〔結果〕「第54回中部8県対抗自転車競技選手権大会トラック競技」で長野県代表チーム全リザルト。

「第54回中部8県対抗自転車競技選手権大会トラック競技」で長野県代表チーム全リザルト。

 

 

 さて、この三連休ですが既にお伝えしているとおり

第52回中部8県対抗自転車競技選手権大会(略:チュウハチ)が

トラック競技が三重県四日市競輪場で開催されました。

 

今シーズン最大クラスの台風により

19日(祝)に開催予定だったロードレースが

事前に中止となり、トラック競技のみの開催となりましたが

トラック競技は晴天にも恵まれ

2022年長野県代表チームが無事に今季の初陣を飾りました。

各選手の結果は以下の通り…

中部8県大会全レース公式リザルト〔PDF/大会公式HPより〕

 

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男子チームスプリント

 

順位 県名 名前 所属 タイム
優勝 静岡県 井出正太郎 中央大学 1分15秒936
熊谷 海飛 静岡北高
大塚 誠 星陵高校
2位 石川県 白井 輝 朝日大学 1分20秒134
田賀 森羅 金沢ケーブル㈱
山下翔太郎 内灘高校
3位 長野県 齋藤健太郎 ㈱ヤッホーブルーイング 1分21秒086
小松 篤史 松本工高
山田 愛太 白馬高校

 

オープニングレースとなったチームスプリントで力走する
小松(松本工高)齋藤(ヤッホーブルーイング)山田愛太(白馬高)
フレッシュな顔ぶれで3位表彰台となった。
レポートは下記のLINKにて…

 

 

 

 

男子チームパシュート(団体追抜き)

 

順位 県名 名前 所属 タイム
優勝

福井県

荒井 佑太 科学技術高校(職) 4分29秒977

齋藤 知樹 明治大学
片岡 遼真 明治大学
上杉 有弘 朝日大学
2位

岐阜県

日比野 丈 朝日大学 4分30秒089

安達 光伸 朝日大学
小栗 太二 岐阜一高
渡邊 蓮 岐南工高
3位

三重県

世古眞太郎 朝日大学 4分35秒789

阿曽 圭佑 ヴィクトワール広島
山本 元喜 ヤ 三重県スポーツ協会
山本 大喜 三重県スポーツ協会
4位



長野県



小出 樹 (株)キナン多気倉庫
4分53秒572

山浦 秀明 松本大学
上里  翔瑛 松本工高
山口 太聞 松本工高

 

長野県のエース小出を加えて
山口・上里・小出・山浦の4名で臨んだ団体追い抜き。
高校生2名・大学生1名・社会人1名と同じくフレッシュな顔ぶれとなった。

 

序盤はエースの小出が積極的に先頭を牽引して
この時点では非常に好調のように思われたが…

 

2020年の全日本選手権以来のトラック競技出走となった小出が
レース序盤で遅れ始め、長野県としては想定外の展開となる。

 

エースを序盤で欠く苦しい展開となった長野県代表は
大学生の山浦が積極的にレースを展開する。

 

4名で走り、3人目のタイムが記録となる団体追い抜きだが
レース終盤で高校生の山口がさらに遅れてしまい
先行していた山浦・上里が山口を待つ非常に苦しい展開となった。

 

 

少年男子スプリント

 

予選200mタイムトライアル

順位 氏名 県名 所属 タイム
1位 大塚 城 静岡 星陵高 10秒985
2位 鴨下 佳朋 愛知県 桜丘高校 11秒391
3位 細江 星矢 岐阜県 岐阜第一高  11秒528
4位 山田 愛太 長野県 白馬高校 11秒590

※山田愛太は準決勝へ進出

 

この日、早くも二種目目の山田愛太(白馬高1年)
自身初めての1周400mの競技場で11秒590で準決勝進出。

 

 

準決勝第1組(1本勝負)

順位 氏名 県名 所属 タイム
1位 大塚 城 静岡県 星陵高 11秒293
2位 山田 愛太 長野県 白馬高校

※山田愛太は3位決定戦へ

 

静岡の大城選手との対戦となった準決勝
最終コーナーからの直線勝負となったが「車輪半分差」届かず
三位決定戦へまわることとなった。

 

三位決定戦(3本勝負)

順位 氏名 県名 所属 1本目 2本目 3本目
1位 細江 星矢 岐阜県 岐阜一高 11秒662 11秒543
2位 山田 愛太 長野県 白馬高校    

※細江選手が2本先取し3位が決定。山田愛太は4位。

 

