思います。

2月の出走予定・注目選手は以下の通り。

 

 

 

2023年2月 長野県登録選手出走予定

氏名 出身 級班 年齢 タイプ 出走予定
伊藤 大理 諏訪二葉 A級2班 46歳 2月06日~08日 豊橋競輪
2月14日~16日 名古屋競輪
2月21日~23日 伊東競輪
上原 龍 佐久長聖 A級1班 37歳 2月09日~11日 岸和田競輪
2月24日~26日 松山競輪
柿澤 大貴 岡谷工高 S級1班 33歳 2月05日~07日 宇都宮競輪
2月13日~15日 立川競輪 
菊池 岳仁 岡谷南高 S級1班 22歳 2月02日~05日 奈良競輪 GⅢ
2月14日~16日 岸和田競輪
2月23日~26日 高知競輪GⅠ
木下 章 松本工高 A級3班 54歳 2月04日~06日 京王閣競輪
2月15日~17日 奈良競輪
2月24日~26日 佐世保競輪
小峰 烈 松本工高 A級1班 42歳 2月01日~03日 前橋競輪
2月21日~23日 奈良競輪
等々力 久就 岡谷工高 A級2班 31歳 2月03日~04日 TIPSTAR DOME
2月10日~12日 玉野競輪
2月21日~23日 伊東競輪
中嶋 宣成 佐久長聖 S級2班 32歳 2月06日~08日 豊橋競輪
2月18日~20日 四日市競輪
平川 雅晃 松本美須々ケ丘 A級2班 31歳 2月04日~06日 京王閣競輪
2月11日~13日 高知競輪
藤本 龍也 松商学園 A級2班 39歳 2月05日~07日 松戸競輪
2月15日~17日 奈良競輪
堀江 省吾 信州大学 A級2班 25歳 2月05日~07日 松戸競輪
2月12日~14日 小倉競輪
前島 恭平 松川高校 A級3班 34歳 2月01日~03日 前橋競輪
2月10日~12日 玉野競輪
宮下 一歩 地球環境 S級2班 30歳 2月09日~12日 静岡競輪 GⅢ
2月18日~20日 四日市競輪 
2月27日~01日 伊東競輪

 

 

ガールズ競輪

氏名 出身 級班 年齢 タイプ 出走予定
黒河内 由実 長野清泉
女学院
L級1班   2月05日~07日 宇都宮競輪
2月13日~15日 大垣競輪
2月21日~23日 伊東競輪

全てのデーターは2023年1月末のものです
状況により「追加招集」や「欠場」の可能性があります。

 

◇◇長野県競輪選手の出走情報をお届け!◇◇
長野競輪選手会インスタグラム

 

 

 

 

新競輪「PIST6」2月出場予定者

PIST6 会場:TIPSTAR DOME CHIBA

 

日程 レース名 長野県出場選手
2月03日㈮~04日㈯  エクストラステージ ROUND #1 等々力久就(岡谷工高出)
2月13日㈪~14日㈫ エクストラステージ ROUND #2 小峰烈(松本工高出)
2月18日㈯~19日㈰ エクストラステージ ROUND #3 長野県出場選手なし
2月25日㈯~26日㈰ エクストラステージ ROUND #4 堀江省吾(屋代高‐信州大)

新競輪「PIST6」につきましては、基本的に出場の2~1週間前に発表されます。
PIST6公式HPを逐次ご確認下さい。

会場:TIPSTAR DOME CHIBA(千葉県千葉市)

 

〔PIST6スケジュール〕

 

 

 

サイクリング長野2月の注目選手!

 

菊池岳仁(岡谷南高出/S級1班)

 昨日の特別競輪「KEIRINヤンググランプリ」で長野県史上初の重賞特別競輪での優勝を果たし、名実共に長野県競輪選手の顔となった菊池選手。1月は千曲市の「サテライト信州ちくま」で優勝報告会ならびにトークショーが開催された。長野県自転車史上初の快挙達成に1月は一休みかと思われたが、年明け4日からの立川競輪GⅢ鳳凰賞では4日間で「1着1回、2着2回」(着外1回)と好調をキープした。2月は2日からの奈良競輪GⅢ「春日賞」、2月23日からの高知競輪GⅠ「全日本選抜競輪」に出場が決定。さらに、既に3月18日開幕の別府競輪GⅡ「ウイナーズカップ」への出場が決まっており、春に向けて大きな大会への出場が続いて行く。いよいよ本格的に日本競輪界トップ選手達と戦って行く菊池選手の走りに注目したい。

 

〔2月出場予定〕
2月02日~05日 奈良競輪 GⅢ
2月14日~16日 岸和田競輪
2月23日~26日 高知競輪GⅠ

 


 

堀江省吾(屋代高-信州大出/A級2班)

 大晦日、2022年最後のPIST6・最後のレースで自身3度目の総合優勝!大晦日の「堀江劇場炸裂!」に多くの長野県自転車ファンが熱くなった。その堀江選手、年明けからも好調ぶりをアピールし、1月は2場所6レースに出場し「1着3回、2着1回、3着2回」と出走レース全てで「着に絡んだ」(3着以内に入る)。年末の新聞インタビューで菊池選手の活躍が大きな刺激となった…と本人は語ったが、菊池選手と共にこれからの信州競輪界を引っ張る堀江選手は今年いよいよ3シーズン目を迎え、いよいよさらなる昇進ならびにPIST6での活躍も期待される。

