〔告知〕「第77回いちご一会とちぎ国体」大会二日目の長野県代表チームの結果

〔告知〕「第77回いちご一会とちぎ国体」大会二日目の長野県代表チームの結果

 

  本年度の国民体育大会

第77回いちご一会とちぎ国体 自転車競技は

本日が10月6日が大会二日目、昨日に続いて

宇都宮競輪場にてトラック競技が開催された。

 

大会二日目は朝から冷たい雨となり

夕方まで断続的に降り続いた。

また時間帯によっては非常に強い雨となり

寒さも相まって非常に過酷な天候となった。

長野県勢の結果は以下の通り

 

〔大会初日〕

 

 

大会二日目長野県勢の結果

 

 大会二日目は、ケイリン敗者復活戦の他

少年男子スプリント2回戦に山田愛太が登場。

午後はスクラッチ・ポイントレースが開催され

この種目を得意とする長野県は

U-23日本代表の山田拓海、トラック競技の

日本ジュニア代表強化選手の大蔵こころなどが登場した。

 

〔長野県代表メンバー〕

 

 

女子ケイリン敗者復活戦 第2組

 

1位 牧田 咲子(青森県) 準決勝進出

2位 是永ゆうき(大分県) 予選敗退

3位 黒河内由実(長野県) 予選敗退

 

この日、最初の長野県代表チームのレースとなる
「女子ケイリン敗者復活戦」に黒河内由実が登場。

 

この日は抽選により3番手からの出走となった

 

誘導員が離脱すると3番手から前方を伺う。

 

ゴール前、僅かに及ばず3着で敗者復活戦敗退が決まった。
黒河内選手に関しては、10月2日まで大垣競輪に出場し
そのまま国体遠征へ合流。
このあとすぐに11日から岸和田競輪を走るという
非常にタイトなスケジュールの中で国体へ参加してもらった。
決して万全な体調では無かったと思うが
長野県代表のユニフォームを着てくれたことを心より感謝したい。

 

 

少年男子敗者復活戦 第6組

 

1位 小松 篤史(長野県)準決勝進出

2位 山本 大輝(福岡県)

3位 伊吹 幸将(滋賀県)

 

前日の1回戦で敗退し、2日目の敗者復活戦にまわった小松篤史
負けると後がない状況でスタートにつく。

 

抽選により前方3番手からの出走となる。

 

最終回、後ろから追い上げる小松は最終コーナーを先頭で立ち上がると
後続を粘り強く振り切って1着でゴールに飛び込む。
これで明日・大会三日目の準決勝戦への進出が決まった。

 

 

成年男子敗者復活戦 第二組

 

1位 林 佳宗依(富山県) 準決勝進出

2位 野中龍之介(神奈川県)予選敗退

3位 甲斐 隼人(佐賀県) 予選敗退

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5位 山浦秀明(長野県)  予選敗退

 

負ければ終わりの敗者復活戦に出場となった山浦秀明
抽選により内側2番手からの出走となる。

 

先頭誘導員の後方2番手を走る山浦秀明

 

残り半周のバックストレートから遅れてしまった山浦
最終ストレートで懸命に前を追うも届かず5着で敗退が決まった。

 

 

少年男子スプリント第6組

 

1位 謝花 勇哉(沖縄県)準々決勝進出

2位 山田 愛太(長野県)準決勝敗退 

 

先々週開催された「中部8県対抗自転車選手権」に続き
昨日開催されたスプリント予選200mタイムトライアルでも
11位となり、全国大会レベルでも予選を突破出来るようになった
高校1年生の山田愛太が、沖縄の謝花選手と対戦。

 

オーロラビジョンの下を互いにけん制し会いながら走る両選手。
(クリックすると大きくなります)

 

僅かの差で敗れたものの、1年生としての初めての全国大会で
強豪選手と対戦出来たことはこれからの大きな財産となる。
初出場の山田選手が得たものは非常に大きく
非常に収穫のあった大会だった。
来年は2年生、上級生と下級生の間に入り
ここで得た経験を活かしてチームを牽引してほしい。

 

 

成年男子ポイントレース予選 第二組

 

1位 貝原 涼太(栃木県) 26点 決勝進出

2位 中里  仁(群馬県) 21点 決勝進出

3位 片岡 遼真(福井県) 14点 決勝進出

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11位 山田 拓海(長野県) 0点 予選敗退

 

10人までが決勝進出のスクラッチ第1組に
ロードU-23日本代表の山田拓海が登場。

強い雨が降りしきる非常に厳しい天候でのレースとなる。
レースは途中で4名程度の逃げを集団が追いかける展開。
山田選手は追うメイン集団側でレースを展開して行くが
走りに何時ものような精彩が無く苦しい展開となる。

 

結局予選通過10名にはわずかに残れず11位となった。
次戦は本人が得意とする日曜日のロードレースに出場予定。

 

 

女子スクラッチ予選 第一組

 

1位 池田 瑞紀(愛媛県) 8分40秒63 決勝進出

2位 渡部 春雅(神奈川県)決勝進出

3位 岩元 杏奈(宮崎県)決勝進出

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7位 大蔵こころ(長野県)決勝進出

 

昨日の女子チームスプリントに続き今大会2度目の出走となる大蔵。
スタート時には非常に強い雨が降る。
上位10名が決勝進出ということもあり
いかに10位以内までに入るか?がレースのカギとなる。

 

2周目からのローリングスタートだが
出走と同時にゆっくりと前方に出る。

 

