第34回全日本自転車競技選手権大会XCCで沢田時が優勝
今年のMTB日本イチを決める「第34回全日本選手権」
先々週開催されたダウンヒル(DHI)では
女子エリート・女子ユースで長野県から日本王者が誕生したが
今週末は…
クロスカントリーショートトラック(XCC)
クロスカントリーエリミネーター(XCE)
の二種目が千葉県で開催。
地元滋賀県を離れ、長野市を中心に選手活動を行う
沢田時(TEAM BRIDGESTONE Cycling)が
クロスカントリーショートトラックで
終盤の混戦を制して優勝を果たした。
またこのレース、2位が北林力(白馬高出)
3位が宮津旭(長野県登録)と長野県関連選手が表彰台を独占
今大会2日間を通じて、女子カテゴリー・各世代別にも
長野県関連選手の活躍が目立った。
クロスカントリーショートトラック
男子エリートリザルト
優勝 沢田 時(TEAM BRIDGESTONE Cycling/長野市)
2位 北林 力(DreamSeekermtbracingteam/白馬高出)
3位 宮津 旭(PAXPROJECT/長野県登録)
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4位 山本幸平(Dream Seeker MTB Racing Team/松本市)
17位 野村 拓未(松本大学)
19位 竹内 遼(FUKAYARACING/飯山高出 )
大会全公式リザルト(PDF/JCF)
《男子エリート》
(参照:Youtube/サイクリストTV)
※クリックすると男子エリートレースから始まります。
昨年の全日本選手権シクロクロスで
織田選手との激しいデッドヒートを制して
4年ぶりの全日本シクロ王者を戴冠した沢田選手。
以降1対1になった時などの「競合いの強さ」は
非常に際立つ印象を受けます。
先週の飯山シクロクロスで
若手のホープ村上選手の挑戦を受けた時も
攻める時間・守る時間を含め
そのレースマネージメントは見事で
勝負どころでは一撃必殺の鋭さを見せるなど
卓越した試合巧者ぶりを感じました。
今週のXCCはLIVE中継で見ていたのですが
北林力選手とのマッチアップも去ることながら
北林選手のチームメイトの山本選手のアシストに
反応しながらも、それを冷静に対処して
1対1の場面でも、決して焦らず
相手に前へ出られても冷静で
勝負所での主導権を一切渡さなかった。
その走りは、全日本王者にふさわしい貫禄を感じました。
沢田選手は、おそらくこのあと
全日本選手権MTBクロスカントリー
シクロクロスの全日本選手権に
出場するかと思うのですが
気力・体力ともに充実し
円熟期を迎えようとしている
沢田選手の活躍に期待したいと思います。
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