〔告知〕長野県が「長野県自転車活用推進計画」の令和3年度進捗状況を公表!

〔告知〕長野県が「長野県自転車活用推進計画」の令和3年度進捗状況を公表!

 

 はい、2026年12月26日㈪ですね。

26日といえば「ボクシングデー」ですね。

みなさん、お買い物はお済でしょうか?

 

 

さて、恒例?というか年末ということで

長野県が令和3年の「長野県自転車活用推進計画」の

進捗状況を公表致しました。

 

 

当サイトとしては…

 

 

まぁウチはこの件に関しては

完全に業界紙的な扱いなので

細かいところを突っ込んで欲しい方が

沢山いるかと思うのですが…

 

 

 

内容については、特に語るところは無いかな?

 

 

 

このまま、長野県には頑張って欲しいと思います。

ただ、やはり長野県の自転車界というところを

置き去りにしてしまったという

初動の大きな過ちを、結局はどこまでも

取り戻せないまま、このプロジェクトは進んで行く…

 

 

自転車に乗る人の気持ちというのを置いたまま。

結局、その差を詰めない限りはどこまで行っても

人が不在の「自転車活用」になる…

そういうことだと思います。

 

 

何時もこのサイトを通じて言い続けてること。

これは、自転車界の全てにおいて!

サイクリングも、自転車競技も、プロも全部含めて!!

 

 

物事には本質があるということ!

その本質を見極められず、うわべだけを変えても

物事は変わらない。その一つの典型が

県政における「自転車活用推進」事業。

 

 

自転車に乗ってみなさい!

自転車の現場に来てみなさい!

そこにいては、何もわからない!!

ということかな?と思います。

 

 

自分は毎週・毎日、この長野県の自転車の

現場にいて、それと向き合っている訳だけど

自転車活用推進だ、ジャパンアルプスだ…

そういう人と、この数年間で

一度たりとも会ったことがない。

ジャパンアルプス協賛70団体?は

具体的に何をしている??

ナゼだと思います?
それは、皆が「我田引水」で自分の山から出て来ないから。

 

 

〔プレスリリース〕

〔昨年の改訂〕

 

 

 

主な施策の進捗状況

 

長野県公式HPより

 

分野

主な施策・指標

進捗状況

安全・安心

○自転車事故発生件数の抑制

 928件(H29)→780件(R4)

○自転車事故件数は626件(R3)【指標達成】

○各種講習会の実施や学校における交通安全教育の推進

○年代に応じた自転車の安全利用に関する啓発活動

○自転車貸付事業者登録制度の運用(R4.4時点25事業者)

利用

環境

整備

○自転車通行空間の整備延長

 25km(H29)→180km(R4)

○道の駅(県管理)のサイクルステーション化

 0%(H29)→100%(R4)

○自転車通行空間の整備延長は82km完了(R3)

○サイクルステーション化100%完了(R2)【指標達成】

○Japan Alps Cycling プロジェクトによる試走やルート一周を走行するモニターツアー開催により、ルートの磨き上げを実施

健康

増進・

環境

負荷の低減

○自転車による健康づくりの推進

○環境負荷の低い交通手段への転換

○自然環境と自転車が共存できる環境の構築

○市町村の運動指導者等を対象とした研修会において、自転車を活用した市町村における取組事例を情報共有

○信州スマートムーブ通勤ウィークの実施により公共交通のほか自転車利用を推進し、CO2排出量を削減。

○マウンテンバイクの活用を含めた自然公園の適切な利用促進を図るため、サウンディング型市場調査を実施

観光

振興

○Japan Alps Cyclingブランドの構築等によるサイクルツーリズムの基盤づくり

○官民連携「Japan Alps Cycling プロジェクト」の参画団体拡大(県内71団体(R4.3時点))

○ポータルサイト「Japan Alps Cycling」による情報発信

○鉄道事業者のサイクルトレイン車両導入に対する補助

その他

○市町村における自転車関連施策の実施状況

 32市町村(H30)→77市町村(R4)

○自転車保険加入率(参考)

○64市町村で自転車関連施策を実施(R3) 

○自転車保険加入率 57.8%(R2)→77.0%(R3)

 

長野県公式ホームページにおいても、進捗状況を掲載しております。

 

