もくじ
〔結果〕「第77回いちご一会とちぎ国体」大会三日目の長野県代表チームの結果。
本年度の国民体育大会である
第77回いちご一会とちぎ国体の自転車競技は
本日が10月7日㈮が大会三日目。
いよいよ本日より、各種目の決勝・順位決定戦が
本格的に始まった。
会場の「宇都宮競輪場」がある宇都宮市は
早朝こそ、前日から降り続いた雨が上がり道路も乾いていたが
競技前の9時頃から霧雨となり
最初のレースが始まる頃には昨日同様に
強い雨に加え、風も加わり
吐く息も白い非常に厳しいコンディションでの
開催となった。
《今大会の初日・二日目の記事》
長野県勢の結果
大会三日目、長野県勢最初の出走は、昨日の女子スクラッチ予選7位で決勝へ進出した大蔵こころが登場。午後はタイムトライアル競技が行われ、少年男子に大会直前に急遽登録変更となった片田、今年から長野県へ転勤し長野県代表となった齋藤が出走。この日の最後はケイリン準決勝に昨日の敗者復活戦を勝ち上がった小松篤史はDNFとなった。
《長野県出場メンバー》
女子スクラッチ決勝戦
優勝 池田 瑞紀(福岡県) 11分07秒26
2位 岩元 杏奈(宮崎県)
3位 垣田 真穂(愛媛県)
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8位 大蔵こころ(長野県)
レースが始まる直前から雨が強くなり傘を差しながら
スタートを待つ大蔵こころ
今大会、長野県勢初となる入賞を果たした大蔵こころ。
詳しくは下記のLINKを参照
《速報》
少年男子1㎞タイムトライアル決勝
優勝 中石 湊(北海道)1分04秒821
2位 山崎 歩夢(福島県)1分06秒084
3位 池田 充槻(秋田県)1分06秒915
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39位 片田啓太(長野県)1分14秒536
大会直前に急遽登録メンバーの変更が発表され
前夜にチームと合流した片田啓太
前夜の合流となったため、試走もできないままのスタートとなった。
大会直前に登録変更となった片田。前夜、学校を終えたあと急遽チームに合流した。思えば、前々週の中部8県対抗自転車競技選手権でもロードレースにエントリーしながらも台風のためロードレースが中止となりチームに帯同しながら唯一大会に出場できなかった。一転して、今大会はレギュラーメンバーから外れていたものの、チーム事情により直前の登録変更のための緊急参戦。非常に数奇な巡り合わせでの国体初出場となった。
レース前夜の現地到着ということで、会場の試走も出来ず、初めて1周500mという大きなトラックでのぶっつけ本番出走。加えて今大会の悪天候という条件の中での力走だった。
成年男子1㎞タイムトライアル決勝
優勝 福田 健太(宮城県)1分04秒411
2位 邉見 竜馬(福島県)1分04秒455
3位 畑崎 大輝(青森県)1分05秒401
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27位 齋藤健太郎(長野県)1分10秒306
初日のチームスプリントに続き、今大会二度目の登場となった
齋藤健太郎が1㎞タイムトライアルに臨む。
強い雨と風の悪コンディションのなかで力走した
齋藤健太郎は27位で自身の全日程を終えた。
少年男子ケイリン準決勝 第1組
優勝 熊谷 海飛(静岡県)
2位 阿部 凪汰(埼玉県)
3位 石田 陽紀(新潟県)
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DNS 小松 篤史(長野県)
※小松選手に関しては発走直前にDNS(出走回避)が発表された
詳細については現時点では情報が無く、今後の発表をお待ちください。
大会三日目の長野県選手の予定
10月8日㈯
時刻 | 備考 | 種目 | カテゴリー | 長野県出場者 |
10:20 | 決勝戦 | 500mタイムトライアル | 女子 | 平山なつみ |
とちぎ国体LIVE配信のお知らせ
今大会のすべての競技は、インターネットの
「国体チャンネル」にて、Live配信(見逃し配信)が行われます!
長野県選手にあたたかいご声援のほど宜しくお願い申し上げます。
最新情報はTwitterで!
最新情報(メンバー発表・リザルト)は
大会公式Twitterでご確認下さい。
Communiqué 1 pic.twitter.com/QD8Z2ma9DV
— 2022いちご一会とちぎ国体・自転車競技 (@22tochigi_cycle) October 4, 2022
応援で大会会場へいらっしゃる皆さんへ
トラック競技会場:宇都宮競輪場(10月5日~8日まで)
ロードレース会場:那須特設コース(10月9日)
〔無料送迎バスなどのご案内〕
今回の国体なんですが…
県勢の結果も去ることながら
もう本当に天候ですよね。
自分もこれで4回目の国体ですが
過去一番に過酷な国体です。
昨日もチラッと書いたのですが
視察に来た人が「ん?」と思うことが多い
それは、記者席にいてもなんですが
報道陣からも色々と「ん?」というのが
確かに伝わってくるのです。
とにかく、この寒さの中、競技・プログラムが
終わるのが19時という日が続いていて
一番疲弊しているのが本当に現場の
審判・役員・関係スタッフ・ボランティア…
現場の皆さんに本当に頭が下がる共に
2028年の長野国体へ向けて
非常に多くの課題というものが
この現場には在るかと思います。
仮に28年長野国体を美鈴湖で
この時期・この時間・この天候。
そして、このフォーマットでやったら
本当に大惨事になることは必定。
おそらくここを否定する人はいないと思う。
それ故に、今回の現場にいた長野県の人間は得難い教訓を得たことと思う。
とにかく、この震える寒さの中で
体調を崩す人もいて
残り二日の自転車競技会期の中で
何とか無事に終わることを
祈るばかりです。
残り二日…
明日は県勢最後の登場となる
長野県唯一の女子高校生選手
平山なつみ選手が出場します!
明日も長野県勢にあたたかい
ご声援のほど宜しくお願い申し上げます。