 

〔2月出場予定〕
2月05日~07日 松戸競輪
2月12日~14日 小倉競輪

 


 

柿澤大貴(岡谷工高出/S級1班)

 岡谷工業高校時代は「春のセンバツ」「国体」などで表彰台に上がる活躍をみせ、2010年に競輪デビュー。今や長野県を代表する競輪選手の一人としてS級1班も3シーズン目に突入となる。1月は3場所10レースに出場「1着2回、2着3回」昨年秋以降はなかなか結果が出ない時期もあったが、12月から徐々に成績は上向きで2月も活躍が期待される。その2月は、2月5日からの宇都宮、13日からの立川と短い期間に二場所が予定されている。S級1班という強豪ひしめくクラスの中で、柿澤選手の活躍に期待したい。

 

〔2月出場予定〕
2月05日~07日 宇都宮競輪
2月13日~15日 立川競輪

 

 

 

と云う訳で、2月の競輪情報でした。

とにかく、いまの長野県の競輪界は

菊池・堀江という新しい選手の台頭に加えて

サテライトちくまが設立されて

かつてないほど勢いのある状況で

盛り上がっていると思います。

 

 

しかし… 

 

 

厳しいことを言います!

 

 

では、長野県全体が盛り上がっているか?

と言われれば、残念ながら自転車界の外へは

全くその熱が伝わってないんですよね。

 

 

最近、「菊池選手の勝利」を一般の人に説明する際に

競馬の「有馬記念」を引き合いに出すんですよね。

例えて、年末の最大イベント・有馬記念の新人賞で

長野県の青年が勝った… 

 

 

こう話して、やっと「あぁ凄いですね!」と言ってもらえる。

世間一般の人は誰も知らねーんだよ。

 

 

これが現実なんですよね。 

 

 

こういう厳しいことを書くと直ぐに

「自転車の発展を妨げてる」「選手の足を引っ張ってる」っていう

有難い声が有識者の方から来るのですが 

やっぱりね、そこに思うことがあるんですよ!!

何でもそうですが

 

 

「俺たちは弱い!」。

 

 

全てはそこから始まるんですよ。

弱いからこそどうしたらいいのか? 

そこを考えろよ!って。

 

 

俺の答えですか?

 

 

弱くて、自転車がド・マイナーな長野で

自分という自転車の素人で、何も持たない・知り合いさえいない

一番弱い弱い自分が、その弱い力を最大限に活す方法が

「サイクリング長野」を作ることでした。

 

 

やはり、他の業界から来た自分だから思うんですよ。

自転車界って弱いんだよ。強者なんておらん。

人材も恐ろしいほどいないし… 

 

 

野球の3億円プレーヤーは皆知ってるけど

自転車の3億円プレーヤーは誰も知らない。

 

 

プロアマ問わず…

自転車界に何が足りない?

どうして弱い?それを

先ずは業界の人間が真剣に考えないと!

外に対する体裁なんてホント後でいいわ。

 

 

こうまで言われて「今に見てろよ!」っていう

エネルギーが無ければ

本当に強くなれないんですよ。

 

 

で、自転車業界に来てこの「今に見てろ!」という

気概のある人って、何故か本当に少ない。

※それはたぶん、自転車って高級自転車が買える裕福な人間しかやってないから。
 自転車やってる若者みても、もう子供の頃から何不自由なく買ってもらって
 親が自転車のためなら何でもやってくれる。下手したら大学生・社会人になっても
 選手と一緒に親が付いてくるような超過保護っぷり… 
 これでは育たない部分ってのが確かにあるんですよ。

 

 

なんか去年強く思ったのが、長野県の自転車界を

隅々まで見回してみて

結局は俺が一番の負けず嫌いじゃねーか?って

思う時が多々あるんですよね。

 

 

負けたのに誰も悔しがってないどころか笑ってるし。

悔しがって言葉も無いのは俺だけとか… 

 

 

で、話がくるりんぱと戻って。

 

 

最近特に悔しいのが、菊池選手や堀江選手が

活躍してくれているんですよ!でも、それが

全く世間に伝わって無いことが、本当に悔しい!

多分、本人たち以上に自分のほうが悔しいんですよ。

 

 

だから、思うんですよね。プロアマ関係なく

この長野が強くなるために…

皆で「悔しいという気持ち」を育てて欲しい。 

 

 

それが、「今に見てろよ!」という

エネルギーに必ず変わるから!! 

 

 

今にみてろよ!

 

 

そう思いながら、今月も2月の

競輪情報を書きました。

 

選手達はもちろんのこと

自分も含めて自転車関係者全員の

各方面での活躍を期待しています。

 

 

【自転車競走法第9条】により20歳以下の未成年は
車券を購入したり、譲り受けてもいけません。

関連LINK

競輪.jp

PIST6

日本競輪選手養成所

サテライト信州ちくま

長野競輪選手会インスタグラム



[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

【新品】これでケイリンのすべてがわかる 競輪はKEIRINに変わった 阿部道/著
価格:1650円(税込、送料別) (2022/12/29時点)

楽天で購入