3位決定戦は岐阜の細江(岐阜一高2年)との対戦となった。
細江選手は7月の「東海・北信越高校ブロック合宿」で個人的に
一番印象に残った選手で、山田愛太と持ちタイムもほぼ同じで
1対1の勝負となるスプリントでは僅差のレースが期待出来る
非常に良い相手との対戦となった。
ジャンケンに勝って山田愛太が1本目は外を選ぶ。

 

1本目残り1周の鐘で先行する細江選手を追いかける展開となる。

 

ゴール前で細江選手が粘り切り僅かの差で1本を先取。
これで山田愛太は後がなくなる。

 

後が無くなった山田愛太、二本目はイン側からのスタートとなる。

 

二本目も最終周の鐘と共に細江選手が一気に先行逃げ切りに入り
山田愛太はそれを追う展開となる。

 

ここでもわずかに細江選手が粘り切り二本目も勝利をおさめて
3位表彰台となった。1年生の山田愛太は非常に良い経験を得るレースとなった。

 

レース後、二人で話しをしながらクールダウンをしている姿が
非常に印象的だった、山田愛太にとっては1年先輩で脚質も似ている
細江選手との対戦で多くの課題・経験を得た。
今後予定されている国体や都道府県大会を前に
非常に良い対戦相手に恵まれたと思う。

 

 

 

少年男子スクラッチ決勝

 

順位 氏名 県名 所属 タイム
優勝 渡邊 蓮 岐阜県 岐南工高 8分34秒885
2位 吉田 大悟 静岡県 静岡北高  
3位 木村 優輔 福井県 科学技術  
6位 山口 太聞 長野県 松本工高  

 

ローリングスタートを先頭で迎えた山口(松本工高)
終盤までよく粘り、最終回まで集団に喰らいついた。
課題は最終局面でのスタミナであり
この冬の基礎体力の向上が今後の課題となる。

 

 

少年男子1㎞タイムトライアル

 

順位 氏名 県名 所属 タイム
優勝 鈴木 来音 静岡県 浜松学院高 1分08秒582
2位 山下 翔太郎 石川県 内灘高校 1分08秒647
3位 神谷 啓人 愛知県 一色高校 1分09秒272
5位 上里 翔瑛 長野県 松本工高 1分09秒645

 

 

1㎞タイムトライアルは雑用を頼まれていたので写真がありません。

 

 

〔齋藤選手の速報はこちら〕

 

 

成年男子1㎞タイムトライアル

 

順位 氏名 県名 所属 タイム
優勝 上杉 有弘 福井県 朝日大学 1分06秒129
2位 白井 輝 石川県 朝日大学 1分07秒774
3位 斎藤 健太郎 愛知県 ヤッホーブルーイング 1分09秒884

 

 

1㎞タイムトライアルは雑用を頼まれていたので写真がありません。

 

 

女子500mタイムトライアル

 

順位 氏名 県名 所属 タイム
優勝 大野 風貴芽 愛知県 日本体育大学 37秒124
2位 伊藤優里 三重県 朝明高校 37秒681
3位 石中 葵 富山県 富山大学職 37秒814
5位 平山 なつみ 長野県 松本工高 44秒723

 

今大会、黒河内・大蔵両選手が共に他大会に出場したため
長野県では唯一の女子出場選手となった平山なつみ(松本工高)

 

 

少年男子ポイントレース

 

順位 氏名 県名 所属 タイム
優勝 篠島 瑠樹 福井県 科学技術 45点
2位 小栗 太二 岐阜県 岐阜一高 23点
3位 浅野 壱輝 三重県 三重高校 18点
5位 横林 海斗 長野県 松本工高 -20点
6位 酒井優太郎 長野県 松本工高 -20点

 

スタートする酒井(松本工高)と横林(松本工高)
このレースに関しては昨年・今年と2年連続で北信越高校ロードを制した
篠島選手(福井)が1回から7回の全ポイントを1着で獲得し
パーフェクトゲームを達成する圧倒的なレースとなった。
酒井・横林は共にポイントを獲得することが出来ず
来年へ向けて大きな課題が残るレースとなった。

 

 

 

成年男子ポイントレース

 

順位 氏名 県名 所属 タイム
優勝 安達 光伸 岐阜県 朝日大学 42点
2位 山本 元喜 三重県 三重県スポーツ協会 28点
3位 片岡 遼真 福井県 明治大学 17点
4位 小出 樹 長野県 キナン多気倉庫 15点

 

