もくじ
〔頑張れ信州〕3年ぶりの開催!「第77回いちご一会とちぎ国体」長野県代表チーム紹介。
コロナの影響で2019年の茨城国体以来3年ぶりの開催となる
第77回いちご一会とちぎ国民体育大会 自転車競技会が
明日の10月5日㈬から9日㈰まで栃木県で開催される。
大会は…
トラック競技が5日から8日まで宇都宮競輪場。
最終日9日は、場所を那須へ移動して
ロードレースが開催される。
既に周知の通り、長野県からは少年4名・成人5名・女子3名の
12名の選手が派遣される。今大会は競輪の黒河内由美選手が加わり
長野県代表は、2015年以来のプロアマ合同チームで大会に臨む。
とちぎ国体の長野県代表チームは以下の通り。
長野県代表チーム
男子少年チーム(高校生)
氏名 | 所属 | 学年 | 出場予定個人種目 |
小松 篤史 | 松本工業高 | 3年 | ケイリン |
上里 翔瑛 | 松本工業高 | 2年 | 1㎞タイムトライアル・ロードレース |
酒井優太郎 | 松本工業高 | 2年 | スクラッチ・ロードレース |
山田 愛太 | 白馬高校 | 1年 | スプリント |
小松篤史(松本工高)
2022年の松本工業高の主将として1年生の秋から活躍
昨秋の長野県高校自転車新人戦ではトラック競技全種目完全制覇
5月に開催された長野県国体・インターハイ予選でもポイントレース以外の
全てのトラック種目を制する、長野県高校代表のエーススプリンター。
インターハイ最終予選の北信越大会では個人で1㎞TT北信越チャンピオン
団体でも長野県史上初となる県勢初の学校別団体優勝を果たした。
〔出場予定種目:男子少年ケイリン・チームスプリント〕
上里翔瑛(松本工高)
今年の春先から成長を見せる松本工高の2年生。
長野県国体・インターハイのポイントレースで
エースの小松の全種目完全制覇を阻むと、その勢いで
インターハイ最終予選の北信越高校大会スクラッチで
集団落車などが起こる波乱のレースを落ち着いて走り
自身初となるスクラッチでの北信越チャンピオンとなり
インターハイに出場した。今大会初出場となる国体は
来年へ向けてしっかりと経験を積む大会となる。
〔出場予定種目:男子少年スクラッチ・ロードレース〕
酒井優太郎(松本工高)
昨秋の県高校新人戦・この夏のインターハイ長野予選と
二期連続で長野県高校自転車ロードレースを制し
長野県ロードレースチャンピオンとしてインターハイにも初出場した。
上里と共に2年生ということもあり
初出場の国体で、先ずはしっかりと経験を積んでほしい
〔出場予定種目:ポイントレース・ロードレース〕
山田愛太(白馬高)
Kids(U-12)時代はMTBで活躍。中学1年生からMTBのトレーニングとして
トラック競技を取り入れる。2022年にはMTBユースの日本代表強化選手に選出。
本年は高校自転車1年目ながら春から大活躍をみせ
7月に松本市で開催されたJOCジュニアオリンピックでは
U-17ケイリンで準優勝を果たした長野県次代のエーススプリンター候補。
今大会は先ずはしっかりと経験を積む。
〔出場予定種目:スプリント・チームスプリント〕
男子成年チーム(社会人/学生)
氏名 | 所属 | クラブ | 出場予定個人種目 |
北澤竜太郎 | 長野市役所 | MISUSUKO TEST TEAM | スプリント |
齋藤健太郎 | (株)ヤッホーブルーイング | TRC PANAMAREDS | 1㎞タイムトライアル |
渡邉 鈴 | (株)京セラ | MISUSUKO TEST TEAM | スクラッチ・ロードレース |
山田 拓海 | 早稲田大学(3年) | 早稲田大学 | ポイントレース・ロードレース |
山浦 秀明 | 松本大学(3年) | 松本大学 | ケイリン |
北澤竜太郎(長野市役所/信州大出)
2018年の福井国体以来の長野県国体代表チーム復帰となる
おなじみのベテラン選手。今年の国体予選となった