 

 

〔活用推進計画〕

 

 

 

ここまで、かなり波紋があった

長野県の自転車活用推進事業でしたが

ジャパンアルプスも含めて…

 

 

もうすっかり多くの人達が

興味を失ってしまい、当初のように

当サイトへガンガン来ていた

「あれはどういうこと?」

「とんでも無いこといってる!」

「お前はバカか!」「見損なった!」という

何故か当サイトへ殺到するお叱りも

パタッ!と来なくなってしまいました。

 

 

 

最後はもう…

誰も興味が無い。

 

 

多くの人が完全に見限ってしまった…

ということなのでしょうね。

 

 

そして、身近な経済界や地域も

サイクルツーリズムの実態を

見切ってしまったところがある気がします。

まぁ経営者であれば、そうだと思います。 

その一方で、ココこそ金脈!という人達による

補助金ありきの不採算ビジネスは続いて行く… 

 

 

これがまぁ日本の現状だと

自分は日本へ帰ってきて

自転車業界に携わって

一番強く学んだことだと思います。

 

 

これが、日本津々浦々で起こっている。

政治とか、行政とかというより

いまの我々日本人の在り方を見ている気がします。

 

 

なるほど、日本は世界の中で

競争力を失い、オリジナリティを失い。

自分たちの利点さえも気づかないうちに失ってゆく。

 

 

皆が「これは何のために役立ってるの?」と

【気づかない】と結局は何も変わらないのでしょうが…

その【気づき】というのが今の日本人には

なかなか難しい。

 

 

ただ、それでは自転車界本当に絶滅しちゃう!

 

 

いいですか、前も言ったけど、

100年前の映像をGoogleで調べると

まだ道には「大八車」や「馬」が歩いている。

 

 

その一方で、人類の向こう100年のテーマは

宇宙進出になって来るわけですよ。

その時に移動手段としての自転車が窮地に立たされます。

 

 

何度も言いますが、自転車は月も火星も走れない。

宇宙も走れないから… 

 

 

人類は向こう50年で(もう始まってるけど)

必ず自転車に変わる乗り物を開発してきます。

 

 

もちろん日本が国をかけてここで

リーダーシップを取りにいかなければいけないのですが…

(海外ではそこに気づき始めているのに、日本では殆どいない)

 

 

自転車業界もそうなった時に

自転車はどう生き残るか?

その生き残りの布石をもう打たないと

行けない時期に来てると思います。

だから、県政に対してサイクリストが知らんぷりというのも

何とかしなければと思います。

 

 

 

まぁ…ちょっと それはさておき。 

 

 

 

将来を見据えた文化づくりだとか

都市計画とか、100年計画というならば

そういうことを見越しておかなければならない。

 

 

その精神として…

 

 

「いまここに無い概念」を常に見通しながら

未来を作らなければならないんですよ。

流石に公務員の人にここまで考えろというのは

立場上、無理があるのは解るんですが…

 

 

何だかそういう、新しい何かを織り込んだ

スピリットみたいなのが、いまの日本人からは

ほとほと感じられなくて少し暗い気持ちになります。

 

 

ちょっと話が壮大になってしまったのですが

どこかで見たような、どこかの十番煎じみたいな

この活用推進計画では…

 

 

誰もがトキめかないし、

もうこの事業に誰も興味を持たない。 


※今日のレポートを見て長野県良くやってる!とは
 殆どの人が思わない、いや思えない。これが評価されるのは県庁や役場の中だけ…
 これを見てステークホルダーはどう思うか?そして、何よりサイクリストや
 日頃、自転車に乗っている人はどう思うか??

 

 

なんか、年末に壮大なことを言ってるのですが

そんな難しいことよりも

せめて願わくば、長野県の自転車活用推進を

もう少し「未来性」のある、活気あるものにして

もらえたらと思います。

 

 

【評価したいところ】

 一つ評価を上げたいところは、交通安全に関しては本当に自転車事故数が少しずつ下がって来ており
ここはひとつ長野県の自転車活用推進を評価したいと思います。地域の交通安全委員などの方が
この寒空に街頭に立って一生懸命活動されていることの賜物だと思います。

 

関連LINK

長野県



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