第1組は有力選手が多く、序盤の強い雨も手伝って
レースはお互いけん制をしあいながら、ゆっくりとしたペースで
淡々と進んで行く。

 

最終回が近づきレースのスピードが上がり大蔵選手も遅れるものの
しっかりと7位で予選通過。先ずはこの荒れた天候のなかで
トラブル無くレースマネージメントをしての予選通過を評価したい。
明日の決勝戦でも活躍を期待。

 

 

少年男子スクラッチ予選 第一組

 

1位 池田 周雅(秋田県)7分41秒00

2位 榊枝 天旺(福島県)

3位 樋口 春斗(大阪府)

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9位 酒井優太郎(長野県)予選敗退

 

 

インターハイではなかなか前へ出させて貰えなかった酒井は
レース序盤、集団前のほうへ位置すべく前へ上がって行く。
激しい雨の中でのレース、集団後方にいて万が一の落車に巻込まれるより
誰しもが前でレースを行いたいため位置取り争いが熾烈となる。

 

夕方になりナイター照明が点灯して幻想的な雰囲気のなかで力走する酒井。

 

最終回後方二番目からラストスパートに入る
決勝には残れなかったが、ほとんど何もさせてもらえなかった
インターハイから成長を見せた。

 

 

成年男子スクラッチ予選 第一組

 

1位 河野 翔輝(奈良県)9分37秒05

2位 古谷田貴斗(鹿児島)

3位 宇田川 塁(東京都)

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12位 渡邊  鈴(長野県)予選敗退

 

この日、長野県勢最後の種目となった成年男子スクラッチに
渡邊鈴が登場、昨日のチームパシュートに続き2回目の登場となった。

 

 

渡邊選手といえば
2018年の福井国体のこの種目

 

最終回で前方の集団落車に巻込まれ
自転車ごと頭から一回転。

 

ちょうど真後ろから見ていたので
渡邊選手がスローモーションのように
空中に投げ出され頭から地面に叩きつけられ
救急車で搬送されて行く姿が
今でも目に焼き付いて離れないのだが…

 

本当にあの日のことがあったから
今日という日は特別であり、本当に無事に走り切ってさえくれれば…と思った。
〔2018年福井国体より〕

 

この日最後の種目となる成年男子スクラッチがスタート。

 

成年は緩急のある出入りの多いレースとなり
集団中盤でレースを展開する渡邊鈴

 

終始レース展開を見ながら自分にとって有利な展開へ持ち込もうとする
そんな意図が伝わってくるレースでもあった。
最終的に12位で惜しくも決勝は逃したが
2018年以来、久しぶりに長野県代表に復帰して
あの時は救急搬送で出来なかった国体でのゴールを果たすこととなった。

 

 

大会三日目の長野県選手の予定

 

10月7日㈮

時刻 備考 種目 カテゴリー 長野県出場者
10:35 決勝戦 スクラッチ 女子 大蔵こころ
13:00 昼食
13:45 決勝戦 1㎞タイムトライアル 少年男子 片田啓太
成年男子 齋藤健太郎
16:20 準決勝 ケイリン 少年男子 小松篤史
18:00 表彰式 スクラッチ・ポイントレース・1㎞タイムトライアル

 

 

 

とちぎ国体LIVE配信のお知らせ

 

 今大会のすべての競技は、インターネットの

「国体チャンネル」にて、Live配信(見逃し配信)が行われます!

長野県選手にあたたかいご声援のほど宜しくお願い申し上げます。

 

 

 

最新情報はTwitterで!

 

 最新情報(メンバー発表・リザルト)は

大会公式Twitterでご確認下さい。

 

 

 

 

 

応援で大会会場へいらっしゃる皆さんへ

 

トラック競技会場:宇都宮競輪場(10月5日~8日まで)

 

 


 

ロードレース会場:那須特設コース(10月9日)

 

〔無料送迎バスなどのご案内〕

 

 

という訳で、今日は天候に

泣かされた一日でした。

止まない雨と寒さ…

 

今回は自分の宿と会場まで

4㎞ほど歩いくのですが

雨の中で帰ってくるのがまた大変でした。

明日は大会3日目とにかく

こうした厳しい天候の中で

今日も落車が数件ありましたが…

 

とにかく重大な落車無く

無事に明日も終わってくれればと思います。

 

で、明日ですが日曜日のロードレースに

際して、記者団にPCR検査が求められており

レースの途中で検査を受けに行くという

また難儀なミッションがあります。

さらにロードレース当日は

報道陣は抗原検査とか… 

 

いまさらながらだけどオリンピックより厳しい。

オリンピックも最後はグダグダ過ぎた訳だけれど

しかも、このPCR検査当たり前だけど自腹でしょ?

 

今日レースドクターに検査場と病院を紹介してもらいました。

もしかすると明日は午前中のスクラッチ、

もしくは1㎞のレース中に検査に行くので

どちらかのレースを伝えられません。

おそらく午前中になるかと思いますが

予めご了承下さい。

 

※今回、記者団の負担がけっこう大変で、厳しいというよりも…
 俺よりも視察に来た人たちが「ぇぇええ!」と言うケースが多くて
 何来た人に色々と解説させてもらった。
 
とりあえず、色々とあって大会が終わったら時間を作って
 色々と書きたいと思う。

 

関連LINK

いちご一会とちぎ国体公式ホームページ

宇都宮市国体特設ホームページ

那須町国体特設ホームページ

宇都宮競輪場

長野県自転車競技連盟