長野県大会では、スクラッチ・ポイントレースの二冠を達成
今大会もチームの主将として活躍が期待される。
〔出場予定種目:スプリント・チームパシュート〕
齋藤健太朗(ヤッホーブルーイング)
今年から仕事の関係で長野県へ転勤し長野登録となった。
初出場となった長野県大会(国体予選)では
ケイリン・スプリントの二冠を達成し
先月開催の「中部8県対抗自転車選手権大会」では
長野県代表として1㎞タイムトライアル・チームスプリントの
両種目で3位表彰台に上がる活躍を見せた。
〔出場予定種目:1㎞タイムトライアル・団体追い抜き〕
渡邊鈴(京セラ/松本工出)
2018年の福井国体以来の国体代表復帰となる。
前回の国体ではスクラッチで前方で起こった落車に巻込まれて
暫く戦線離脱をしたものの12月の信州シクロクロス上山田2部優勝で復帰。
中長距離を得意とし、今年のハイライトは補強選手として急遽出走した
「2 days race in木祖村」のコンソレーションレースで
単独の逃げを見せてのポイント賞を荒稼ぎ
国体予選の長野県大会では4㎞個人追抜きで優勝。
また、東日本実業団選手権でも同じ種目で3位表彰台に上がった。
〔出場予定種目:スクラッチ・ロード・〕
山田拓海(早稲田大学/飯田風越出)
おなじみのU-23ロード日本代表選手。国体では前々回の2018年福井国体で
長野県高校代表として初出場、前回の茨城国体では日本代表欧州遠征から
そのまま長野県チームに合流した。今年の4月に美鈴湖で開催された
東日本学生選手権で落車したものの、その後は、地元飯田市で開催された
Tour of Japan 南信州ステージで、史上初の地元出身選手として出場した。
今回も長野県中長距離のエースとしてポイント・ロードレースに出場予定。
〔出場予定種目:ポイントレース・ロードレース〕
山浦秀明(松本大学/松本工出)
高校時代は松本工業で主将として、2019年の北信越大会で
チームを総合準優勝に導いた。地元の松本大学に進学してからは
コロナの影響で初年度はほとんど活動出来ずに不本意なシーズンとなったが
昨年はロードレースで長野県チャンピオンになると、今年は
長距離・中距離両種目で活躍。今年の国体長野県予選では
200m・1㎞の短距離で二冠を達成した。
ただし、9月のインカレで落車負傷し未だ万全の体調とは言い難いものの
今大会の活躍に期待したい。
〔出場予定種目:ケイリン〕
女子チーム(社会人/学生/高校生)
氏名 | 所属 | クラブ | 出場予定個人種目 |
黒河内由実 | 日本競輪選手会 | (公営競輪選手) | ケイリン |
大蔵こころ | 早稲田大学(1年) | 早稲田大学 | スクラッチ・ロードレース |
平山なつみ | 松本工高(3年) | 松本工高 | 500mタイムトライアル |
黒河内由実(日本競輪選手会/長野清泉女学院出)
第110期の現役ガールズ競輪選手で、唯一の長野県登録競輪選手。
小中高と吹奏楽部と本格的な競技スポーツとは無縁だったものの
高校での吹奏楽部引退と同時に競輪選手を志し競輪学校に合格。
現在はL級1班で活躍をしている。
長野県代表は初選出で、国体出場も今回が初めてとなる。
プロとアマとの懸け橋に、長野県女性サイクリストの底辺拡大へ
長野県女子の主将として活躍が期待される。
〔出場予定種目:ケイリン・女子スプリント〕
大蔵こころ(早稲田大学/赤穂中出)
中学校卒業と共に、当時インターハイを2連覇していた
愛媛の名門「松山城南高/現松山学院」に単身自転車留学
入学1年目から茨城国体ロードで入賞・全日本シクロユース優勝など
大活躍を見せた。その後、コロナ禍でインターハイが中止になるなど
様々な困難があったものの、3年時のインターハイでは2種目で準優勝。
今年はトラック競技の日本代表ジュニア強化選手にも指定された。
春からは早稲田大に進学し、春の東日本学生選手権では2種目で表彰台に上がる
活躍を見せ、インカレでも個人追抜き・ロードなどで入賞を果たした。