2019年の「いばらき国体」のこの種目で長野県に準優勝をもたらした
小出樹(キナンレーシング)は午前中の団体追い抜きでの失速に
本人も大きなプレッシャーを感じていたそうだが
ロードレースのU-23日本代表などを経て
2年ぶりのトラック競技公式戦でもしっかりとその存在感を見せた。
今季の次戦はJCLロードということもありクラブチーム優先となるが
機会があれば再び長野県代表のユニフォームを着て欲しい。

 

 

 

少年男子ケイリン

 

 

順位 氏名 県名 所属 タイム
優勝 熊谷 海飛 静岡県 静岡北高 10秒841
2位 小松 篤史 長野県 松本工高  
3位 酒井 寛大 三重県 長明高校  

 

ケイリンで準優勝を果たした小松篤史(松本工高3年)
詳しいレポートは下記のLINKにて

 

 

 

 

成年男子ケイリン

 

順位 氏名 県名 所属 タイム
優勝 日比野 丈 岐阜県 朝日大学 11秒442
2位 中村 圭吾 岐阜県 日本大学  
3位 加藤 弘喜 福井県 朝日大学  
5位 山浦 秀明 長野県 松本大学  

 

先々週のインカレで落車負傷し担架で運ばれた山浦秀明(松本大学)が
ケイリンに出場した。レースは大外からの展開での5着だったが、

とにかくその後の経過が心配されたものの今大会で無事に復帰を果たした。
まだ本来の調子とはいかないが、トレーニングを続けながら
完全回復を待ちたい。

 

 

男女県別団体結果

 

 

順位 チーム 男子 女子 男女総合得点
優勝 三重県 92 42 134点
2位 福井県 83 45 128点
3位 岐阜県 92 4 96点
4位 長野県 76 3 76点
5位 静岡県 62 0 62点
6位 石川県 48 0 48点
7位 愛知県 37 8 45点
8位 富山県 25 6 31点

 

〔大会総評〕

 という訳で、2019年大会以来のチュウハチ(中部8県対抗自転車競技選手権大会)となりました。先ずは3年ぶりの大会を無事に開催して頂きました三重県連盟ならびに三重の自転車関係者の皆様、四日市・いなべ市の地域の皆様に心より厚く御礼を申し上げます。

個人的に今大会の特筆したい部分として、前回の富山大会の際に大会インフォメーションの不足を大きな課題として挙げましたが、今回の三重大会では大会特設HPが開設され事前の情報に加え、差し迫った台風を前に開催基準などを予め明確にして頂いたことはイチ・ファンとしても非常に有難かったと思います。(遠方から行くので事前にタイムテーブルも出して欲しかったとのリクエストも当サイトには寄せられましたが…)

このインフォメーションの課題としては三重県を褒める一方で、出場した他7県の各連盟でLINKを貼るなど中部8県が情報を共有して行くなどの工夫が必要と感じました。

また、台風のため残念ながらロードレースが中止となってしまいましたが、競技委員長の待田さんが言われたとおり「レース後の選手・スタッフ・ファンの方の帰りの足も考慮して…」の中止判断が早い段階でされたことで、多くの関係者の負担が軽減され、安全面でも素晴らしいものでした。

 

 

 

 

2022長野県代表チーム今後の予定

 

2022年長野県代表チーム出場予定大会

開催日 大会名 開催地
10月24日㈯~25日㈰ 長野県国体強化合宿 美鈴湖競技場
10月5日(水)~8日(土) 第77回国民体育大会トラック競技 栃木県宇都宮市
10月9日(日) 第77回国民体育大会ロードレース 栃木県那須町
12月17日(土)・18日(日) 第56回全国都道府県対抗自転車競技大会 静岡県伊豆市

 

 

 

という訳で、今回のチュウハチの

長野県勢の結果でございました。

実はこの記事、朝までに書いていたのですが

アップしたつもりが反映されていなかったことに

夕方のいま気づきました。

本当に申し訳ありません。

 

で、ちょっと色々と加筆したいのですが

とりあえず今から深夜まで外出しますので…

もしかすると後で微調整するかも知れません。

 

それとお問合せ頂いている

VELOクラブの件ですが

明日の朝までに今週の日程を発表します。

自転車学校の要項はもう暫くお待ちください。

シクロの件は、帰って来てからやります。

ちょっとバタバタで申し訳ありませんが

宜しくお願いします。

 

 


お酒は二十歳になってから!

関連LINK

野県スポーツ協会

第52回中部8県対抗自転車競技選手権大会特設サイト(三重車連)

いちご一会とちぎ国民体育大会

日本スポーツマスターズ2022岩手大会

長野県自転車競技連盟