〔レポート〕長野県車連主催「2021美鈴湖自転車学校11月度」ピスト初級&初めてのピスト講座。

 

〔レポート〕長野県車連主催「2021美鈴湖自転車学校11月度」ピスト初級&初めてのピスト講座

 

 

 11月6日㈯、今年最後の実走での美鈴湖自転車学校が

松本市美鈴湖自転車競技場で開催されました。今回も

前月に引き続き、午前と午後の二部制

 

午前の部 ピスト初級班

午後の部 初めてのピスト班

 

以上で開催を致しました。今回は初めてピストに乗った方が2名。

特にここ数年、ロード班に通っていた近藤虎流君

小学5年生からピストをやりたいと強い希望もあり

今回初めて小学5年生にもピストを体験してもらいました。

 

 

 

 

ピスト初級&初めてのピスト講座

 

 

 

 今回は、午後の初めてのピスト講座の参加者が3名だったため

年内の走りおさめという意味合いも含めて、ピスト初級班の皆さんには

午前の講習のあと、午後は自主練習というかたちで走路を開放致しました。

また、初めてのピスト講座を受講希望の方も 

午前中から通しでの参加を認めました。

 

 

 講義内容

 ・赤バン(退避エリア/平坦部)走行
 ・スプリンターレーン走行練習
 ・スティヤーズライン走行練習
 ・周回練習

 

 《講師》
    大島理彦(日本スポーツ協会公認自転車コーチ)
  榊山来実(松本大学自転車競技部マネージャー)
  大前龍太(松本情報工科専門学校スポーツバイシクル学科)
  湯原正行(長野県代表チームコーチ)
  宮﨑岳人(長野県自転車代表チーム総監督)

 

 

午前中に開催された初級講座は大島コーチと、今回初めて
2019年高知県代表の大前龍太(松本情報工科専門学校)が
アシスタントコーチを務めた。

 

今回も「女子ピスト班」は榊山来実(松本大)を中心に
先月の高校新人戦でも活躍した平山なつみ(松本工高)
同じく中学生大会に出場した綱嶋凛々音(高遠中)の3名で行った。
今後も少しずつ女子選手・女子サイクリストが増えることを期待したい。

 

初参加の方は平坦な所から徐々に競技場に慣れて行く。

 

 

初めてピストに乗る方でも、徐々に競技場に慣れてくると
角度のある部分を走れるようになってくる。
普段ロード等に乗られている方は、1時間ほど乗れば
スプリンターレーンを走れるようになる。

 

既にバックスタンド側が朝露に濡れ始め、12月になると路面が凍り始める。
いよいよ今年も冬の訪れを感じ始める。

 

昨年来、本人から強いリクエストもあり
最年少の小学5年でピスト講座に参加した近藤虎流(並柳小学校)
午前はロード班に参加し、午後は宮﨑監督がマンツーマンで指導する。

 

今回はアシスタント講師として2019年高知県代表の大前龍太(松本情報工科専門学校)と
練習に来ていた寺島京那(長野工業高)がトラック班のサポートライダーを務めた。

 

今回はアシスタント講師として2019年高知県代表の大前龍太(松本情報工科専門学校)と
練習に来ていた寺島京那(長野工業高)がトラック班のサポートライダーを務めた。

 

 

 

ピスト班指導者

 

 

 

大島理彦(ラブニールあずみの)

 長野県代表として長年活躍。自転車競技の他、スキー競技。ピアニストとしての顔を持つ。一昨年に日本スポーツ協会の公認自転車コーチの資格を取得すると、昨年末から美鈴湖ベロクラブのコーチとして、本年から美鈴湖自転車学校の講師もつとめる。今回はピスト初級・初めてのピスト両講座を担当した。

 ※日本スポーツ協会公認自転車コーチ
 ※元長野県代表

 

 

 

大前 龍太(松本情報工科専門学校)

 2019年のいばらき国体では、高知県高校代表としてポイントレース・ロードレースに出場。松本市にある「松本情報工科専門学校スポーツバイシクル学科」に進学すると、昨年コロナで中止となったインターハイ自転車競技、その代替大会となった長野県高校自転車競技大会でボランティアとして競技役員を経験。同年にJCF公認審判資格を取得すると、2021年は電子計時オペレーターとして各種大会で活躍。その活躍から「TOKYO 2020 パラリンピック」に競技役員として抜擢を受けパラリンピックロードレースでも裏方として大活躍。来年は長野県での経験を糧に愛媛県松山市での就職が決まり四国へ活躍の場を移す。国内に数少ない「電子計時オペレーター」として今後も指導者・審判/競技役員として日本自転車界での活躍が期待される若手。

 ※JCF公認3級審判員
 ※2019年高知県少年代表

 

 

 

湯原 正行(長野県代表チームコーチ)

 平成以降の長野県代表選手の中で最多となる7回の国体入賞を誇り、2001年はスプリント種目で日本ランキング1位となる。現在は長野県代表チームのコーチとして後進の指導に当たるほか、2018年からは美鈴湖自転車学校の講師として若手選手の育成の他、人材発掘にも携わる。自らの体験を基にしたロジカルな指導理論と、卓越したバイクスキルは受講者の最高のお手本となる。今回は午前中のロード班に引き続き、午後はピスト講座のコーチも兼任した。

 ※日本スポーツ協会公認コーチ
 ※長野県自転車競技連盟強化委員
 ※長野県代表チームコーチ

 

 

宮﨑 岳人(長野県代表総監督)

第51期競輪選手として活躍、引退後に長野県代表自転車チームの総監督ならびに、長野県自転車競技連盟強化委員長に就任。今年から長野県連盟主催のトラッククラブチーム「美鈴湖ベロクラブ」を立ち上げ、県自転車競技の底辺拡大と育成を行う。

 ※長野県自転車競技連盟強化委員長
 ※日本スポーツ協会公認コーチ

 

 

 

今後について

 

 

 

 おかげさまで2021年の美鈴湖自転車学校

トラック講座は、年内の開催が無事終了となりました。

今年も沢山の方に御参加を頂き、ありがとうございました。

11月で美鈴湖自転車競技場が冬季閉鎖となるために

これで4月まで美鈴湖自転車競技場を実走出来る

自転車学校を開催することは出来ませんが

昨年同様に、冬季のトレーニング講座なども

開催できればと思っております。

 

そして、来年も美鈴湖自転車学校に

御参加頂いた受講生の皆様が

気軽に参加できる大会・記録会なども

増やして行きたいと思いますので

長野車連のホームページや、当サイトで

情報を小まめにご覧いただきますよう

お願い申し上げます。

 

引き続き、長野県の自転車諸機関

ならびに、県サイクリストの皆様の

御理解・御支援と、温かい御声援のほど

宜しくお願い申し上げます。

 

 

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