今後期待の女子選手。長野県代表はこれが初選出となる。
〔出場予定種目:スクラッチ・チームスプリント・ロードレース〕
平山なつみ(松本工高)
長野県唯一の女子高校自転車選手。
2年時の昨秋はJCF3級審判員の資格を取得して一度は
自転車を引退し、今春からは女子高校生自転車審判員として
活動をしていたものの、最後の夏の大会を前に再び選手に復帰
北信越大会にも出場した。長野県代表としては初選出で
国体も初出場となるが、長野県代表として堂々たる走りを期待したい。
〔出場予定種目:500mタイムトライアル〕
長野県選手出場予定スケジュール
大会日 | 区分 | 種目 | 出場選手 |
大会初日 (10月5日) |
チームスプリント | 女子 | 黒河内・大蔵(第8組B) |
男子 | 齋藤・山田愛・小松・酒井(第9組B) | ||
団体追い抜き予選 | 男子 | 北澤・山浦・山田拓・渡邊・上里(第2組H) | |
ケイリン予選 | 成年男子 | 山浦秀明(3組) | |
少年男子 | 小松篤史(第4組) | ||
女子 | 黒河内由実(第3組) | ||
スプリント予選 | 成年男子 | 北澤竜太郎(8番出走) | |
少年男子 | 山田愛太(13番出走) | ||
大会二日目 (10月6日) |
ケイリン2回戦(敗者復活戦) | 成年・少年・女子 | |
スプリント1/8決勝 | 成年・少年 | ||
ポイントレース予選 | 成年 | 山田拓海 | |
スクラッチ予選 | 成年 | 渡邊鈴 | |
少年 | 酒井優太郎 | ||
女子 | 大蔵こころ | ||
個人追抜き決勝・順位決定戦 | 男子 | ||
チームスプリント決勝・順位決定戦 | 男子・女子 | ||
大会三日目 (10月7日) |
1㎞タイムトライアル決勝 | 少年男子 | 上里翔瑛 |
成年男子 | 齋藤健太郎 | ||
500mタイムトライル決勝 | 女子 | 平山なつみ | |
ケイリン決勝・順位決定戦 | 成年・少年・女子 | ||
スプリント決勝・順位決定戦 | 成年・少年 | ||
大会最終日 (10月8日) |
個人ロードレース | 成年 | 渡邊鈴・山田拓海 |
少年 | 上里翔瑛・酒井優太郎 | ||
女子 | 大蔵こころ |
日程・組み合わせ・公式スケジュール〔PDF/とちぎ国体公式HP〕
〔大会公式プログラム無料ダウンロード〕
とちぎ国体LIVE配信のお知らせ
今大会のすべての競技は、インターネットの
「国体チャンネル」にて、Live配信(見逃し配信)が行われます!
長野県選手にあたたかいご声援のほど宜しくお願い申し上げます。
最新情報はTwitterで!
最新情報(メンバー発表・リザルト)は
大会公式Twitterでご確認下さい。
Communiqué 1 pic.twitter.com/QD8Z2ma9DV
— 2022いちご一会とちぎ国体・自転車競技 (@22tochigi_cycle) October 4, 2022
応援で大会会場へいらっしゃる皆さんへ
トラック競技会場:宇都宮競輪場(10月5日~8日まで)
ロードレース会場:那須特設コース(10月9日)
〔無料送迎バスなどのご案内〕
2022年国体予選・長野県大会の記事
2022年長野県代表チームの活動
という訳で、いよいよ国体となりました。
何だか色々と書き始めると
この3年間、今シーズンの色々な
想いが溢れ出そうなので多くを語りません。
とにかく、選手たちには頑張って欲しいですし
それ以上に、多くのサイクリストの皆さんに
長野県代表自転車チームを応援してもらいたい。
それが全てです。
重ねてのお願いになりますが
どうか、長野県サイクリストの皆さんに
この4日間、温かいご声援を
賜りますよう心よりお願い申し上げます。
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